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エッセイつめあわせぼっくす

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#考えたこと

選ばれる側になる方法

選ばれる側になる方法

私たちは毎日、何かを選択して過ごしている。
夕飯の献立も、洋服も、休日の時間を何に費やすのかということも。それは自動的に決まるわけではなくて、全てが私たちの選択の結果である。

と同時に、「選ばれる」という逆の立場も経験している。
学校から、会社から、恋人から…。人生は選択の連続だとはよく言ったものだが、同時に選ばれることの連続だとも私は思う。結婚なんてその際たるもので、選んでいると同時に自分の価

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愛されたい症候群だった頃

愛されたい症候群だった頃

【18歳の私の気持ちの備忘録】

私のことを、唯一、特別だと認めてくれる存在が欲しい。

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私は全然美人という部類ではなくて、高校時代もカーストの割と下の方にいた。友達には彼氏もいたけど、私はそういうものとはめっぽう縁が無かった。

大学に入学し、初の一人暮らし。環境が変わることが大嫌いな私が、選んで立ったその地は溢れるほど人がいて、ああ、飲み込ま

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よくわからないけれど、「誰かの嬉しいこと」って、嬉しいじゃない。

よくわからないけれど、「誰かの嬉しいこと」って、嬉しいじゃない。

他人の幸せを喜べる人になりたい。

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少し前に、「きのうなに食べた?」という映画を観た。

年末年始前は旦那が仕事で忙しいし、一足先に年末年始休みに入った私は、
上記の映画をひとりで鑑賞することにした。
少し前に会った友人が、「良かったよ」とすすめていたことも決め手になった。

詳しい内容は割愛するが、私に一番響いた言葉をここに記しておきたい。

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「あのこは貴族。」で終わりたくない

「あのこは貴族。」で終わりたくない

「あのこは貴族」という名前の映画が公開されたらしい。

内容は読んだことがないが、そのタイトルを聞いて思い出したことがある。

それは、10年以上も前の大学進学で感じたこと。
「地方と都会では絶対的に教育や教養の格差がある。この世の中を変えるには世の中を知り、学を得るしかない」ということである。

人生の転機私は田舎でのんびりと育った。

どのくらいの田舎かというと、電車は1時間~2時間に1本しか

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「欲しいものが欲しい」なんて状態になるなんて、大人になるまで分からなかった

「欲しいものが欲しい」なんて状態になるなんて、大人になるまで分からなかった

物欲ってずっとあると思っていた「ほしいものが、ほしいわ。」という有名なキャッチがある。

糸井重里さんが1988年の西武百貨店のポスターのために生み出したコピーだ。

私が生まれる前、いわゆるバブル景気の真っ最中に考えられたであろうこのコピーは、高度経済成長期からの「どんどん豊かになるぞ!」「どんどん便利になるぞ!」という空気を通り越して物にあふれる状態、「買いたいものは全て買ってしまった、買いた

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「この人と生きていこう」だなんて、みんなどうやって決めているんだろう

「この人と生きていこう」だなんて、みんなどうやって決めているんだろう

「人は一人では生きていけない」
言い尽くされた言葉だ。

でも、みんなどうやって

「この人と生きていこう」

という一人を決めるのだろうか。

結婚がその他の繋がりと一線を画すのは、
そう、「一人しか選べない」というところである。

誤解を恐れずに言うと、一人を選ばないで
やっているひとももちろんいるだろう。
でもそれはこと日本では異端で、
(そういう考え方があることは否定しないが)
たった一人

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何もしない休日を愛している

何もしない休日を愛している

すっかり更新に間があいてしまった。

やはりnoteのようなクリエイティブなことを始めると、
「たくさんの人に見てもらいたい」「繋がりがほしい」とか
いろんなことを考えてしまって、ちょっと苦しくなる瞬間があった。

文章を書くのは大好きだが、そこにある種の承認欲求のようなものを
抱いてしまったのだと思う。

しばらくnoteから離れて、いろんなことを感じて考えて、
心が安定したなと感じたのでまた戻

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仕事に何を求めるか

仕事に何を求めるか

仕事って、何のためにするんだろう。お金を稼ぐ手段ととるか
知識や技術を学ぶ場ととるか

…そのほかにも考え方はあるのかもしれないが、
私は後者だ。

若いころの社員研修にて「起業を企ててそう」と言われた割には、
ただの社畜として日々を過ごしている…そう周りからは見えるだろう。

ただ、実際は闘志を燃やしていたりもする。
会社で身につけたいのは

・ライティングの力
・マーケティングの力
・広報活動

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