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ウクライナ優勢の影に生物兵器や核使用の恐れ。第三次世界大戦の回避なるか

ロシアは指揮官20名の内7名死亡。1名を解任処分とした。


ウクライナ優勢は明らかです。
ロシアは19万人の兵士を動員しましたが、ウクライナへ向かわされた兵士の多くは軍事訓練や軍事演習と言われて現地に赴き、軍事施設のみならず民間施設へも無差別に攻撃させられました。

民族的にも血筋がとても近く、また親戚も多いウクライナの民間施設への砲撃という悲劇が繰り返されロシア兵も衰弱。
ロシア兵自身からしても行ったことのある施設もあったのではないでしょうか。

民間施設の食料略奪もろくに食料が与えられない為仕方ないという感じで泥沼です。

戦争は長期化するというニュースもちょくちょく目にしますが、とても何か月も続けられるような戦争ではないように思えます。

そしてプーチン大統領も業を煮やしたのか首都キエフから後退して東部ガンバス地区に集中するように指示を出しました。

ゼレンスキー大統領の捕獲は難しいので東部だけでも独立して切り離してロシアに吸収するつもりなのでしょう。
…との見方もありますが、それだけではなくロシア兵を引かせて大規模な生物兵器の使用や戦術核を使う可能性があるのではないかとの専門家の指摘もあります。

通常であれば「普通に考えてそこまでやらないし、やれない。そんなことしたらプーチン大統領は一貫の終わり。常識的にこれ以上自分の首を絞めるようなことは…」と考えます。

でもこの戦争自体、世界の有識者が「本当に侵攻はしないだろう。」と見なしていたものでした。
常に最悪のシナリオは描いておくべきです。

ロシアが広範囲の生物兵器や核を使用したとしましょう。
場合によっては原発が誘発し、ウクライナのみならずEUの広範囲に被害が出る可能性があります。
一部の地域が汚染浄化の為に立ち入り禁止になるかもしれません。

その土地の産業全てが死滅します。

そうなるとウクライナの近辺に軍を配備していたNATOも黙ってはいられません。
ロシアに対して経済制裁のみならず軍事的な制裁もせざるをえなくなります。

それをしないと中国や北朝鮮のような国やテロ組織が「結局今の時代はここまでやっても軍事的な制裁ないんだ。」と見なしてロシアと同じような動きをしてしまうからです。

そんな単純な話だけではありませんが、
第三次世界大戦に発展してしまいます。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

中国は戦況を見つめています。
アメリカは中国による台湾有事を警戒してそちらの軍備を配置しています。
ウクライナ側へ軍事力を配分するという事はつまり何を意味するのかというと、中国への目が一部逸らされてしまうという事。

ロシア・ウクライナ情勢は今最も注目されている出来事ですが、他の国も自国の利益、特に社会主義国家では独裁者である自分の利益の為の行動を取っています。

ロシアへの経済制裁はロシア国民に対してはとても酷なことです。
ロシアの通貨ルーブルの価値が下がり銀行もクレカも使えなくなりZARAやIKEAやマクドナルドまで利用できなくなるという悲惨な状況です。
たった1ヶ月での出来事です。

でもその経済制裁を見た中国はロシアへの積極的な手助けができなくなっています。
そもそも中国はロシアの燃料や石油、小麦などを安く多く供給できる利益を計算しているはずですからロシアの輸入制限という制裁で世界の目が厳しい現状では自分も巻き込まれたくないという思いの方が強くなっています。
実際、バイデン政権はロシアに加担する国(中国)も制裁に加えよう的な発言を何度かしています。

こういう時前例がないとか言いながらどっちつかずの日本もいち早く制裁に参加したのはロシアの誤算だったでしょう。
戦争がすぐに終えられないと分かったロシアは、日本や中国という大きい経済圏での抜け道でお金を確保しようとしていたはずですから。

でもアメリカや日本や世界が睨みを利かせているのでロシアも中国も身動きが取れなくなりました。

あとは最悪の事態を回避していくだけです。

ロシア国民もウクライナ国民も痛みを味わいました。
ウクライナが正義!という状態が固定化して世界を扇動している今の流れに違和感を持つ人もいます。

実際にはウクライナ内の紛争にて特に東側の一部のウクライナ人が親ロシア派の人を迫害や差別していた事実もあります。

でもそれでも戦争は違うでしょうよ。

話し合いで解決できれば良いのですが、プーチン大統領は目的を果たすまで絶対に特別軍事作戦は止まらないといった意味の内容を数日前に久しぶりに国民の前に姿を現した時にも言っていました。

停戦交渉でもロシア側の要求はあり得ない案件が並んでいて、実質的にロシアの支配下に入っているのと同じというような内容ばかりです。

あと大きな懸念としてプーチン大統領の自暴自棄というものがあります。
こればかりは絶対に起こしてほしくない癇癪ですね。
感情で核のボタンや生物兵器の使用許可のスイッチを押されたら最悪です。

やはりこの流れを打開するにはロシア国内のロシア国民の立ち上がりは必須でしょう。

クリミア併合の時も実質ウクライナの土地を奪ってロシアのものにして、港などから天然資源や漁業の利益を得ています。
今回のウクライナ侵攻の前線基地の1つにもなっています。

ロシア国民は可哀そうだとも思いますが、ロシアの問題はロシアが解決すべきことです。

実は毎日ウクライナにロシアの個人レベルで数百件の電話がきているそうです。
ロシアでは1000人台という兵士の死者との発表ですが、西欧の調べではその10倍ともいわれています。
部隊の一番奥にいる指揮官将校が3割以上も死んでいるのですから現場の兵士の死者数がそんなに少ない訳ありませんよね。
たとえ死んでいなくても欠損や精神疾患もあり得ると思います。

つまりウクライナの受付センターには毎日 ロシアの母親が息子の死者はいないか確認の電話をしているのです。
ウクライナの受付センターでは情報を渡すと同時に訴えます。
あなたの国の侵攻を止められるのはあなたたちだけ。
あなたの息子や旦那を死なせないで。

綺麗ごとでも美談でもなんでもなく大した大義もなく自分の意思であるないに関わらず徴兵され上からの命令で18歳の少年すらも特別軍事作戦という名の戦争に送り出されています。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ウクライナ優勢だ!
首都を取り戻した!
兵器が強いから勝てる!
といって喜んでばかりもいられません。

早く戦争が終わってウクライナとその周辺の1000万の避難民とロシア国民のしんどい生活環境が解消されると良いですね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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