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7.腸内細菌と仲直り

こんにちは!がっきーです!

今回は、腸内細菌との関係を修復するために

必要なことをお話ししていきます。

前回のおさらい

・腸内細菌のバランスや勢力図で

 体内で作られるホルモンが決まる

・腸内細菌がいなければヒトの免疫システムは

 攻撃も防御もままならない

・衛生的な生活が免疫システムを狂わせている

・現代人が満腹でも腸内細菌は食糧難にあっている

ことについてお話ししていきました。

まだ読んでいない方はぜひ

こちらをチェックしてみてください。




あなた自身が変わらなければいけない

腸内細菌と持ちつ持たれつの関係に

戻るためにはあなた自身の努力が欠かせません。

精製された糖や加工肉などは

腸内細菌の天敵であり近代化された社会では

誰もそんなことを疑わずに

大量に摂取しているからです。

まずは、腸内細菌の数を増やすよりも先に

そういった食事を減らすことが重要です。

あなたが毎日ヨーグルトを食べていても、

その後、すぐに天敵を大量に

送り込んでいるのであれば

お金の無駄です。

少し褒めては暴力をたくさん振るう

DV彼氏と似たような行動を

あなた自身の体内でずっと続けているのです。

まずはそのような環境から身を引くことを

お勧めします。

焦らず、少しづつ1日1回我慢することからでも良いんです。

すぐに全てをやめれないからといって

自分を責めるのは絶対にしないでください。

あなたにはあなたのペースがあります。

どんな時でも努力は過去の自分に勝つために

行うものだと僕は思っています。

昨日よりお菓子やジャンクフードの量が

減ったのであればそれはあなたの勝利です

記録をつけるのも良いかもしれません。

良い記録も悪い記録もあなたの勝利と敗北を

表す動かぬ証拠になります。

データがそろえば自然と対策も立てやすくなるでしょう。

万人に合った対策は現代の科学でも

見つかっていませんがデータが揃えば

あなたに合った対策が見つけやすくなります。

別の章で対策などについてまとめます。

絶対に無理をせず、小さく始めていきましょう。

大きな変化は振り出しに戻るきっかけを

生み出しやすいです


2歩目は何か?

そして、そのような生活から身を引くことが

見事できた時、腸内細菌の数と

種類を増やすことを意識しましょう。

その役割を担うのが科学が認める

スーパーフードの一つである

発酵食品です。

発酵食品は、

ヒトが自らの体内でできないことを

微生物に行ってもらう

業務委託のような役割を持っています。

ヒトは文明を興す前から微生物との仲を深め、

発酵食品を手にしていました。

微生物の知識はなかったにしても

地面に落ちて発酵したフルーツやハチミツ、

さらには米やフルーツを発酵させた酒などを飲み

発酵食品や飲料の風味や保存性

精神の高揚や鎮静作用に気づいていたのでしょう。

進化医学的にも正しい食品の一つと言えます。

普段から発酵食品をよく食べる人ほど、

心疾患や糖尿病にかかりにくく、

早期死亡率も低いというデータもあり、

発酵食品で脳機能が改善したという結果もあります。

また、抗酸化作用血糖コントロール機能改善

老化防止にも繋がります。

発酵食品を否定するのは科学的な視点でみても

正しい意見とは言いづらいでしょう。

毎日の食事に取り入れる発酵食品は

あなたの好きなもので構いません。

発酵食品であれば腸内に良い影響を

与えてくれます。

しかし、多種多様に食べるのが大事。

全ての発酵食品は特有の細菌を持っています。

同じものばかり食べていては、

腸内細菌の多様性が限られてしまうからです。



効果があらわれない…

よく耳にする問題として

発酵食品を増やしたのに

全く変化を実感できないということ。

これは長年の不摂生で

腸内から善玉菌が駆逐されてしまい、

代わりに悪玉菌が増殖しすぎたせいで

起きる現象です。

腸内では常に善と悪が戦いを繰り広げ

勝敗はその数に左右されるからです。


戦略を変更する

そのため一旦、悪が腸内フローラを制圧すると

発酵食品などでこまめに立ち向かっても

形勢逆転は狙えません。

そこで使うのがプロバイオティクス。

ビフィズス菌や乳酸菌といった

腸内細菌を使ったサプリのことです。

ビオフェルミンラクトーンA

腸内環境が整うことで、

アレルギー症状が改善したり

攻撃的な思考が減ったり落ち込んでから

すぐに立ち直れるようになる。

レジリエンス能力が向上するというデータもあります。

慢性的な下痢や便秘には、

ビフィズス菌が最も有効です。

乳酸菌、酢酸菌、乳化菌などを一緒に

飲むと効果が高まります。

抗生物質で腸が荒れているときは

LGG(乳酸菌の一種)

サッカロミセス・ブラウディが有効です。

そして、商品を選ぶ基準は、

150億CFU以上の菌が入ってること。

一気に大量の菌を投入した方が、

荒れた腸内環境には効きやすいのです。

生存性が高い菌が入ってることも重要です。

プロバイオティクスは

胃酸で死んでしまうケースもあります。

乳酸菌は酸に弱く朝食をヨーグルトにしても

ほとんど死んでしまうのがオチです。

できるだけ腸に届くものを選び、

胃酸の分泌が落ち着く食後2時間後など

時間設定にも気を配りましょう。

上記のプレバイオフィクスを

選ぶ基準に従ってiHerbで購入すると良いと思います。


最後に

さて、一度仲違いしてしまった腸内細菌と

仲直りする方法をここまで紹介してきました。

明日は、絶対忘れてはいけない

腸内細菌に餌をあげることについて

お話ししていきます。



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