なんてことない

歌と文筆。服も好き。 何気ないことを綴る。 いつかエッセイ本を出したい。

なんてことない

歌と文筆。服も好き。 何気ないことを綴る。 いつかエッセイ本を出したい。

記事一覧

寂しさと僕らは永遠の関係だった。

何にも変え難い、繰り返しある日々を想って

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芸術は、僕らを見下したりしない

以前、谷俊さんの絵本★百貨店に行ってきました。 率直に言って、最高でした。 奇想天外で心くすぐられる展示の数々にわくわくドキドキが止まりませんでした。 作品を見…

スーパーカーを感じる私。

6月のこと。とにかく暑かった。 続く猛暑によって、クールダウンさせてくれる曲が聴きたくなる。 そんな時のスーパーカー。 繊細なロックで夏の朝(なぜか電車内は特に)…

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詩:今朝、東京にて

みんな、ここがどこだかさっぱりわからないというような目をしている。 右左キョロキョロ何かを探している人、スーツケースを片手にスマホを凝視する人、ビルの高さに圧倒…

ちゃんと傷つけてくれたロックバンド。

はじめまして。 なんてことない。と申します。 これから何気ない日常で考えたことや思ったことを つらつらと書いていきます。 今回は好きなアーティスト 『鈴木実貴子ズ…

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芸術は、僕らを見下したりしない

芸術は、僕らを見下したりしない

以前、谷俊さんの絵本★百貨店に行ってきました。

率直に言って、最高でした。

奇想天外で心くすぐられる展示の数々にわくわくドキドキが止まりませんでした。

作品を見ていると、【生きること、死ぬこと】について深く考えさせられます。
それは、くだらなく面白いことでありながら、とても力強いなにか。
思考が、色々な柵から解放される感覚。
解釈に、空間に没頭できることが本当に嬉しく感じました。

谷川俊太

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スーパーカーを感じる私。

スーパーカーを感じる私。

6月のこと。とにかく暑かった。
続く猛暑によって、クールダウンさせてくれる曲が聴きたくなる。

そんな時のスーパーカー。

繊細なロックで夏の朝(なぜか電車内は特に)聴きたくなる。
スーパーカーの繊細さは、
私の場合、心に余裕のある時しかついていけない。
だから穏やかな時、ちゃんと聴いておくべきなのだ。

スーパーカーの電子はオーガニックな感じがする。
時折、レイハラカミさんを思い出す時があった。

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詩:今朝、東京にて

詩:今朝、東京にて

みんな、ここがどこだかさっぱりわからないというような目をしている。

右左キョロキョロ何かを探している人、スーツケースを片手にスマホを凝視する人、ビルの高さに圧倒されてとりあえず写真を撮っている私。

電車に乗ると、広告と暇つぶしに流れるニュースが人より列車よりうるさく続く。ガタゴトガタゴト…

なぜか地元の山を思い出した。
いつも通勤の車から見るその山は私の存在を丸ごと包んでくれる。甘えられるだ

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ちゃんと傷つけてくれたロックバンド。

ちゃんと傷つけてくれたロックバンド。

はじめまして。
なんてことない。と申します。

これから何気ない日常で考えたことや思ったことを
つらつらと書いていきます。

今回は好きなアーティスト 『鈴木実貴子ズ』

について語ります。

大学生の時、このバンドに出会いました。
人生の分岐点。

あの時は本当に何もなかった。
毎日がただ空虚。期待していた生活の何一つも味わうことなく、時間だけが擦れていく。
希薄な人間関係と、空洞な自分の心。

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