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【重要】「自分」と「他人」との境界線、そのライン引き
こんにちは、Medです!
みんな「自分」というものを持っています。
それは「自分らしさ」であって、「他人」とは違います。
「自分」には「自分らしさ」があるし、「他人」には「他人らしさ」があります。
世の中、様々な人が居るのは当然ですが、中には「自他の区別がつかない」人もいます。
心理用語では「自我境界が曖昧(あいまい)」と表現します。
こうした人物は、自分の利得のために他人の「テリトリー」を平然と侵し、その対象に損害を与えても「素知らぬふり」をするような、極めて迷惑な存在です。
以前、「不可侵の領域(テリトリー)」「クラスターB群パーソナリティ障害」について触れました。
今回はこの「不可侵の領域(テリトリー)」を形成する「外枠」、つまり「境界線」について触れていきたいと思います。
当ブログ執筆にあたり、参考にさせて頂いた各種参考サイト様、画像サイト様には心より感謝の意を表します。
また、当ブログ閲覧によるいかなるトラブルも一切責任は負いません。
今回の記事内容については、捜査機関の捜査内容を妨害するものではありません。
当方は「診察業務」「相談業務」は一切行っておりません。お問い合わせは「法律関連」の場合は「弁護士事務所」など、「精神医学関連」の場合は「心療内科」や「精神科」などお尋ねください。
当方の記事の中で「診る」という言葉を使用する場合があります。これは、当方が「診察する・治療する」という意味ではなく、読者の方が「鑑別すべき・判断すべき」という意味です。
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※注意書きをご確認ください。
①自我境界
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◆自我境界とは
「自我境界」は別名「個人の境界線」とも表されます。
個人の境界線(こじんのきょうかいせん, Personal boundaries)、他者との境界線(たしやとのきょうかいせん)、バウンダリーとは、自分に対して行動をとってくる他人に対して、合理的・安全・許容可能な手法であるかを判別するために個人が作成する、ガイドライン、ルール、制約である[1]。それらのガイドラインは、結論、信念、意見、態度、過去における経験、社会学習の組み合わせから築かれる[2][3]。
出典:Wikipediaより引用
簡単に言えば、「自分は自分」と「他人は他人」とを区別する、「壁」や「境界線」のようなものです。
スポーツで言えば、「ドッジボール」が非常に分かりやすい例えではないでしょうか?
参加者は2つのチームに分かれて、ボールを獲得し、相手に向けて投げつけます。
この時、どのプレイヤーも「欲しがるもの」は「ボール」です。
しかし「ルール」があるため、相手チームに存在する「ボール」を境界線を越えて取りに行ってはなりません。
これが横行してしまうようになると、「ドッジボール」というゲーム自体が破綻してしまいます。
また「進撃の□人」というマンガがありますが、人を喰らう巨人の侵入を防ぐための「ウォールマ□ア」みたいなものです。
中に暮らす人は下界に溢れる巨人に「喰われない」ように必死です。
正に「安全な生活」を脅かす外敵から身を守るために「命がけ」なのです。
どちらの例えにせよ、大切なことは誰にでも「他人から勝手な侵入や干渉を許さない領域が存在する」ということです。
その境界線や壁こそ、自分と他人とを分断する「自我境界」なのです。
最初のドッジボールで言う「ルール」こそ、それらを取り締まる「法律」の役割を意味します。
一方で、「自我境界」や「テリトリー」の場合、自らが「心許せる」「信頼のおける」と判断した人物には選択的に一部を開示することができる特性もあります。
ただ、「心許せる」「信頼のおける」と判断したからといって、その人物に何でもかんでも開示したり、その人物のあらゆる「身勝手」を許容するものではありません。
この壁や境界線があるからこそ、誰でも「自分が幸せ」「相手も幸せ」という互いに「WIN-WINの関係」を築くことができますが、壁を壊されては破壊者が一方的に利益を得るのみで、破壊された方が損害を被り続けてしまうものです。
②他人のテリトリーを勝手に侵すということ
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◆テリトリーを侵すという重罪
まず「テリトリー」の意味を調べてみました。
テリトリー【territory】
1 国の領土。
2 学問などの領域。分野。
3 セールスマンや販売店などの受け持ち区域。
4 動物のなわばり。
出典:weblio辞書より引用
意味合い的には「1」か「4」あたりが強いでしょう。
「自我境界の曖昧」な「図々しい」人ほど、この「テリトリー」を侵して相手に損害や苦痛を与えたり、不当に「支配」しようとします。
結果として、対象のあらゆる「利益追求」を損なわせ、経済的損害や精神的苦痛を与えたり、それを継続し続けます。
まず「図々しい」という言葉の意味を調べてみましょう。
自分勝手にふるまい、他人に迷惑をかけても気にしないような態度や行動を形容した表現。似た意味の言葉として「厚かましい」が挙げられ、「厚かましい」は他人に迷惑をかけた上に、そのことを恥じたり気にしたりしないさまを表すことが多い。
出典:weblio辞書より引用
上記では、「迷惑」かけても「気にしない」「厚かましさ」とあります。
この表現だと非常に「マイルド」ですが、「無銭飲食」などの「詐欺罪」、「物」や「知的財産」を盗む「窃盗罪」「背任罪」に問われるようなことをしても、「素知らぬ顔」をしているような「人格形成」に問題のあるような人物です。
これらの犯罪は「罪を侵した人物」が「勝手に利益を得る」ものであり、その代償として、対象となった人物が「利益を得られなくなる」ものです。
