【恋愛小説】㊶最初の恋人 最後の恋人 〜おたま攻撃~
妹は、昌人に何も知らせず彼女に別れ話しをさせようとしたことが気に入らない。
自分が彼女の立場なら、耐えられない。
と訴えた。
「そうね、でも、何が気に食わなくても、ご飯はちゃんと食べなさい。誰の為に作ってると思ってるの。」
妹は素直に母に謝った。
「で、達也は誤解だったってわかったのよね。ちゃんと彼女さんに謝ったの?」
「おばちゃん、それはちゃんと謝ってくれたよ。彼女も許してくれたし。」
昌人が答えた。
「じゃあ、とりあえず、全て丸く収まったわけね。昌人くんも別れず済んだって