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泊まれる美術館「サンクチュアリコート高山」ミシュラン3つ星の美術館と合体!

行きたいけど、遠いな~。

飛騨高山の古い町並み、世界遺産の白川郷、最近SNSで話題の「モネの池」など。
つまり岐阜県。

そんな時に朗報が!

エクシブ、離宮、ベイコート倶楽部などのホテル事業やメディカル事業を展開するリゾートトラストが、新たなホテル「サンクチュアリコート高山」をオープンするという!

「今やー!」
早速プランを立て、2泊で行って来ました。

ベイコートクラス、全室スイートのラグジュアリー仕様。
美術館併設の、アートギャラリーリゾートホテル、まさに泊まれる美術館です!


⭐ミシュラン3つ星の美術館と合体したアートギャラリーリゾート


2024年3月25日、リゾートトラストが岐阜県高山市に「サンクチュアリコート高山」をオープンしました!

「サンクチュアリコート」とは、エクシブ、離宮、ベイコート倶楽部に続くブランド。

実は今後、2024年10月には琵琶湖、2026年には日光にもオープンする予定です。

「サンクチュアリコート高山」はリゾートトラストの中でも異色で、美術館と一体となったホテル。

飛驒高山美術館は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した美術館。

最初はその跡地に建ったのかな?と思ってました。

が、現地で聞いてみると、飛驒高山美術館の閉館が決まったのと、リゾートトラストが高山に新ホテル建設、という時期が噛み合い、美術館併設のホテルとなったそうです。

中へ入ってみましょう!
正面のガラス、鏡がまばゆ~い☆

この右のエントランス部分、好きだな~♪

両脇の柱のところにはガラスのアートが飾られています。
既に美術館の様相。

品格漂うレセプション。
日中は、人のいないタイミングがなかったのでこちらは公式HPから。
う、美しい。

サンクチュアリコート高山公式HPから引用

ロビー奥にはお洒落なバー。

その立地は、飛騨高山の連峰を望む高台。
このバーからも北アルプスが正面にお目見え。

最上階にスカイテラスがあるというので行ってみる。

雲多めの日でしたが、北アルプスの山々のパノラマビュー!

展望図だ!
※※岳、※※峰、※穂高と22個も連なってますよ~。

⭐全室、和モダンスイート


お部屋の入り口にも美術館さながらのショーケース。

壁の筆書きのアートが斬新です!

畳のベッドルームもジャポニズム!

お部屋にかけ流しの温泉があるのが最高!

黒いバスローブってなんか大富豪感すごくないですか?(笑)

和室もあって、このお部屋は5人定員。

⭐飛騨高山の名湯「美肌の湯」

お風呂はお部屋のかけ流しだけではなく、スパの浴場も。

飛騨高山の名湯「美肌の湯」

飛騨高山の雪解け水から生まれた、やわらかなお湯が特徴の温泉。肌がすべすべになる効果もあり、「美肌の湯」と呼ばれている。

北アルプスの渓流をイメージした、岩肌から水が滝のように滴る露天風呂。
岩清水の心地よい音。

こちらも公式HPから写真を拝借。
素敵でしょ?

サンクチュアリコート高山公式HPから引用

ブティックではみんなでお買い物。
友人がスーツを買ったりヘアアクセサリーを買ったり。

こういう時に買ったものってよく覚えていて、友人と会った時に
「あ!それ、有馬離宮で買ったやつね!」
「芦屋ベイコートで購入した限定品の!」
という感じで思い出のひとつになっています。

ブティックの手前にあるお部屋が気になり、見掛けたスタッフさんに聞いてみると、レクリエーションルーム?のようなもので、
「ご覧になります?」
と。

「はいー!見せてください!」

なんと、このお部屋ではカラオケも出来ちゃうという。

⭐まるで宝石箱「飛騨高山美術館」


ミシュランに、美術館の格付けがあるとは知らなかったです。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得していたという「飛騨高山美術館」。

サンクチュアリコート高山の宿泊者はルームキーで入場出来、無料で観覧が可能です。

美術館入り口には石像と噴水。

左はベートーヴェン展のためのニーチェの泉に設置された1対の石像。
1902年頃にオーストリアで制作されたものだそう。

当時4体あった立像のうち、世界で現存するのはこの2体のみ。

右の、噴水、これがかなりの値打ちものだと聞きました。

「シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水」

1926年10月1日、パリのシャンゼリゼ通りに作られたショッピングアーケードに1対で設置されたルネ・ラリック作品。

第二次世界大戦でパリも爆撃を受け、戦後ショッピングアーケードの取り壊しと共に行方不明に。

それが、1980年代、パリ郊外で偶然発見され、この美術館に所蔵されていたそうです。

この噴水、20分ごとに水が流れるんです。
見に行きましょ!

