見出し画像

「じぶんを大事にする」プロジェクト③ ~全力のコーヒーブレイク~

「え、なんか優雅に過ごしてる・・・」
昨夜ワクチン接種後、
超速で帰宅した夫が私に向かってかけた言葉。

あと20分で子供たちを寝かしつける
(っていうか、私もそのまま全力で寝ますがね、21:00に)
その直前に珈琲を飲む私を見たんですね。

これまで、家で飲む珈琲って、
私にとって多くの場合は
メインタスクがあって、その傍らにあるものでした。
おともになるお菓子とかも、
1~2かけら片手でちょっとつまんで、
空いた指でキーボード打ちつつ、みたいな。

ところが、つい先日。
お風呂、夕食、食器洗いに洗濯物干し…という
毎晩の怒涛のルーティーンが珍しく早く終わり、
「じゃ、珈琲でも飲むか」と、
ハンドドリップして、クッキー片手に一息ついたんですね。
そしたら・・・
「あ、私こういうの求めてた」って。
すごくいい時間だったわけです。
というか、「こういうの求めてた」ということすら
気づいてなかった。

早く子供を寝かすことに一生懸命で、
走り抜けて一日を終える感じ。
一秒でも早くベッドに横たわることが
母としての一日の成功、とでも思っていたのかも。

でも、一日の合間や最後のコーヒータイムは、
ダッシュしている自分を労わり、励まし、
まさに「句読点」をつけてあげる効果があるって、
いまさら本当の意味で気づけたんですよね。
私はいつ自分を「よしよし」ってしてあげてるんだ?って。
コーヒー一杯を味わう時間くらい、
自分に与えてあげようよ、って。

それ以来、意識して、
「おつかれー!!!」とばかりに
コーヒーブレイクを1日1~2回とるようにしています。
しかも、全力でその時間を味わうようにしています。
この「全力で」がポイントです。
ひとかけらのクッキーでさえも、お皿に乗せて。
深呼吸を忘れずに。

私は「丁寧に暮らしたい」わけではない。
「自分を大事に」したいだけなのです。
散らかった部屋でもいいから、
コーヒー一杯分自分をおもてなしできたら、
それだけでずいぶん
元気を取り戻せるんじゃないかな、と思うのです。

この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

最後までお読みくださりありがとうございます。SNSで感想・シェアを頂けたらとてもうれしいです(必ず読みに行きますね!)。いただいたサポートは、noteコンテンツにつながるような書籍購入に使わせていただきます。これからも気軽に遊びにいらしてくださいね!