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企業理念を考えるということ [就活]

今日も1日お疲れ様でした、自分と画面越しのあなた。そろそろ2020年のまとめ書きたいな〜と思いつつ、今日は就活のことを書く。


最近「弊社の企業理念を具体的に考えてください!」みたいなインターンがあった。(意外とこういうのって良くあると思うけれど)
別にこういうインターンが嫌とかいう話ではないのだが、(そう何回も参加すれば飽きるかもしれないが)企業理念について深掘りをするとなぜかnoteのことを思い出す。1人1人の考え方が結構違っていたりして面白く、着眼点の多様性にある種の感動を覚える。

どの意見も的外れに聞こえることもなく、どの意見も全く同じではない。

企業理念について深く考えることは企業を選択する上でやっておいても良いことの1つくらいに考えている。ただ考えるタイミングは、人事の人の話(説明会のような)を聞く前が良いだろう。先に会社の人の(人事として登場してくる人はやっぱり心なしかビジュアルも良い気がするし花形社員のオーラを纏っている)説明を聞いてしまうとなんというか固定観念が生まれてしまう。

何も知らないまっさらな状態で会社を知るための1歩として企業理念の意味や具体性について考えれば良いのではないだろうか。

そして時に説明会等で人事の方の話を聞くと、自分の企業理念に対する考え方とは全く違う話をされたりするわけで。会社の方向性が全く違ったりするわけで。(こういうのもミスマッチの1つのような(?))
もちろん全く違っていた時の方が単純に面白いのだが....。就活としては前に進めてはいないということになる。

そして1番恐ろしい、というか複雑な気持ちになるのが自分が考えている以上に企業理念の広がり方が壮大だった場合である。
企業によって理念の抽象さや簡潔かどうかは様々であるが、抽象化されているとほど恐ろしかったりする。

この「恐ろしい」には色々な意味があって、
・単純に壮大すぎてあまりにも非現実的
→これは社員の皆様が本当に実現できると思っているのか?と疑問符が.....。
・言い方は悪いがあまりにも胡散臭い
→特にベンチャー企業でこれを感じるのでやっぱりそういうところでも「合う」、「合わない」というのはあるのだろう。外から見たら一見キラキラしてそうなのに中身は....という感じだろうか。
・世界平和
→流石に見えてこない....。
・頑張る、努力する、積み重ねるみたいな
→差別化がはかりづらい
・個を生かす、など「人財」を大切にする
→個性がなくて埋没してしまうことは「悪」なのか?
・働くことを〜〜する、みたいな(楽しむとか)
→こういうことを言っている会社の評判を調べると案外ブラックだったり(そんなに評価が高くなかったり)する

などなどだ。同じ志を持った人と働きたいならば、企業理念にどの程度共感できるか?ということも大事なんだろうなぁとは思う。

案外企業理念が良い!!と思えた会社ほど他に魅力を感じないポイントがあったりして難しいわけだが....。


「自分に合う会社の選び方」というのが奥深すぎて(?)考えることを楽しんじゃっている感がある。せっかく就活をするならば、とことん自分と向き合ってやっても(?)良いだろう。

きっといつかは向き合わなければいけないのだから。


そんなわけで今日は終わり。
ちなみにnote株式会社の企業理念、というかミッションは "だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。" らしい。

確かに続けやすい環境は十分整っている気がするが、はじめるっていうのはどうなんだろうね。コロナがなければここまでnoteが有名になることもなかったかもしれないし(?)
誰かに何かを始めることを促すというのは.....時と場合によってはすごくハードルが高いことなんじゃないかなぁ。


そんなことを考えながら、私はこれから講談社のインターンのアーカイブを見るわけです。


ではまた。