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★連載18★人生の転機を経て
私は人生の大きな転機と感じる事があり、その時、自分の人生について、深く、真剣に、色々と考えました。
今までの自分の人生
今までの自分の仕事
今までの自分の生活
深く、真剣に。
本気で考えました。
20年以上働き続けた仕事。今は向き合う時間なのだと私は感じていました。
介護の表も裏も知った私。自分の考えてきた事、自分がしてきた事、自分が抱えてきた信念。それらを覆す事実。
そして、その覆す事実を目の当たりにして、自分の本当の気持ちというものを感じるようになったのです。
表も裏も、光も闇も体感した私。喪失感とか、絶望感などではなく、心の重荷が取れた、憑き物が取れた感覚すら感じていたのです。
そして、
どうしても、何か不完全燃焼のような感覚があり、何か別なもの、別な事、それらを見つけたくもなったのです。
そして私は、今までの施設で学んできた事、してきた事、問題だと感じた事を振り返っていたのです。
私は、本当に介護の仕事を望んで、やり続けていきたいのか?
そして、今までの介護の仕事を振り返り、私はどこの職場でどのような事を学んできたのかと書き出してみたくなったのです。
変に几帳面、変な所に拘る所がある私。ここから進んでいく事は、【記録】として残していく必要があるかとも感じていました。
そのお陰で、日記をはじめ、4年間の私の精神世界の探求は、パソコンにしっかりと記録されています。そして、今、大いに役に立っているのです。
最初は、今までしてきた仕事、20年以上続けてきた仕事は間違った選択であったかもしれないと考えてしまう事もあったのですが、子供が生まれて成人になるまでの期間、やり続けてきた仕事です。これには、きっと、意味があるだろうと感じたのです。
正確には、意味があると思いたい自分がどこかしらにいたというのが正しいかもです。
ある意味、自分を信じたいとも感じていました。
そこからのスタートです。
☆今までの職場を振り返ってみて
「この施設では、こんな事を知ったり、勉強をしてきた。こんな問題があったな。」
いくつかの施設で働いてきた私は、一か所ずつ、振り返ってみる事にしました。
頑張ってやったと思う事
ここで勉強したと思う事
職員の質やレベルはどうだったか
嫌いだと思う人
ムカつく人
問題だと思う事
施設でその職場で出逢った人の事も思い返したりもしました。色々な人と出会いました。
そりゃそうです。20年以上もいくつかの介護施設で働いてきたのですから。
人との出会いは、職員もそうですが、利用者である高齢者もそうです。そう捉えると、本当に沢山の人と関わりを持ってきたという事になるのです。
そして、色々と考えながら、良くも悪くも印象に残った人の名前や、その人の性格や、その人との出来事、その人に対する感情などを書き出してみて、気付いた事があったのです。
全ての職場で ”嫌だ” ”嫌いだ” と捉えた人ついて共通する事があったのです。
「どの人も、嫌な所が同じ…。」
この事に気が付いたのは4年前の事であり、スピリチュアルの世界を探求するきっかけだったのです。
私は、どの職場に於いても、同じような性格の上司に出会っており、その度に苦しい思いをしたり、辛い思いをしたり、最初は尊敬できる人と思っていても、いずれ嫌いになっている人が、どの職場でも現れていたという事でした。
どんな職場でも、苦手な人は必ず現れるのは承知の上での事だったのですが、なぜか今回の疑問は、私の心にひっかかったのです。
妙に自分の中に問題提起している感覚でした。
「そんな事、今まで何の問題にも感じていなかったのにどうしてひっかかるのだろう?」
自分よりも上の立場の人と、必ずと言って良い程。最初は可愛がってもらっている感じもし、色々と仕事を任されたりするのですが、褒められたりもしました。
その後、辛く当たられたりするようになるのです。仕事で大きな失敗をする事などなく、私は何ら変わらず接していましたが、難癖をつけられたり、私の成果を自分の成果として社長に報告をしていたり、嫌がらせとも取れるように相手にされるようになるのです。
相手がそのように接してくると、私も同様に、不快に思うようになり、嫌いになっていったのです。
そうなると、会話やコミュニケーションも避けるようになります。
上の立場の人ってそういうものなのかもしれないと思いつつも、いくつかの施設で働いてきて、それのような人と出会う事が偶然と捉える事ができなかったのです。
