この世界について 〜自由〜
まず、この世界についてみんなに知っておいてほしいことがある。
それは、この世界なんてどうでもいいということだ。
別になんにも関係ない。
なんでもいいし、なんでもありだ。
極端な言いようだが。
本当はこの世界に正しいことなんてない。
誤ってることなんてない。
正義も悪も、正しいも間違いも、良いも悪いも。
これはこうだからとか、これが普通だからとか、
こうしなきゃいけないとか、こうじゃないとだめとか、絶対にこれが良いとか、
過去にこうだったからとかこうしてたらとか、
だれがどうとか私はこうとか、
だれにどう思われるとか、
ある種この世なんてどうでもいいし、なんでもいい。
本当は、この世界には、ただ色んなものが存在しているであろうだけだ。
そして、互いに、影響を受けたり、関係しあっているだけ。
見えるものも聴こえる音も、自分の気持ちも世の中の常識も、色んな人も動物も、変わらないとされてる法則も。
私達はただそれを、認知したり、感じたり、判断したり、考えたりしているだけだ。
そこに良いも悪いも本当はない。
実際あなたが感じている世界が本当の世界かなんてこともあやふやだ。
虫には違う色が見えてる。
鳥には違う音が聞こえてる。
あの人にだって違う味に感じてるかもしれない。
他の人の感覚とか気持ちなんて完全に分かることなんてないし、比べようがない。
例えば、実験で「科学的にあなたは今あの人と同じ認知をしています、味覚に関して全く同じ電気信号が脳に送られています、確かに同じ味覚を感じているはずです」なんて言われても知ったこっちゃない。
重力だとか色んな法則だとか科学だとか、
そういうことだっておおよそ人間がそうであろうと共通して認識してできることを見つけただけだ。
この世界は有なようであり、無なようである。
ただ、世の中にある色んなものは確かにあるっぽいし、私たちは確かに色んなことを感じたり考えたりするっぽい。
正解はないが、存分に、この世界を味わえればそれでいいのだと、私は思う。
無条件に、
既に、
ずっと、
私たちは、この世界は、
自由である。
ありがとうございます。