Shortショート”ネットで常に繋がってたからって関係が深くなるわけじゃない”
最近ちょこちょこと恋愛や復縁で深い関係になるための技術について投稿していましたが、それについての矛盾点で憤っている事があります
寝落ち電話などで12時間でも24時間でも電話を繋ぎっぱなしとか、位置情報を共有してどこにいるか把握し合っていたりとか、Be realで今の状況を共有したりとか
佐藤の世代と違って今の若い世代(35歳以下)は気付いた時からネットが当然のようにあって、その使い方や関わり方も昔と変わってきているからだと思いますが、人との結びつきを強く求めていそうなものが流行ってる、当たり前になっていると思うわけです
だけどそこに反して実質深い関係になるための技術を知っている人は減っているんじゃないかと勝手に心配になっていて
毎日友達や恋人がどこにいるかを共有していれば仲が深まるとか、電話を繋ぎっぱなしにしていたら仲が深まるとか、それは表面上の話しなのでそんなわけなく、そうなるとどんどん空っぽな心だけが残っていくんじゃないでしょうか
今自分がいなくなったら誰が泣いてくれるかじゃなく、誰がいなくなったら自分が泣くか考えて、その人を大切にしたいです
ルールを守る
相手の意思を尊重する
不快な思いをさせる可能性がある事はしない
揉め事や喧嘩は良くない
これを重視するばっかりに、本当に大事な事が失われている気がします
世の中に言いきれる、0-100で考えられることなんて殆ど無いのでそうじゃない事もたくさんあると思いますし、深い関係を構築出来ている若者も知っています
だけど、ご相談者様と話しをしていると上記のような矛盾を抱えていて悩んでいる人が本当に多いんです
恋愛相談や復縁相談としての相談もありつつ、その根っこには誰かと深い関係になりたいのに全然なれない、と
相手がしてくれないから自分もやらない
この感覚がある限り、進みようがないんですよ
だってお互いそう思ってたらどっちも何もしなくないですか??
ここには数日前に投稿した「相手がしてくれた事に気付けない人」というのも関係があるのです
人には返報性の法則というものがあって、誰かに何かをしてもらったら基本的には返そうと思いやすいものなんです
だけど、そもそも相手が何をしてくれたか気付けなかったら返さないじゃないですか
そうなると「こないだ私がこれやってあげたのに」とか「私ばっかりやってあげてる」とか、そういう思考になってしまって
それを話し合ったり喧嘩したりして解決せずに疎遠になっていく
喧嘩はどうでも良い人とはしないんですよ
だって「どうしても分かって欲しい」という思いと思いのぶつかり合いだから
話し合って穏便に解決出来れば素晴らしいけど、相手への想いが強ければそこに感情が乗ってしまうので喧嘩になってしまう
大事なのは喧嘩の後どの様に仲直りするか
ここが1番大事で、そういう事を乗り越えて人は相手との関係を少しずつ深くしていく
=お互いの事を知って理解し、許していく
細かい技術はたくさんあれど、根本的な考え方として大事な事をするのが難しい時代になってしまっているのかななど考えたりしていました
それでも、相談に来てくれた人たちが少しずつ技術を知って、周りの人と話し、ちょっとずつ成功体験を得ているのは本当に嬉しい事なのでそれを聞きながら日々1人ずつ、希望を叶えていければなと思っているわけです
そんな私には3歳からの幼馴染がいて、海外に住んでいるので1年に1回ぐらいしか会えないのですが、昨日1年ぶりに会ったのです
だけど、この子とだけはほぼ喧嘩した事がなく
嫌な意味は無く、他の友達と違ってそんなに関係が深い気がしていないんです
でも昨日初めて『普段誰とも会おうとしないし、そんなに喋れないんだよね。めぐちゃんだから話せてるんだよ。昔の友達で連絡取っている人本当にいない。』と言ってもらってびっくりしました
確かに彼女は会ってるとすんごい良く喋る
だから誰にでもそうだと思ってたけど違うんか…
生徒会長とかやってるから超陽キャだと思ってたよ…
でもこれを聞いて少し考えたのと、私こそこの幼馴染に自分の話し全然しないなって気付いたのです
来年??会った時には自分の話しをしてみよう🐘