メッシュワーク
こちらのマガジンのゼミ生の展示が2024年3月9日〜17日に行われます。 https://meshwork.jp/presentation2024
受講生が毎回参加後に書く、リフレクションをまとめていきます。
人類学者である比嘉夏子と水上優が、UR都市機構とのプロジェクトで実施している団地のフィールドワークについて執筆していきます。
学生アシスタントの井潟が、2022年4月に合同会社として走り出したばかりのメッシュワークの日常を内側から伝えるマガジン。
2022年に配信したメッシュワークのメールマガジンをまとめています。
2023年6月29日〜7月2日に鹿児島県阿久根市で行われた、専修大学・上平研究室のデザインリサーチトリップに「フィールドワークの専門家」としてメッシュワーク水上が同行し…
今回私たちが実施した団地のフィールドワークプロジェクトは、おかげさまで予定の期間を終え、無事に幕を閉じた。あらゆるフィールドワークがそうであるように、もっと長く…
今回は建物や周辺環境が、団地に住む人にどのような影響を与えているのかを考えてみたい。「団地」と聞くと画一的で全国どこでも同じような建物が立っていることを想像して…
私が団地に住んでいた子どもの頃、夏祭りはひとつの大きな楽しみだった。やぐらが組まれ、屋台が立ち並ぶと、団地の広場は普段とはまったく異なる雰囲気を見せる。雑踏のな…
私たちは今回「団地」を調査している。団地で営まれる暮らしや、そこで息づいている様々なことを知るために団地に住みながら団地を知ろうとしている。団地の中に商店街や郵…
新しい土地で暮らすには、そこに生活するうえでのさまざまなルールを身につけていく必要が生じる。今回、団地に越してきた私がまず最初に確認したのはゴミ捨ての方法だった…
私たちのフィールドワークは「賃貸契約」からスタートした。 契約を行うために、印鑑証明や登記簿の写しなど私たちが私たちであるという証明を集めて契約をしていく。数々…
こどもの頃、団地に住んでいた。 学校から帰ったあとに遊ぶ友達はほとんどが「団地のこども」だったし、私にとっての「公園」とは団地のなかに造られた小さな公園だった。…
登場人物 水上さん:メッシュワークの共同代表。ゼミの運営を行なった。 佐川さん:UXリサーチのお仕事をしている。「カフェ」と「銭湯」を舞台に、居心地を形成する要素…
過程を開くことと、Discord 井潟:ゼミが終わって3週間くらい経って、何か変化とか、逆に変化していないことについて、聞いてもいいですか。 根岸:いやー、だんだんと…
根岸浩章さん:和歌山県出身。小学校教員、JICA海外協力隊を経て、現在は島根県の離島 海士町(あまちょう)にて教育コーディネーターを務める。 島の教育魅力化のために、…
帰りの品川駅で浮かぶアイデア 井潟:展示を終えた手応えや来場者との会話も含め、Impact HUB Tokyoで開催した展示「フィールドから揺さぶられるとき」の簡単な感想を伺っ…
ゼミ生プロフィール 弓指利武さん:京都府出身。2000年に学習塾に就職、その後教育向けコンサル事業を経て、国際貿易、食品メーカーのHRに従事し現在に至る。ゼミの題材に…
来週7月7日からスタートするメッシュワークのセミナーに残席がまだあります! 【7月午前の部】日常と出会いなおすためのレッスン ①観る | Peatix 先月まで開催していた「…
2月からスタートした連載、『人類学者Xデザイナー』がついに完結しました。メッシュワークのロゴを作成するプロセスを、人類学者とデザイナーが往復書簡によって解き明かし…
みなさまこんにちは。合同会社メッシュワークでは、来週に以下2つの対面イベントを企画しております。お申込は先着順となりますので、ご参加いただける方はどうぞお早めに…
2023年10月2日 15:14
