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怒りに対する行動の変遷と「共感」について

こんにちは、みつまめです。

久々に激しい怒りを感じました。
怒りの後の行動がいつもと違ったような気がしたので、記録として残しておきます。

以前書いた「怒り」についての記事


今回「怒り」のトリガーとなった出来事

今回の「怒り」の発端は、他部署のMTGでのやり取りが漏れ聞こえてきたこと。

具体的に聞き取れたのは、ミスが多発していることについての、メンバーの言い分。
彼女たちによると

・業務の〆切を超過しているのは、ミスが多発し、修正の手間が発生したから
・ミスの原因は「◯◯部(うちの部署)に頼んだから」「クライアント側がうちに渡した情報が間違っていたから」
・ミスはどうすれば減るのかについては、「初めて頼んだから慣れていないのだと思う」「(うちの部署が)慣れればミスは減る」

思い出して書き起こしているだけで、またイライラしてきました。苦笑

なお、そもそもうちの部署が今回の業務を受けた背景と実情

・他部署に陽性者が出て、明らかに業務が回っていなかったので、他部署の回っていない分を申し出て引き受けた
・引き受けた後、他部署から引き継ぎもフォローも一切なく、うちの部署が業務に当たって必要な情報をかき集めた
(一切把握していない資料やリストが大量に出てきて、しかもそれらの整合性がないというカオスな状況)
・クライアントの資料の誤りを指摘したのはうちの部署

うーん。書いているだけでさらにイライラします。苦笑

他部署の問題点を俯瞰してみる

他部署のマネージャーがメンバーの状況を正確にキャッチアップ出来ていないのが、そもそもの原因ではあります。

ただ、そもそも彼女たちの姿勢や、報告の仕方にも大きな問題があります。

・上長や関係各所に一切の報告も相談もなく、〆切を無断で超過している
・ミスが発生したという事実やその内容について、うちの部署には一切共有がされていない。
(うちの部署のどこに問題があってミスが発生したのか、振り返りや改善が出来ない)
・ミスの内容や原因について、うちの部署に確認もなく、部署内で精査もせず、「慣れの問題」で片付ける
・初めてうちの部署が担当したと分かっていながら、渡したデータを一切チェックせず本番環境に反映した
・うちの部署が見つけた資料の不整合について、クライアント確認を怠った

ちなみに過去の記事に何度か登場した、業務の属人化大好きな「不毛さん」が主なメンバーです。
ほんとこの人たちと仕事したくない…。


怒りを感じたポイントと対処方法の変遷

以前の記事にも書いたように、私の怒りのトリガーは「仕事に対する無関心さ」です。

うちの部署やクライアントが悪い、と言い訳をするメンバー態度の裏には、「無関心」があります。
無関心故に、自分の担当業務にすら無責任で、自分の手から離れたことには一切関与しない。
担当業務が遅れるとどんな影響があるのか?にも興味がないわけです。

これまでの「怒り」の変遷と、今回の対応

これまでの復職日記を振り返ってみたら、私が「怒り」に翻弄されてきた歴史が克明に記録されていました。
怒りに翻弄された後、激しく自己否定をしてみたり。
怒りを抑えきれずに刺々しい言葉を放ってしまったり。
徹底抗戦だ!と揚げ足取り(攻撃)をしてみたり。

※対象記事は末尾にまとめてリンク貼っておきます。ご興味があればご覧ください

ここ最近はふと冷静になり、対処できる事例が出てきていましたが、冷静になれたきっかけがいまいち分からず再現性がない、と悩んでいました。


ところが今回は、怒りの感情に呑まれる前段階で切り替えができていました。

怒りを感じる
  ↓
他部署のマネージャーの様子がふと心配になる
(そういえば先週、ストレス性のじんましんで休んでたな)
  ↓
他部署MGRの個人チャットへ連絡
「さっきのやりとりちらっと聞こえちゃった。正直呆れちゃった。いまだにあんな下らない言い訳するんだね。」(要約)
  ↓
他部署MGRの愚痴にしばしお付き合い
  ↓
部署間関係者でのMTG打診
  ↓
MTGのスケジューリング

「怒り」を察知した後、他部署MGRの様子が気になり声をかけた後、多少建設的な方向へ持っていけた、というのが大きな変化だと感じています。

私の中で何が起きていたのか

今回の私の中で切り替えのポイントになっていたのが、他部署マネージャーの様子が気になった、という事。

何故「怒り」の直後、 「心配」に切り替わったかというと、他部署マネージャーの姿に自分の姿が重なったからです。

どんなに言葉を尽くしても、伝え方を工夫しても、元々相手が無関心なので、意図が全く伝わらない状況。
他部署マネージャーの状況に、以前マネージャーに就任したばかり私の状況がオーバーラップしました。
メンバーの無関心からくる不安感、孤独感、虚しさは、私が適応障害に至った原因でもあります。
私と彼は全く違うタイプではあるけど、無関心なメンバーの言い訳ばかりが飛び交う状況は、相当辛いのではないかなと思い至りました。

この時点で「怒り」は「心配」に完全に切り替わって、そこから進んで愚痴を聞く、という行動を取りました。

「共感」で怒りを打ち消す事が出来るのかもしれない

「共感しやすい」というのは私の特性の1つでもあります。
(HSS型)HSPなのかもしれない、と思っていた時期もありました。
他者との境界が曖昧(過剰に共感してしまう)、というのは躁鬱人の特徴にも当てはまるようなので、どの傾向なのかはいまいち分かりませんが。

共感しやすい一方で、「共感」というのは私が勝手に感じているだけであって、他人が私と同じ感情を抱いているわけではないし、押し付けてもいけない、と言うことも理解してます。
(理解というか、自他の線引きのために自分に言い聞かせている感じかな)

「共感」も「怒り」も全て私の中で起こっていること。
かつ、割と相反する感情でもある。
上手く使えればコントロールが出来るかもしれない、と感じています。

怒りを起こさせた相手に対する共感…はかなりハードルが高いので、間接的に共感できそうな相手に対して、自ら共感しに行ってみる、といった事なら出来そうな気がしています。

ただし、共感の末「怒りが増幅される」「一緒に辛くなる」とならなかったのは謎なので、自滅注意ではありますが。

相変わらず感情のコントロールはまだまだではありますが、起きた感情に対しての対処は少しずつ掴めてきた気もします。
このまま成功体験を重ねられたら、もう少し自信が持てるようになるのかな。

復職して1年。まだまだ模索は続きます。

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私の「怒り」の変遷
ここまで克明に記録されていると、振り返るのに大変便利でした。
徒然スタイルを貫いてきた自分、グッジョブ。笑

振り返ると、同じ人に、同じような理由で怒ってました。根本的に合わないんでしょうね。

「怒り」から感情が乱れ、仕事休む程落ちてしまったあたり

「怒り」には気づけても冷静にはなれず、まだ翻弄されている

「怒り」に対して、ふと冷静になれる兆しが出てきた

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復職日記はこちら

自分改革の様子


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