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オリジナルインクとチョコレート
文通相手の友人と、蔵前にあるカキモリという文具店へオリジナルインクを作りに行った。
店舗の2階にひっそりとink standという調色スペースがあり、そこで制限時間内に好きな色を作るのだ。
予約が必要なのでそこは少し手間だが、その分限られた人数でゆったりとした時間を過ごすことができる。
オリジナルインクの価格は1本5,500円、2本目以降は3,000円だ。
以前も一度夫と一緒にink stand
敢えて今アナログの手紙を。
万年筆やガラスペンで文字を書くのが好きなので、日記やスケジュール管理はスマホと紙を併用している。
実際に手で書くことで記憶にも残りやすいので私にとって紙の日記帳や手帳と筆記用具は欠かせない。
特にガラスペン。
万年筆も大好きなのだが、インクに浸けて使うガラスペンは何となく背筋が伸びる。
最近古い友人がガラスペンを買ったらしく、使う機会が欲しいとのことだったので文通を始めた。
彼女とはLINEでもや
手軽に使えるカチッとキャップ万年筆
はじめに
多くの万年筆はインクの揮発を避けるためにネジ式のキャップを装備している。
書く前にキャップをくるくる回して開けるのも趣深いのだが、実用的かどうかを問われると少し言い淀んでしまう。
ほとんどのボールペンやシャープペンシル、鉛筆はワンアクションで書ける状態になるのでやはり手軽なのだ。
では万年筆はどうか。
あるのだ、万年筆にも。ワンアクションで使えるものが。
今回は日常使いで便利な「カチッ
トラベラーズノート連結帯使わない組
連結帯、使いづらくない?
トラベラーズノートを手帳やノート代わりにしてからもう何年も経つ。
レギュラーサイズとパスポートサイズ両方使っているが、初めはリフィルを複数冊挟む際に連結帯を使っていた。
ただこれがどうにも都合が良くない。
おさまりも悪いし、3冊挟もうもんなら真ん中のリフィルが飛び出て見た目も悪い。
リフィルの入れ替えももたつく。
何とかならんか、と思っていた時にリペアキットの存在を知っ
ウォーターマンのカレンが良かった話
現代万年筆の祖であるウォーターマン。
今までこれだというインスピレーションが湧かずに手を出したことがなかったのだが、今回初めてウォーターマンの万年筆の購入に踏み切ってみた。
モデルは「船」の名を持つ『カレン』のブラック&シルバーDX、細字が好きなのでニブはFにした。
海外の万年筆だが字幅が太すぎるということもなく、米粒のような字を書く私でも安心して使える。
カレンは三日月みたいな形をしたインレイ
「秘色」というインク
京都の文具メーカー、TAG STATIONERY。
可愛らしいインク壺や色墨が目を引くが、こちらのオリジナルインクがどれも良い色でたまらない。
特に好きなのは「秘色」(ひそく)という淡いブルーにグレーと緑が混じったようなインクだ。
秘色というのは青磁の色合いを指す言葉だという。
ただのグレイッシュブルーではない、神秘的な色だ。
おすすめして品切れになるのも嫌なのだが、このインクの良さを広めたい