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もしも探偵に『メモのエビデンス』を加えたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【まえがき】
この記事の内容
『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?
※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。
【探偵のご紹介】
念入りな調査をする探偵。
今回はこの自己啓発を加えてみましょう。
【加える自己啓発はこちら】
✅ 【メモで記憶して、必要な時に必要な知識を使おう】
①記憶には、記憶、保持、想起がある。
記憶には3つのプロセスがあります。
「記銘(コード化)」「保持(貯蔵)」「想起(検索)」の3つです。
わかりやすくいうと、「暗記する、記憶する」「覚え続ける」「思い出す」の3ステップ。
記憶というのは、「思い出す」ことが重要です。
「思い出せる」ことが、つまり「記憶している」ことを意味します。
いくら、「記銘」「保持」されていても、試験などの肝心な場面で「想起」できなければ、「覚えている」「記憶している」とはいえません。
②情報を3回使われると、海馬に長期記憶される。
人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。
「重要な情報」とは、インプットしたあとに何度も「使われる情報」です。
つまり、インプットしても、その情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。
脳に入力された情報は、「海馬」というところに仮保存されます。
その期間は、2~4週間です。
海馬の仮保存期間中に、その他意が何度も使われると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動します。
一度、側頭葉に記憶されると、その記憶は忘れづらく、長期間覚えていることができます。
〜中略〜
だいたいの目安としては、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるといいます。
〜中略〜
「情報を使う」というのは、アウトプットするということ。
その情報を「話す」「書く」ことで、長期記憶に移動されるのです。
③すぐに思い出せるように、『記憶の索引』を作る
「記憶の本体」については無理して覚えなくても記憶に残っているわけですから、「記憶の索引」のほうを強化すべきなのです。
すぐに思い出せるように「記憶の素引」作りをしておけば、「記憶の素引」に紐づけられた「記憶の本体」を簡単に思い出すことができます。
「記憶の索引」併りをする方法は、本章で繰り返し述べているように「書く」ことでありアウトプットすることなのです。
例えば、「5月9日、19時からAさんと食事」と1行、メモしておくことで、Aさんの名前はより強く記憶に残ります。あるいは、Aさんと会ったときの2ショット写真をXやインスタグラムに投稿しておく。そうすると、Aさんの顔と名前が強烈に記憶されますから、忘れにくくなります。
「メモをする」ということには、実は「記憶の索引」の印象を強める、「記憶の素引」や記憶する、という意味があるのです。
「記憶の本体」につながるヒント、キーワードが数語でも書かれていれば、そのメモから「記憶の本体」の詳細を思い出せるはずです。
《方法》
とにかくメモしよう!
メモも立派なアウトプット!
なぜメモをすると忘れづらくなるのでしょう。それには、以下の3つの理由が考えられます。
(1)メモは、復習1回分に相当する。
(2)メモもアウトプットになる。運動神経を刺激して、記憶を強化する。
(3)メモは、「記憶の索引」を作る。
どうして、メモをすると忘れづらくなるのか。
それは、「メモをする」こと自体が、アウトプットになる、つまり復習1回分に相当するからです。
手帳やスケジュール帳にメモすると、後から見直すことができます。
それらを開くたびに過去の書き込みもついでに見直せば、これも復習1回分に相当します。
メモすることで、ただ聞いただけでは忘れてしまうかもしれない情報に、何度もアクセスすることができるようになるのです。
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【恐らくこうなる】
今日も空き巣犯の調査だ。
早く電気代を払わないとやばい…
真っ暗な事務所で仕事するのはゴメンだ。
早速、調査だ。
犯人の特徴と事件の内容は以下の通り。
特徴
↓↓↓
黒いキャップ。身長170cm。痩せ型。
上下黒のスウェットのような服。
そして、黒いグローブを外した時に見えた『右手の甲に天使と悪魔が薔薇を囲っている特徴的なタトゥー』
事件の情報
↓↓↓
深夜1時頃の空き巣を繰り返す。
金曜日の被害が多い。
ベンツやBMWが停まっていたり、家の造りが立派な高所得者宅を狙う辺り、お金目当ては間違いない。
念入りな調査をしてからする辺り、常習犯の可能性大。
近所の老人。
空き巣被害宅周辺をよく通る人。
ホームレス。
2週間かけて3人に聞き込みをして、DAISOで購入した110円のメモ帳に同じようなメモを3回して記憶した。
調査を終えて都内にある行きつけのBAR『マーロウ』に行った。今日も両手で重さ10kgの扉を開ける。
この扉は「外の世界を気にせずBARを楽しんでほしい」と願いを込めた店主のこだわりだ。
隠れ家的BARで、照明はシンプルで暖色を放ち、内装はグレーを基調として落ち着く。
私はいつものようにギムレットを頼む。
これが無いと探偵はやっていけない。
私にとって、電気代よりこっちの方が大切だ。
メモした内容を繰り返し見ながら、ゆっくりギムレットを口に運んだ。
ほろ酔いになった30分後、隣に男が座った。
(まさかな…)
探偵の直感が働いた。そして、メモした内容と同じ右手の甲の薔薇のタトゥーが見えた。
すると、それが引き金となり、メモした内容が一つずつ蘇ってきた。
反射的にその男に「お前!連続空き巣犯だな!」と声を掛けていた。
犯人はすぐさま黒い丸椅子から立ち上がり、勢いよく片手で重い扉を開けて外に駆け出した。
飲みかけのギムレットをカウンターに置いて、犯人を追いかけた。
路地裏に入り、犯人が青いゴミ箱をどんどん倒して進路を塞ぐ。そこらじゅうにあったゴミ袋も投げつけてきた。
私は転びそうになり、革靴の中が「勘弁してくれ」と断末魔の叫び声をあげていたが、聞こえないフリをして犯人を追いかけた。
そして、路地裏を抜けた大通りで見事連続空き巣犯を捕まえた。
🅿️メモをして記憶すれば、必要な時に必要な知識を思い出して使えます。
簡単に出来るメモにはそれだけの力があり、私達の生活に大きなヒントと豊かさをくれます。
たとえ記憶の奥底に眠っていても、メモはどんな知識も捕まえる名探偵である。
もしも探偵に『メモのエビデンス』を加えたら、恐らくこうなる。
参考文献
↓↓↓
✳️マガジン一覧
過去記事をまとめたマガジンを掲載致します。
宜しければご覧ください。
✳️自己啓発ソムリエ 言葉で動くのコンセプト紹介
自己啓発ソムリエ 言葉で動くの
自己紹介になります。
宜しければご覧ください。
↓↓↓
「私が何故、自己啓発を記事にするのか?」その理由が書いてある記事となります。
宜しければご覧ください。
↓↓↓
「何故、本を読み続けるのか?」その理由が書いてある記事となります。
宜しければご覧ください。
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「私が知識にどういう思いをかけているのか?」を書きました。
宜しければご覧ください。
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以上になります。
最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。
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