あら、想像してたのと違う「雨系」ですね?

パンフレット(左)と同じアングルで撮ってみました。
いかがっしょ?

素人目には、被写体の全体像を撮りたくなるものですが、プロの技は違いますね。
ふむふむ。

所蔵されているのは、アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス工芸や家具など。

それらのアート作品はもちろん、展示室そのものが美しい!

展示室1
ガレの社 アールヌーヴォー

なんてステキ!

展示室2
うつろいの間

展示室3
アール・デコのガラス工芸品

展示室4
アートラウンジ

展示室4
光のギャラリー

元々、飛騨高山美術館にあった所蔵品を全てリゾートトラストが買い取り、展示しているそう。

さらに、倉庫にはまだまだ沢山のアート作品があるらしく、行く度に違うものが見れるかもですね!

⭐飛騨の特産を味わいつくす!


1泊目の夕食はイタリアンレストラン「OZIO(オッツィオ)」

こんな素敵なカップルシートで、と言いたいけど・・・

私達は10人の大所帯!

テーブルセッティングがビューティフォー!
まずはシャンパンで乾杯!
私はお水が一番!

🔶始まりの一皿
🔶クリアウォーターオマールと岐阜県産イチゴのコンビネーション
なめらかな根セロリのクリーム ルッコラ風味のクスクスのサラダ
オシュトラキャビア 温かいビスクと共に
🔶蝦夷鮑のタリアータと飛騨コシヒカリとタケノコのリゾット
山菜のフリットと焦がしバター香る肝のソース
飛騨山椒風味の卵黄ソースを添えて
🔶アイナメのソテーと春キャベツと蛤のソース
春を彩る野菜と野村農園のハーブとエディブルフラワー

🔶優しく火入れした北陸産アオリイカとブロッコリーのパスタ
カラスミを添えて
🔶飛騨美濃特産名人が育てた飛騨牛の低音ローストと人参のピュレ
ハーブ香るソース 生胡椒を添えて

飛騨牛、美味しかった~!

🔶柑橘とショコラのコンビネーション
グランマニエのソルベとアールグレイのソース
~アール・ヌーヴォー~

2日目の朝は、日本料理「飛匠」の和朝食膳。
手書きメニューが可愛いですね~♪

飛騨高山高校の生徒さんが作ったというベーコンや岐阜県産紅色卵の出汁巻きなど、飛騨高山の新鮮食材がいっぱい!

名物ほおば味噌焼きが美味しかった〜!

2日目の夕食は、同じく日本料理「飛匠」

🔶トリュフコロッケと清見キュルノンチュエの生ハム
北陸の南蛮海老と美濃有機林檎酢を使ったジュレ
高山の肉厚椎茸とあいち鴨ロース煮
🔶鮑と岐阜県産紅色卵の牢張り蒸し
四万十源流の川海苔(せいらん)

🔶更紗トラウトサーモンと天婦羅
富山の郷土料理「さす昆布締め」

🔶石川県産ふぐ香煎揚げ ふぐ皮唐揚げ
🔶飛騨美濃特産名人が育てた飛騨牛炭火焼
国産筍バター焼き 飛騨山椒ソース

🔶「和」のおこげ紅ずわい蟹の餡
「香の物」うら田の伝統漬物
🔶渡辺酒造の甘酒ムースと飛騨牛乳アイス
岐阜県産の苺とソース

とりわけ、おこげが最高!
これ、また食べたい!

3日目の朝食は「OZIO(オッツィオ)」で。

エッグベネディクト、パスタサラダ、フレンチトーストなど、ホテルでこそのリッチな朝食!

⭐リゾートトラストの快進撃!


私がリゾートトラストの会員権を購入したのは、約15年ほど前。

それ以降にも新しいホテルが次々にオープン!
何度か新しい施設へと買い替えて来ました。

リゾートトラストは、2024年3月期の連結決算で、経常利益が前期比65%増の218億円と過去最高!

2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったそうです。

「サンクチュアリコート」シリーズの会員権の販売が好調なことも要因だとか☆

ハワイ・ホノルルの高級リゾートホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」も2014年、3億ドル(約306億円)で買収。

「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が横浜ベイコート倶楽部とツインタワーでオープンしています。

私は、リゾートトラストがホテルをオープンすると、そこに何度も行くことになるため、周辺の観光地を巡り、詳しくなっちゃいます。

琵琶湖と日光のオープンも楽しみだな~♪

次週は飛騨高山で巡った観光スポットです。

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