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桜のころ

お久しぶりです。
先月3月に転職をし、新しい会社に勤め始めました。
今までと違う少し人数の多いところで。

技術さんばかりが8割くらい、事務として入社しました。
勤務先は、就職していなければ訪れないであろうエリア。
来週から新卒採用の人たちも入社されるということで。
どうなることかと思っています。うまくやれるでしょうか。

黒豆の味噌づくりなんてすごい。
お味噌の色自体は黒豆の影響が出るんでしょうか?興味津々。
味もやっぱり少し違うんですか?
黒豆の納豆やおやつで甘納豆の黒豆は食べたことがありますが、
黒豆のお味噌は初めて聞きました。

私が今読んでいる本、『にぎやかな天地』(宮本輝:著)という小説です。
発酵食品をテーマに、写真をふんだんに使った豪華な本を作る
ということを通して物語が展開していきます。
フリーランス編集者が主人公の話です。

私は宮本輝の小説が大好きです。いつも少し読み始めただけで
とても引き込まれる内容が多いからです。
それから作者が関西の生まれで、小説の
舞台が私のよく知っている場所であることも多いというのもあります。

例えば、今回も偶然だったのですが、小説の舞台が甲陽園でした。
甲陽園は、主人公の実家のあるところ。
私はその隣の駅の苦楽園に住んでいます。

小説で発酵食品がテーマになったものを、
以前も梨木香歩の『沼地のある森を抜けて』
という、作品で読みました。

そもそも発酵食品のどのようなところがそんなに魅力的なのか?
それを、小説にするほどに?と驚いた記憶があります。
でも、小説の中でそれらが描かれる様子を見ていると、とても引き込まれます。
私自身は料理が不得意というか、面倒くさがりなので、
毎日糠床をかき回したり、糠床の状況をチェックしたりするよりも、
できあがる糠漬けを楽しみに待って、
つまみ食いする方が絶対好きです。

一方オット氏は料理が楽しいみたいです。
かつ、それを食べる人(私)がいるということで、
いろいろなものを作ってくれます。自己流です。
普通のスーパーで買ってきた野菜、お肉やお魚で。
調味料も、つゆのもと、みりん、コンソメ、コショウ、
マヨネーズ、あらびきマスタード、チューブの紫蘇とかわさびとか。
たまに、いただきもののちょっといいもの、柚子丸しぼり、なんかも加わったりします。
それで、だいぶ上手に作ってくれるようになりました。
文字どおり彼に「食わせて」もらっている私なのです。

一方、片付けが二人とも苦手で。
整理整頓をするのですが。長続きしません。

お部屋の間取りを書きました。四角いお部屋が四つです。だから収納するのにもとても便利なかたちなのですが。
そして建物自体の構造なのか、夏は涼しいのですが、冬の寒さは本当にもう。
お寺の床ってこんな感じちゃうかという印象です。
坊さんになった気分です。煩悩だらけですが。

最近は暖かくなってきたので少し気分が和らぎます。
私は皮膚科の薬を飲んでいるので(桂枝茯苓丸の漢方と抗アレルギー剤)
それもあってか花粉などは、症状が特にみられません。

今年も夙川の桜がびっくりするほど溢れるように咲きました。
私は毎朝、それから帰宅時。毎日川沿いの桜を見ながら通勤しています。
これがあるので、ちょっと、ここに来て良かったなと思います。
彼が、仕事のことや、環境にまだ慣れていないとか。
批判的な事お言ったりすると、ちくりとするときもありますが。
私たち夫婦はいろんな意味で、良くも悪くも、考えたり感じることを
言語化したり、話し合ったり。
悪い方に持って行かないように、どうしたらいいかを考えて
言い合うたちなので、それは仕方ないと思います。

自然も好きなので、こういうときは散歩してるととてもなごみます。
ありがたや。

体調はすっかり元気でしょうか。
だいじなからだ、ととのっていることを祈っています。

それではまた。

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