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ぼくの もうそうにっき: かんじばーじょん

ぼくは るすばんが だいっきらい! さみしいし こわいし
だから ぼくは るすばんが ながくなると
いろんな もうそうをして さびしさを まぎらわせる

ぼくは もう こいぬ じゃないけど
みんなに ようじ / あかちゃん あつかいされてるし
ひらがなしか かけないし
ぼくの かおだけみた ちびっこにも 
こいぬに まちがわれたから
いぬの ようちえんにいく とかいう 
もうそうを よくしている



・きょうは幼稚園の おゆうぎ会のげきで 村人その1をえんじた 
ぼくは ほんとうは王子さまの役 だったんだけど
王子なのは顔と 毛並みだけで 体が肥えすぎといわれ
衣装が パツンぱつんになって 
ボタンがパチーんと はじけてしまったんだ

太ってるんじゃなくて 毛なのに・・・
(でも ふしぎなことに ぼくは顔は太らないんだ でへへ)

王子がふとッてたら おかしいといわれ 
結局太った村人の役を これまた 
ぱつんぱつんの 衣装でさせられたんだ

王子役は結局 ミニチュアダックスフントの子が やったんだけど
ぼくがやっぱり 一番かわいいと 言われたんだ
ぼくが登場すると、あの村人その1役の子は誰?と
お客さんたちが ざわざわしだしたんだ

ついでに秀美ちゃんは お姫さまの役だったんだ 
あたまに りぼんと花をつけて ひらひらの ふりるの どれすをきて
満足げだった ほんとうは 男の子なのに・・・

劇のあとは みんなで くまもんたいそうを 踊りながら歌ったんだ 
ぼくは一番まえで ぴーポーが きたときみたいに
じまんの美声を ひろうしてたんだけど
お客さんたちと、後ろの皆が ひっくり返っていたんだ 
ぼくの美声に かんどうしすぎた みたいなんだ



・今日は つば九郎親方と どわらさんに 
いっぱい 遊んでもらって おおはしゃぎした
ぼーるで遊んだり 引っ張りっこしたり 追いかけっこしたり
抱っこしてもらったり なでてもらったりした

ぼくが 調子にのって 親方の しっぽに かみついたら
親方が 激怒して へるめっとを ぢめんに たたきつけた
そして こぶしをふりあげて ぼくを追いかけてきた

ぼくは さらに調子に乗って 
へるめっとをくわえて 嬉しそうに逃げた
ぼくは 走るのが 大の得意だし
親方は おなかが巨大すぎて 足も短いから
ぼくには 到底 追いつけなかった でへへ

そのあいだ どわらさんは ぼくたちのことを
ゆびをさして 口に手を当てて 
ぷーくすくすと 笑っていた



・今日も ぼくが 散歩にいったら
いろんな種類の 女の子のわんこたちに 
きゃーきゃー いわれて かこまれた 
ぼくを見て 王子様よーっ! とかいってて 
集まってきて もみくちゃにされた でへへ



・ぼくはコンテストとか そういうのには 興味がないんだけど
知らない間に おかあさんが勝手に ぼくの写真を送って
日本一かわいい シェルティ選手権に 応募したらしいんだ
( 母:わたしなんも送っとらんよー)

ぼくは 全国の可愛いシェルティたちの中で 
強豪たちをおさえて 優勝した!

審査員は 近所の仲良しの おばちゃんたちとか お年寄りたちとか
ちびっこたちで ぼくの ファンクラブの人たち だったらしい

そのあとぺディグリー〇〇 とか犬用トイレとかのcmにでませんかって
声がかかったんだけど
ボクはモデルとかは興味ないんだ・・・


・ぼくはお手と おかわりが 大の得意なんだけど 
ある日テレビの 早押しクイズに出ませんかって 言われたんだ

ぼくは誰よりも 素早く ぴんぽんを 押せたんだけど 
あてられても 何もいえなくて 下をむいて もじもじしていた・・・
(じつは こたえも しらなかった・・・)

ぼくもスヌーピーと一いっしょで 
タイプライターを うつのはできるんだけど 
しゃべるのは苦手なんだ・・・

でも いつものことだけど あの白と茶色の かわいいこはだれ?
って大騒ぎになったみたいなんだ


ひでみひめ(しゃしんは いめーじです)
おやかたと どわらさん
ぷーくすの どわらさん
すぬーぴーししょう



ぼくの いんたびゅーも よかったらよんでね!








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