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『さよなら願いごと』 (大崎梢 作) #読書 #感想

あらすじ(Amazonより)

三人の少女をつないだのは、町であったという殺人事件。置き去りにされた謎を追いかける彼女たちに、危険が迫る。夏休み。悪意が自分に向けられるとは、想像もしていなかった──。鮮やかに紡がれた、著者史上、最高濃度の長編ミステリ!

本の感想をnoteで書くときに、画像はなるべくその本の表紙に近いものを選んでいる。ゆえにこの本の表紙は「ツユクサ」だ。そして、その上には1人の制服を着た少女が載っている。

表紙の明るさというか あたたかさというか ほんわかさに反して、小説の中身は重い。奥が深いミステリーというよりかは、「冤罪」という重さがある。

伏線が何重にも何重にもある上、章ごとに登場人物が変わるので(しかもほとんどが学生で)名前もこんがらがる。

なので正直いうと、この本はオススメしない。久しぶりに読み終わったときに、本に対して「おもしろくなかった」という感情を抱いてしまった。

文章がダメというわけではないが、伏線が回収しきれてない感じがする。どんどんどんどん話が広がっていき、犯人がわかると思いきやなんだか広がったまま終わるような感じがする。
もちろんハッピーエンドで後味が悪いというわけでもないのだが、「読み切ってよかったな〜」という感慨深さもない。





おもしろくなかったがゆえに感想が短くなってしまったので、困った時のClubhouseのおはなし(笑)

最近毎日定期的に配信してくれている方の話を聞くことを習慣にしている。何かを習慣にすると(note毎日更新もそうだが)なんとなく日常が豊かになるような...?リズムが整うことがちょっとしたシアワセを生んでいるような気分になる。

だがClubhouseは良いコンテンツほど深夜に配信しているのが少し残念だ。(芸能人は昼間より夜が圧倒的に時間があるというのもあるが)
「Clubhouseのせいで睡眠時間減少中....」という著名人も少なくないらしい(笑)

なら昼間に配信してほしい。落合さん古市さん、よろしくお願いします。




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