2023年6月29日〜7月2日に鹿児島県阿久根市で行われた、専修大学・上平研究室のデザインリサーチトリップに「フィールドワークの専門家」としてメッシュワーク水上が同行した。青果市場跡地の利活用を学生と地域の方が一緒に考えるプロジェクトの一環として、今回のリサーチトリップが実施され、KDDI総合研究所とメッシュワークが協力することとなった。トリップ全体の概要や経緯に関しては、上平さんがブログにて
2023年9月29日 11:33
今回私たちが実施した団地のフィールドワークプロジェクトは、おかげさまで予定の期間を終え、無事に幕を閉じた。あらゆるフィールドワークがそうであるように、もっと長く滞在すればもっとわかることも増えていったであろうし、様々な人との出会いも増え、そこでの関わりをさらに深めていけたに違いない。そういった意味で未練がないといえば嘘になる。とはいえ限られた期間と状況のなかで「住む」という選択をし、その目線で行っ
2023年9月14日 10:25
今回は建物や周辺環境が、団地に住む人にどのような影響を与えているのかを考えてみたい。「団地」と聞くと画一的で全国どこでも同じような建物が立っていることを想像してしまう。しかし実際は、緑地の多さ、駐車場の位置、建物の高さ、色、形など、それぞれ異なる設計がなされている。第6回では建物や木々、空間の大きさが私たちにどのような影響を与えているのか、訪れる人の行動や感覚が団地によってどう違うのかをみていこう
2023年8月24日 11:15
私が団地に住んでいた子どもの頃、夏祭りはひとつの大きな楽しみだった。やぐらが組まれ、屋台が立ち並ぶと、団地の広場は普段とはまったく異なる雰囲気を見せる。雑踏のなかを仲良しの友達と一緒に、浴衣を着てぷらぷらと歩き回ったものだ。お小遣いを握りしめ、リンゴ飴を買おうか、わたあめを買おうか、それともヨーヨー釣りをしようかと、真剣に悩む。やがて日が暮れて盆踊りが始まり、あたりに太鼓の音が響きわたる。東京音頭
2023年8月7日 20:34
私たちは今回「団地」を調査している。団地で営まれる暮らしや、そこで息づいている様々なことを知るために団地に住みながら団地を知ろうとしている。団地の中に商店街や郵便局があり、団地の中だけで全てが完結しているようにも思えるが、住人は必ず団地の外部とのつながりの中で生活している。働いている人は、毎日職場に通勤するために団地の外に出ていくだろう。大きな病院に通う人、団地内の学校に行きながらも放課後は塾
2023年7月13日 22:45
新しい土地で暮らすには、そこに生活するうえでのさまざまなルールを身につけていく必要が生じる。今回、団地に越してきた私がまず最初に確認したのはゴミ捨ての方法だった。ゴミには分類のルールがあり、それに応じて自治体指定の袋を使わなければならないことが一般的だ。そしてさらには、そのエリアや住宅に固有の、捨て方のルールがある。URの管理事務所に部屋の鍵を受け取りにいった際に、ゴミの捨て方の件についても尋
2023年6月30日 22:18
私たちのフィールドワークは「賃貸契約」からスタートした。契約を行うために、印鑑証明や登記簿の写しなど私たちが私たちであるという証明を集めて契約をしていく。数々の書類に会社名を書き、社印を押した。書類を書いていると「賃貸契約」をするという実感がわいてくる。審査が終わると、鍵の引換券が郵送で届き、なんだかドキドキしてくる。フィールドワークを始めるときの不安や、緊張、楽しみが入り交じった不思議な感
2023年6月17日 17:29
こどもの頃、団地に住んでいた。学校から帰ったあとに遊ぶ友達はほとんどが「団地のこども」だったし、私にとっての「公園」とは団地のなかに造られた小さな公園だった。夕方、そこにいくとたいてい誰かがいて、いつのまにか見知らぬ子たちとも一緒になって、暗くなるまで遊んでいた。その後、引っ越して団地住まいからは離れてしまったため、私のなかにある団地のイメージは当時の、いくぶんノスタルジックな光景のままだ。
2023年6月9日 13:48
