「感謝の気持ちを還元したい」自己紹介とわたしのやりたいこと
こんにちは!Kiyomiya Mizuhoです。
SNSをきっかけにわたしのことを知ってくれる方が増えてきたのですが、「わたしはこんな人です!」とわかりやすく書いてあるものがないなと思ったので、自己紹介noteを書くことにしました。
よければお付き合いください。
活動の根底にある想い
社会人になってからは、人材総合サービス会社での法人営業、IT企業での人事採用担当、NPO法人でのWebメディア運営やイベント企画・SNS運用などの仕事をしてきました。
職種は様々ですが、根底に流れている想いはおそらく大学生のころから変わっていません。
「○○をしたい!」と具体的な職種や仕事内容に落とし込まれない、この漠然とした想いをどうにか叶えたくてもがいてきた、というのが近いです。
「人の可能性」と「環境」の関係に気づいて
大学では経営学部に在籍し、「人材マネジメント」という学問を専攻しました。そこで学んだのは、「社会や会社は、人の集合体なので“何よりも人が重要”」ということ。
そして、「同じ人でも、誰と、どんな場所で活動するか」によって、可能性が広がったり、逆に閉ざされてしまうことがあるということを学問的に知りました。
こう聞くと当たり前のことのように聞こえるかもしれません。でも、当時の私も知らないうちに、自分自身の可能性を狭めてしまっていました。
他にも「一般的」「当たり前」だと言われている道以外の選択肢を考えずに、これまで生活してきたと思います。
そんな時に大学で人材マネジメントを教えてくれた教授から、よく声をかけてもらった言葉がありました。
別の選択肢を提示し、なんども「大丈夫だよ」と背中を押してくれた教授のおかげで、今まで見えていなかった選択肢が私の目の前に現れました。教授の言葉で、未来がグッと広がって見えたんです。
そんな日々の中で、「同じ人でも、誰と、どんな場所で活動するかによって、その人の可能性が広がる」というこれまで学んできた知識が、事実として自分ごとになりました。
そして、このあたりから「人の可能性を信じること」「人の可能性が広がる環境を整えること」が私の人生の軸となり始めていきます。
いくつかの「生きづらさ」との出会い
大学を卒業後は、医療・介護業界の転職支援を行う職場で、法人営業として働いていました。
主に看護師さんの転職支援を行なっていたのですが、私が想像していたよりもたくさんの人が、新卒で入社した会社を2-3ヶ月で退職し、転職をする事実に直面します。
うつ病や適応障害と診断されていて、次の転職先が決まりづらい方。次の転職先でうまくやっていけるか不安で、転職活動に前向きになれない方もいました。
「大丈夫だよ」と軽々しく声をかけることもできず、入社してすぐに自分の不甲斐なさを感じました。
これまでの人生を振り返ってみると、他にもたくさんの「生きづらさ」や「マイノリティ性」を身近に感じていたことにも気がつきます。
そんな生きづらさを感じる瞬間にはいつも、「精神疾患で会社をすぐに辞めた人」とか「LGBT当事者」とか、その人たちをラベルで一括りにせず、ひとりひとりと向き合い、迎えてくれる人や場所があることも合わせて知ることができていました。
その温かさに触れる中で、私もひとりひとりと向き合い、迎え入れる環境を整える人になりたいと感じ、転職して人事の仕事を続けてきました。
多くの可能性をひらく活動を知って
人事の仕事をしていて、もちろん人と関わり、可能性が広がる環境を作っていくことにチャレンジできているのですが、「私のできることはこれだけなのだろうか」とモヤモヤした気持ちが少しずつ出てきます。
そんなときに出会ったのが、NPO法人soarというWebメディアを運営する団体でした。
soarは、病気や障害の内容、悩みや困難を紹介するだけではなく、ひとりひとりがどのように障害や病気と向き合い、その上でどのような生き方をしているのかについて前向きに発信しています。その姿がとても「かっこいいな」と素直に感じたことを覚えています。
どの記事も希望があり、未来があり、その中で共に生きていこうという力強さが伝わってきます。soarのやさしさの中には、しっかりと強さがある。生きる希望が見えました。
編集部員としてのボランティアから活動を開始し、徐々にかかわりを増やしながら、フルタイムにまでなりましたが、その後に妊娠が発覚。
細々と活動を継続していましたが、出産とともに専業主婦になりました。
自分の可能性ともう一度向き合う
1年ほどの専業主婦期間を経て、フリーランスとして人事採用の仕事に復帰。
仕事ができる喜びを感じていましたが、なんとなく「このままでいいのだろうか…」という疑問がわいてきます。
そんなときに、数年前から気になっていたSHElikesというオンラインキャリアスクールのことを思い出しました。
活動を調べていくと、Web関連のスキル習得だけでなく、毎月コーチングが受けられ、コミュニティへも参加できることがわかりました。
子育てをしながらの仕事は予想外に大変で、「仕事ができるだけでもありがたい」と自分に言い聞かせていましたが、これでは大学生の頃のように自分の可能性を自分で閉ざしていることになる。
子どもが大きくなってからを楽しみに待つのではなく、いまできることから自分の可能性を信じて、広げてあげたい。
そんな思いから、2021年9月末にSHElikesに入会しました。
やりたいことの再認識と新しいチャレンジ
入会当初はライティングの勉強をして、副業ライターになれたらと思っていました。しかし、受講をすすめたり、コーチングを受けたりするうちに、違和感を覚え始めます。
本当にわたしがやりたいことは、冒頭でも書いたこと。
大学生の頃からずっと変わっていないこの想いと、再度本気で向き合うと決めました。そして、2022年1月から4月までの間、ミートキャリアの養成講座に通い、キャリアカウンセリングを学び始めます。
約3か月間、実践ベースの学習を続け、現在は個人でキャリアカウンセリングの提供を開始するに至りました。
現在は、企業の採用担当として働きながら、個人でキャリアカウンセリングを提供しています。
目の前にいるその人との関係を大切に紡いでいく
「自分の可能性に期待して生きること」「未来に希望をもつこと」は誰でも簡単にできることではないくて。どうしても後ろ向きになりがちであったり、世の中になんとなく生きづらさを感じている人もいると思います。
わたしも生きづらさを感じているひとりです。
ちなみに、私は奇跡的に双子を出産しているのですが、その結果、思いがけず自分自身がマイノリティという立場になり、さらに多くの生きづらさを抱えるにいたりました。
それでも、情報を得ることや、生きやすい場所が増えることで、少しでも自分の可能性を信じ、そして未来に期待して生きられるような世の中になればいいなと考えています。
誰もが可能性を閉ざされずに生きていける社会を目指して、少しずつ努力していきたい。
今はそんな思いです。
そしてこれまで、生きづらさを抱えている人たちが真剣に生きることに向き合っているのをたくさん見てきました。その結果、私も自分の人生をどう生きるのか真剣に考えることになり、その中で一番救われたのは私自身であったと思うのです。
だからこそ、感謝の気持ちも込めて、今後もできることをひとつずつ積み上げていきたい。今、目の前にいるその人との関係を大切に紡いでいきたい。
今は企業の人事・採用担当、それからキャリアカウンセラーとして、できることを対応していく。そして、これから先、もっと自分のやりたいことが実現できる場所をみつけて、活動の幅を広げていきたいと考えています。
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