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努力は夢中には勝てない〜Play first〜

「努力は夢中には勝てない」
趣味でも、仕事でも本当にそう、納得しかない言葉です。これは『論語』の言葉「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」を訳したものだそうです。

物事を理解する者は、物事を好んでいる人にかなわない。
物事を好んでいる者は、物事を心から楽しんでいる人にはかなわない。

「好きこそものの上手なれ」でしょうか。
私は、マインクラフトやレゴは、ご飯や寝るのも後回しで夢中でやっている11歳と6歳に全く勝てません!

歴史でいうと、出世のために南極大陸を目指した軍人のスコットと、根っからの冒険家のアムンセンのお話もそうですよね。(悲しい結果となるスコットは、得意な人の力借りたらよかったじゃん!と別の観点での理由もありますが)

そんな当たり前のことを今さら書くのは、大人になると落とし穴があるからです。それは・・

忙しいを夢中と勘違いしちゃう

そう、自分の経験では、乳幼児の子育てしながら、通勤してフルタイムでの仕事をしていた頃。駅までは必ずダッシュし、分刻みのスケジュールをこなしていると、「やってる感」がめちゃくちゃありました。
でも、ふと仕事の中身を考えると・・これ、夢中でやってるというより、単に終わらせたいだけ?更にいうと、私のやってるこの仕事ってそもそも必要?💦と気づいたり。。

アクティブ・ノンアクション」(不毛な忙しさ)という言葉があります。
特に、能力が高くって、周囲の人から引っ張りだこな人や、子育てと仕事をどちらも毎日がんばっているワーママ(ワーキングマザー)やワーキングファーザー。
そんながんばっているみなさんこそ、分刻みのスケジュールになってしまいがち。そしてそれをこなすことで「やってる感」はあるけれど、自分の「夢中」が後回しになってしまいます。

日常から離れ好きや夢中を感じる

本当に「夢中」なこと、「好き」なことってなんなんだろう・・
ふと立ち止まって考えたり、少し回り道をしたり、ちょっぴりいつもと違うことをしたり、違う人と出会ってみる。
そうやって日常の「アクティブ・ノンアクション」から離れると、自分の「好き」「夢中」を感じやすくなります。

特に仕事から少しの間、離れられる時が「夢中」を感じるチャンス。この4月から男性の育休取得の意向確認も義務化されますし、男性も女性も、育児休暇や子育てをきっかけに、自分の「夢中」を考えてみると、今後の生き方やキャリアの大きな転換期になるはずです!

Play first 遊びから始めよう!

子連れMBAでは、6年前、関西の育休者から活動スタートした時から「面白いことをしよう!」→ 今ではちょっぴりかっこよく「Play first (遊びから始めよう)」を掲げています。

振り返るのにはなかなかいい言葉だな、って思っています。
子連れMBAではメンバーの行動指針が5つあるのですが、どれも結構お気に入りなのでこれからご紹介していきます。
あなたの毎日がちょっぴり変わるきっかけになりますように!

そういえば近々、講師やりますので、日常から離れるきっかけのひとつとして、ぜひ遊びにいらしてください😆(実は会計・ファイナンスがひとつの専門分野)


今日の投稿のタイトル、こちらの新里さんのつぶやきを見つけ大共感したので、深堀りして書かせていただきました。毎朝ハッとする投稿をされていて私も大ファンです!🔽

#私の仕事 #オープン社内報

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