つまり、相手に「経済的打撃」を与えておいて、罪悪感がないどころか、笑っていられるような極めて異常性の高い「人格障害(現パーソナリティ障害)」に多い異常状態です。
また対象の「プライバシー」を侵し続け、対象に精神的苦痛を継続して与え続けても、全く反省できないような異常性があるのです。
<関連法規>
・「窃盗罪」他人の財物を盗む犯罪
・「強盗罪」暴力や脅迫などによって他人の財物を強奪する重罪
・「詐欺罪」他人を騙して財物を騙し取ったり、第3者に提供する重罪
・「背任罪」他人の持つ情報やノウハウなどを無断取得、第3者に提供する犯罪
・「不正競争防止法」他社の持つノウハウを諜報活動などを通して不当取得したり不正競争をする犯罪
・「知的財産基本法」他人に「知的財産権」を侵し、経済的損害を与える犯罪
・「不正アクセス禁止法」不正に他人の端末やアカウント、ネットワークを侵す犯罪
・「電子計算機損壊等業務妨害罪」他人の電子端末に侵入しプログラム改ざんなどによって業務を妨害する犯罪
・「プライバシー侵害」他人の私事を勝手に取得、干渉する「不法行為」
<その他関連法規>
・「ストーカー規制法」恋愛感情あるいは怨恨感情による物理的接近、プライバシー侵害、本人周囲での声出し・騒音行為、他
・「迷惑防止条例」悪意ある感情に起因する物理的接近、痴漢、盗撮、わいせつ行為など
上記のようにざっと並べても、どれほど悪質性の高い犯罪かは表現しにくいでしょう。気になる方は各関連記事へのリンクを貼っておいたので、よろしければご参照ください。
犯罪者の中で、「依存心」の高い人物がこれらの「違法行為」を繰り返し行ったり、より悪質性の高い犯罪に手を染めると、より対象の被る損害と精神的苦痛は増大します。
犯罪者は何の「痛み」も感じないため、犯罪行為を繰り返しては勝手に「私益」を肥やし、繰り返されれば繰り返されるほど、対象者は「損害」を被り続けることになるのです。
よく耳にする「詐欺罪」の要件は以下の通りです。未遂も罰せられ、最低でも「懲役刑」の重罪です。絶対しないようにしましょう。
無銭飲食や無銭宿泊を行う、無賃乗車するなど、本来有償で受けるべき待遇やサービスを不法に受けること。
出典:Wikipediaより引用
◆パーソナルスペース
誰にでもある「パーソナルスペース」。一体何のことでしょう?
パーソナルスペース(英: personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、個体距離、対人距離とも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。これはプロクセミックス(proxemics, 近接学)の分野である。
出典:Wikipediaより引用
学生時代に授業で教わったことは「フラフープの位置」と教わりました。
親密性によって変わる空間の広さのことです。
例えば恋人や配偶者、親子関係(年齢差にもよる)はほぼ密着しても不快に感じない場合もあるはずです。
したがって、知らない人からいきなりこの「フラフープの位置」を侵されるとかなり「不快」を感じるはずです。
以前私も、病院の待合室で待機していたところ、空席が目立つ空間であったにも関わらず、全く知らない化粧の濃いオバサンにすぐ隣に来られて、かなり不快を感じた覚えがあります。
また全く面識のない「自己愛者」などに行動周囲を徘徊されたこともあり、極めて不快な思いをしたこともあります。
「クラスターB者」のような承認欲求が強く、対人関係に障害を持つ人物は、対象のパーソナルスペースや視界を侵す傾向が強く、侵された側は強い不快感を抱くことが非常に多いです。また相手に不快な思いをさせて、そのリアクションを見て愉しんでいるような幼稚性もあります。
◆テリトリーの例
最も簡単なテリトリーは「家」「車」「敷地」などです。つまり、「私的な生活が展開されている場所」のことです。
これらを他人が一方的に侵すことなど、断じて許されるものではありません。
「家」に住む人物以外は普段「完全不干渉」であり、家主の許可にて選択的に他者を内部に招くことができます。
もちろん、招いたからといってどの部屋に入ってもいいということはないと思います。
また招いた人物が自宅にあるものを勝手にパクったりした場合には、家主は通常怒りを覚えるはずです。
ましてや全く招くはずのない「クラスターB者」「非行障害者(既往含む)」や全く関係のない第3者に盗品を勝手に提供する行為も同様です。
同様にパソコンや電子端末などもその類です。
内部のデータは無断で他人が干渉することなど通常許容することはあり得ません。
上記にもありました「不正アクセス禁止法」「電子計算機損壊等業務妨害罪」という犯罪でも分かる通り、他人のパソコンや端末内部への侵入など誰も許容し得ないはずです。
勝手に他人の端末を侵した上で、他人のプライバシーに干渉、不当な支配を展開し、自らの意図にそぐわないとプログラム改ざんなどを試みるという行為があった場合、それらは「自宅」「会社」などの「住居侵入」に該当するような蛮行を繰り返し、相手のテリトリーを散々荒らしつくす全くとんでもない「強盗」と何も変わりません。
現在の技術では困難ですが、「思考」――これこそ最も肝心要で絶対不可侵の「テリトリー」であり、これが侵されてしまうと、「関係したい人物」との選択的・健全的関係性を構築できないばかりか、様々な「知的財産」を喪失し、かなりの貧困を強いられてしまうでしょう。
この保障がない限り、「あらゆる閃き」や「アイディア」でさえも、まるで「オープンソース(無料公開物)」のように他人にいいように勝手に悪用されるだけで、本人の利益はほとんど残りません。
これは侵してはならない領域と「自由権」の中の「精神的自由権」にて「絶対的保障」とされています。
<関連記事>
◆テリトリーを侵す重大犯罪例
◇「不正アクセス禁止法」
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