大学生、コンピュータのこと知らなさすぎ。優秀な人が選ぶコンピュータ(OS)本の最短ルート。
身近なコンピュータはスマホ。機能は多彩、スペックは高い。でも、スマホは、動作が限定され、内部構造が秘匿されたマシン。どのような機構で動いているのか、よくわからない。
でも安心して。みんな、わかってないから。
コンピュータのことを、大手IT企業(SIer)のSEでもわかってない。情報が多すぎて、訳がわからなくなっているのは、大学生だけではありません。大人だって、わからずに、なーんとく済ましているだけ。
つぎのレベル3~4をつまみ食いしておくと、入社段階で先輩より詳しくなれます。優秀な人(上位の数%)ならばレベル4相当を知っています。
わたしは社会人になってから、凄腕エンジニア(Linux コントリビュータ)からこういった本を教えてもらいました。のちに、情報工学の大学院に入るキッカケにもなりました。
情報系の学科(情報工学科)以外の大学生は、レベル3~4の存在を知らないと思います。わたしもそうでした。レベル3~4をこなせるような学生だと、プログラミングでのアーキテクチャ設計にも優位になります。
レベル3
レベル4
インサイドWindows 第7版 上 システムアーキテクチャ、プロセス、スレッド、メモリ管理、他 (マイクロソフト公式解説書)
インサイドWindows 第7版 下 (マイクロソフト公式解説書)
Windowsの中身についての本です。読んでおくと、OSに詳しくなれるし、WindowsとPCの本来の能力をうまく使いこなせるようになります。
「いまの大学生、それと大人が、コンピュータのこと知らなさすぎ」の背景
コンピュータと一口にいっても
アプリケーション・ツールの使い方
コンピュータのハードウェア
コンピュータのソフトウェア
ネットワーク
LAN(内部)とWAN(外部)
プログラミング言語
と、多様に多層に、機能が分散されています。あまりにバラバラなので、結果として「アプリケーション・ツールの使い方」ばかり詳しくなっていきます。
プログラミングをしないSEは、Excelとパワーポイントの使い方ばかり上達していきます。
使わないことは忘れていきます。大学生の時、新入社員研修で習ったテクノロジーの知識を失っていきます。
それに、技術は進歩して、情報は刷新されていて、5、10年前の常識は「いまの常識」ではありません。
また、それぞれの要素で、関連企業から情報を公開しない(秘匿化,カプセル化)状況にもなっています。
たとえば、スマホのゲームやアプリでは、そのネットワークの先にAmazon・Googleのサーバが動いています。スマホでクリックする度にAmazon・Googleにデータが貯まっていきます。もちろん、"個人情報保護"の観点でデータはむやみ使われることはありませんよ。
Amazon・Googleのサーバが便利に使いやすくなっていくにつれ、IT技術者はOSやハードウェアの知識が乏しくなっていきます。
わたしもこれに危機感を感じて、最近、レベル3 コンピュータの構成と設計を読み始めました。
Linuxの知識も怪しい。いろいろ忘れているし、抜けている領域も多い。
データベースの知識も刷新しなければ(Amazon RDSに頼りっきり)
オライリー・ジャパンから良い本が出ていて、助かります。WEBで情報を拾い読みするよりも効率がいいし、断然わかりやすい。これらを読めば、2021年頃のIOT技術脳になれます。
※ 「2022年~」の情報は本になってません。
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