何故、私たちは創るのか？（合理主義に対する戦い）

何でもかんでも、こうだ！と決めつけ、これが正しいと押し付ける合理主義的な考え。それに反抗する為に私たちは表現という武器を持つ。

合理主義というものに、納得できないから、私たちは表現を持って戦う。

真実は1つだけではないという事を知らせる為に、私たちは絵を描き、歌を作り、そして文章を書く。

表現する事を通して、私たちは合理主義的な世界と戦おうとしている。

これはこういうものだ！という事に納得できない。だから、私たちはその何処からも出る事の出来ないそのエネルギーを表現というものを使って外に出す。

私たちが信じているものは、迷信であり、真実とはもっと違う所にあり、その形態は多様であるということ。それを私たちは訴える為に今日もペンを持つ。筆を持つ。粘土を持つ。

私たちは世界に多様な生の在り方、美の在り方、多様な善の在り方を模索している。これと限定される事に私たちは耐えられない。だから、私たちは必死になって多様を求める。相対的あり方を求める。

こうだと限定された価値観の中で生きる事が苦しくて仕方がない。だから、私たちはその価値観を壊すべく、今日もこうして表現を続ける。

善は1つではない。生の在り方は1つではない。私たちはもっと自由であり、多様な在り方をしてもいいんだ！という事を訴える為に、私たちは表現を続ける。表現とは、私たちを包むこの合理主義的世界に対する戦いでもある。