登場人物水上さん:メッシュワークの共同代表。ゼミの運営を行なった。佐川さん:UXリサーチのお仕事をしている。「カフェ」と「銭湯」を舞台に、居心地を形成する要素を探った。ご自身による振り返りはこちら根岸さん:隠岐島・海士町で共育コーディネーターのお仕事をしている。隣の家に住む「じっじ」を取り巻くものを媒介して、じっじ理解を試みた。ご自身による振り返りはこちら井手さん:UXリサーチのお
2023年5月27日 12:20
過程を開くことと、Discord井潟:ゼミが終わって3週間くらい経って、何か変化とか、逆に変化していないことについて、聞いてもいいですか。根岸:いやー、だんだんと日常に戻ってきてますね。弓指さんが話してたディズニーランドのエピソードのように、常日頃からに観察眼を持つとか、記録魔になったというような変化は、ぼくの場合は全然起こってないです。観察しよう、という意識もそんなに強くなってない気が
根岸浩章さん:和歌山県出身。小学校教員、JICA海外協力隊を経て、現在は島根県の離島 海士町(あまちょう)にて教育コーディネーターを務める。 島の教育魅力化のために、探究的な学びやキャリア教育、学校を跨いだタテヨコの学びの接続、地域と学校の連携協働に奔走中。その他、地域マルシェの運営やコーヒー露天商など、いくつかのわらじを履きながら島での暮らしを楽しんでいる。サモアでの生活経験をきっかけに人類学に
2023年5月27日 12:19
帰りの品川駅で浮かぶアイデア井潟:展示を終えた手応えや来場者との会話も含め、Impact HUB Tokyoで開催した展示「フィールドから揺さぶられるとき」の簡単な感想を伺ってもよろしいでしょうか。弓指:展示するというのは、人生初めてに近いんですよね。だから、展示するという課題をもらった10月初旬から「展示」が自分の中でキーワードになるわけですよね。結論から言うと、展示したからこそアイデア
2023年5月27日 12:18
ゼミ生プロフィール弓指利武さん:京都府出身。2000年に学習塾に就職、その後教育向けコンサル事業を経て、国際貿易、食品メーカーのHRに従事し現在に至る。ゼミの題材になったソフトボール球団「京都上鳥羽ユーマーズ」は2005年に創設(選手兼監督)。研究テーマ:ベンチの中でつくられる、選手たちの物語概要:組織やチームの状態を表す「風土」「雰囲気」とは一体何なのか。まるで具体的に手に取れない厄介
2023年1月15日 20:03
来週7月7日からスタートするメッシュワークのセミナーに残席がまだあります!【7月午前の部】日常と出会いなおすためのレッスン ①観る | Peatix先月まで開催していた「日常と出会いなおすためのレッスン ①観る」をご要望が多かった、平日午前中に開催いたします。ご希望の方はお早めにお申し込みください。日常と出会いなおすためのレッスン ②聴く | Peatix新しいセミナー「聴く」も同じ日
2023年1月15日 20:00
2月からスタートした連載、『人類学者Xデザイナー』がついに完結しました。メッシュワークのロゴを作成するプロセスを、人類学者とデザイナーが往復書簡によって解き明かしていくシリーズを一挙にご紹介します。往復書簡の第1回は比嘉さんから。第1回:メッシュワーク的なロゴの生まれかた「メッシュワークの目指す、人びととのとのコミュニケーションのありかたは、あくまで双方向的なものです。それは一方通行でない
2023年1月15日 19:59
みなさまこんにちは。合同会社メッシュワークでは、来週に以下2つの対面イベントを企画しております。お申込は先着順となりますので、ご参加いただける方はどうぞお早めに。みなさまと直接お目にかかれる機会を楽しみにしております!①「日常と出会いなおすためのレッスン①観る」【導入編プログラム・現地開催】6月24日(金)16時から、東京・目黒のImpact HUB Tokyoにて、「日常と出会いなおすた