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将来への投資に必要な三種の神器

あなたは、自己投資と聞くと何を思い浮かべるだろうか。
資格? 資産運用? ノウハウの蓄積?
人によって、この答えは異なるだろう。だが、それらよりもずっと重要なのは、次の3つだ。

・柔軟な思考
・軽快なフットワーク
・人脈

まず、柔軟な思考とはそのままの意味で、固定概念に囚われない発想ができるかどうかだ。
これができなければ、今後起こりうる社会構造の変化についていくことは難しくなるだろう。

というのも既存の企業では、すでに後継者問題などから事業撤退を計画しているところが増えている。特に、製造系の中小企業に至っては、当該問題が顕著になりつつあり、人知れず幕を閉じている会社も多い。
それもそのはずで、ベンチャー企業の起業者の多くは10代~30代が中心となっているが、製造系企業の多くは我々が団塊世代と呼ぶ60代以上の先輩たちが創業した会社が多いからだ。

発展していくIT技術がさらに進化して、社会の中で一定のポジションを確立した場合、良くも悪くもそれに影響される関連企業は計り知れない。

凝り固まった思考をしたままでは、その時になって初めて自分の身の振り方を考えることになる。けれど、その時が来てからでは、時すでに遅しだ。
今の自分で何ができるのか、それは会社組織に属する自分という枠組みを外して考えてみると、見えてきやすいだろう。

軽快なフットワークという点についても、たとえ柔軟な思考を持っていても行動に移せなければ、全く意味がない。それこそ、その柔らかな頭脳という宝を持ち腐れていることになる。
行動をするには、何をどう考え、何を取捨選択するかといった思想が大切だ。そして考えたことを現実のものにするためには、行動を起こすことが大切。

それもただ闇雲に行動するのではなく、必要な人、必要な場所へと軽くステップを踏むかのようにして、自分の意識と身体をシフトさせていくことが重要になる。

最後に、人脈。
これはすでにある人脈だけでなく、新たな人脈も含む。
ビジネスはもちろん、人は誰かと関わることによって生きていける。そこには、人の気脈というものが必ず存在している。自分の理想──あるいは目標──を実現するには、独りきりで成し得ることはとても難しい。いや、独りきりでできることではないといったほうがいいだろう。

上述のフットワークでも触れた『必要な人と会う』ということにおいても、それはいえる。
もともとの人脈のなかに、目的達成に繋がる誰かがいるかといえば、いないことが多い。そんなとき、人との繋がりをたくさん持っておくことは、必要なときに最適な人と出会いやすくなる。

それは、他の誰が気を利かせて紹介してくれることもあれば、自己発信して巡り合えることもある。そこには、必ず"誰か"という存在がいる。
twitterなどのSNSであれば、フォロワーのタイムラインに流れてくることもあれば、その逆もあり、はたまたハッシュタグで出会いを求めたりといったこともある。

フレキシブルに思考を活性化させ、様々な人と出会い、周囲の環境を整えていけば、描く未来はぐっと身近に引き寄せられるだろう。

なぜなら、歴史を見ても、その時々で名を馳せた人々は、紹介した3つを持ち合わせていた人ばかりだからだ。

あなたには今、どんな神器があるだろうか?
もし、今の段階で足りないものがあるのならば、今から意識していけばいい。焦らずに着実に、手にしていこう。


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