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スピッツ「ビギナー」レビュー
2010年7月10日記。mixiからの転載。
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初めてこの曲を耳にしたのは、テレビから流れるコマーシャルを見た時だった。楽しそうにボールを蹴る人たちに交じって、サッカーの中澤選手がしっかりと前を見据える。すぐにスピッツと分かるサビのメロディが自然と入り込んできて、すぐに記憶してしまった。「だけど追いかける 君に届くまで」きっと何かの応援
砂をかける、薪をくべる
私は筋金入りのスピッツファンだ。彼らが人生に与えた影響は計り知れない。学生時代は気の合う友人と語り合い、社会に出てからはネットやSNSの普及もあり、実際に会ったことはないけど同じ好みを持つ人と繋がれるようになった。特にtwitterで繋がった縁も多い。
そんな風にして私の人生の幹を作っていたスピッツだけど、ここ数年はまともに彼らの曲を聴いていない。ライブには行くがそれほど余韻を引きずるでもなく、
冬至が待ち遠しかった日々
ここ最近、急激に寒くなってきた。
子供が生まれてから、季節の移り変わりに敏感になったな、と思う。いや、より積極的に意識するようになった、というのが正しいか。Eテレの子供向け番組も、春になれば木々が芽吹き、梅雨が来ればカエルが飛び跳ね、夏は海に出かけ、秋になれば落ち葉で遊び、冬には大きな手袋で温まる。世の中の、ニンゲンの営みを知らない状態で生まれてくる子供にとって、季節は一番最初に感じる、身近に起