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野阪 拓海
2017年8月30日 23:22
微かな希望を込めて、名前をつけずにいた関係にやっと終わりが来た。なんにも悪いことなんてしてないのに、どこか後ろめたい気持ちになったのは、自分でも正しくないって気付いていたからだと思う。終わったことを「間違い」だなんて思いたくはないけれど、無意味に傷ついて、無意味に傷つけたような気がしたのも事実だ。僕らは先の見えない不安に押しつぶされそうで、それをかき消すために必死で笑おうとしていたのかもし
2017年8月26日 00:53
「教育において一番大切なことは尊敬だ」これは教育について語るとき、僕が必ず言うことである。尊敬とは、ありのままのその人を視ること。他者との対等な人間関係を築く上での必須要素であり、多くの人々が忘れていることでもある。参照:管理職は単なる「小言のうるさい姑」になってはいけないかなり平たく言えば、偏見持たないことになるのだが、そう容易いものではない。僕たちは知らず知らずのうち、様々な偏見を
2017年3月30日 21:25
23歳を迎えたとき、今まで経験したことのない「何か」を感じた。切迫感と言っていいのか、責任感と言っていいのか。その感覚にしっくりくる名前はまだ見つからないけど、22歳までの僕とは明らかに違う、新しい僕が生まれてきたような気がした。大人になる、ということなのだろうか。23歳といえば、世間的には社会人になる年齢だ。僕は浪人と休学を1年ずつ経験しているから、あと1年は学生という身分から卒業しない。だ
2016年12月25日 17:40
日常を過ごしていて、生きづらさを感じる人たちがいる。かくいう僕もそのうちの1人だ。小学高学年あたりから、もやもやとした違和感があった。それは歳をとるにつれて、より確かなものとなっていった。用もないメールやめんどくさい連れション、意味の分からない若者言葉、軽い詞しか歌わない人気の歌手、急に分かったように聴きだす洋楽、つまらない芸人しか出てこないTV番組、かわいい女の子がたくさん出てくる深夜ア
2016年12月15日 00:23
どこの職場でも多かれ少なかれ先輩方の言っていることがそれぞれ違ったり、あるいは、一転二転したりなんてことはある。そんなことに振り回された人は当然のごとく腹が立つものだが、腹が立つという感情を抱いた時点で成長は止まるだろう。僕がいま勤務している職場では、人によって言っていることがてんでバラバラで、それに怒って辞めようとした人が居る。その人のことを職場の尊敬する先輩に話すと、面白い答え
2016年12月12日 16:14
僕は未だに高校時代の親友ほど最強な女を見たことがない。僕が軽音楽部に入部して二日目、僕はギターボーカルをやりたいと言っていたので、とりあえずギターを練習していた。その時たまたま、一緒にギター教えてもらうことになった女の子。若干ケバケバしくてやかましくて、「苦手なタイプだなぁ、話しかけてこんといて欲しいなぁ」なんて思っていた。そんな願いも虚しく、案の定、彼女は僕を見るやいなやすぐ