漠然とした感覚であり、どこでもあるからと片づける事が出来なかったのです。
最初の施設で管理職として働いていた頃から、実に10年あまり、今までいくつかの施設で働いてきて、同じ問題にぶつかっていた事に気が付いたのです。
「どこの職場でも、必ず居る人だから・・・」
もちろん、相手だけが悪い訳でも無い事を前提に捉えても、仕事運が無いからなどと片づける事が出来なかったのです。
再び転職しても、同じような事がまた起きるのかもしれない。と考えたら、原因があるのなら、知りたいという思い。
一体何が原因か???何か原因があるのか?もしかして、私に原因があるのか?疑問に思ったので調べてみました。
調べてみて驚き、答えだと感じる記事に出会ったのです。
『嫌いな人が、職場を変えても現れる理由』
検索をしてみた結果、その結果に辿り着く事できました。そして、その結果に驚きました。そして、納得もできた自分もいました。
☆鏡の法則
というページに辿り着きました。鏡の法則。
『それは、他人は自分の内側を映し出すというもの。自分が気付かない感情や抑えてきた気持ちを知らせるかのように、他人が自分の替わりに演じてくれてい』』
心理学的に、投影と同じものだも言われているようですが、私は心理学の視点ではなく、スピリチュアル的な視点でお伝えしていこうと思います。
☆『嫌いな人が職場を変えても現れる理由』
鏡の法則から、自分の内面と向き合う事となりました。私は、嫌いだと思う人に何を鏡のように映し出しているのか。
自分の思っている事を書き出してみました。
「知識も経験も無いのに、施設の管理者なんてやるな!」
「知識も経験も無いのに、現場の事、いちいち文句を言いな!」
知識も経験も無い人が施設の管理者だったり、経営者だったりしてきたのも、今までの不思議な偶然な一致でもありました。そして、現場の事を分からないのに、いちいち口出しをしてくるような人達でした。
私は知識や経験が無いと、管理職や施設の運営をやってはいけないと思っていたのです。
そして、更に深く自分とつながり、なぜそう思うのか?そこまで自分の感情を探りました。
『私の方が、知識も経験もあるのだから、あなたよりも施設長にふさわしい』
『私に資金があれば、知識も経験もあるのだから、あなたよりも経営者にふさわしい』
そしてそこから導き出された私の本当の感情と気持ちは、
『羨ましい』からの『嫉妬』だったのです。
本当は、自分も挑戦したかったのに、知識も経験も無い人がしているのが、『ズルい!』って感じていたようです。
そのように思っているのだったら、私はやれば良かったのです。
実際にそんな話もあったのです。
だけど、自信が無く断念。
大きな不安が押し寄せてきて断っていたのです。
そして、知識も経験も無い人がしているのを見て『嫉妬』
自分がしたくても出来ない事を、知識も経験も無い人がしているのを見て『嫉妬』している自分
やりたいのに出来ない事をしている人を目の当たりにしては『嫉妬』していたのでした。
この『鏡の法則』は驚くべき、私の知らない真実を語ってくれたのです。
そして、次第に関係が悪化していくと、会話もコミュニケーションも上手く取れなくなっていき、言いたい事が言えなくなり退職していました。
どの施設も、本当にそうでした。
1番大変だった時は、適応障害と診断されて退職した事でした。
身体的にも、精神的にも本当に辛かったです。
そんな事をここずっと繰り返して、やっと、私は自分自身と向き合う事になったのです。
この事をきっかけに、私は『宇宙の法則』と知り、探求していく事になるのです。
ここまでが、私のスピリチュアルの世界、精神世界の探求をする前の出来事でした。
こんな体験を経て、スピリチュアルの世界、精神世界に辿り着いたのです。
辿り着いて4年。明らかに自分の中が変わりました。感覚も感情も気持ちも、スピリチュアルの世界を知る前より、心も軽くなり、生きていきやすくなった自分を感じられるようになりました。
私のこの体験を伝える事で、少しでも、生きていきずらいと感じている人の参考になる事を祈って、この場をお借りさせて頂いています。
次回からは、『宇宙の法則』を私なりに解説させて頂こうと思います。
この記事に辿り着いたのも、偶然ではなく必然です。
少しでも、あなたのお役に立てたら幸いです。
一人でも多くの人が、最期まで自分らしく、幸せに過ごせますように
最後までお読み頂きありがとうございました
次回もお逢いしましょう♬
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