まゆごもり

7歳娘、4歳息子の育児に奮闘中。のんびりワーママ。そろそろ日本語教師になりたい。育児に…

まゆごもり

7歳娘、4歳息子の育児に奮闘中。のんびりワーママ。そろそろ日本語教師になりたい。育児について思うこと、日常で感じたことなどを書いていきたいと思います。

最近の記事

スピッツ「ビギナー」レビュー

2010年7月10日記。mixiからの転載。 ============================= 初めてこの曲を耳にしたのは、テレビから流れるコマーシャルを見た時だった。楽しそうにボールを蹴る人たちに交じって、サッカーの中澤選手がしっかりと前を見据える。すぐにスピッツと分かるサビのメロディが自然と入り込んできて、すぐに記憶してしまった。「だけど追いかける 君に届くまで」きっと何かの応援ソングなのだろう、このサビに繋がるまで、一体この曲はどんなストーリーを持っている

    • スピッツ「美しい鰭」

      ファンになってから必ず発売日に買っていた新譜。多分配信シングル以外では初めて、発売日に買えなかった。発売日もきちんと覚えていなかった。映画の主題歌になり様々な情報公開がされる中、私はその流れとは全く別の場所にいた。 1人目の出産後に迎えた「みなと」は、出産直後にもたらされた光のようだった。暗闇の育児の中の一筋の光。その年の夏に発売された「醒めない」は、初めて赤ちゃんを連れた遠出のドキドキ感とともに、車の中で聴いた瑞々しい音が蘇る。2人目の出産とともにあったのは「優しいあの子

      • 砂をかける、薪をくべる

        私は筋金入りのスピッツファンだ。彼らが人生に与えた影響は計り知れない。学生時代は気の合う友人と語り合い、社会に出てからはネットやSNSの普及もあり、実際に会ったことはないけど同じ好みを持つ人と繋がれるようになった。特にtwitterで繋がった縁も多い。 そんな風にして私の人生の幹を作っていたスピッツだけど、ここ数年はまともに彼らの曲を聴いていない。ライブには行くがそれほど余韻を引きずるでもなく、コロナが流行してからは一度もライブに行っていない。そしてそれを、ものすごく悔しい

        • 落下と脱線

          冷たい雨がどんどん降ってくる水曜日に、亡くなった祖母と対面し、雨が止み切らない土曜日に、祖母を見送ってきた。 亡くなった人は雨を降らせる。何となくそう信じるきっかけとなる出来事は、母方の祖父が亡くなった時に起こった。実家から出棺する時、今まで晴れていた空が一気に暗転し、数分間だけざーっと音を立てて雨が流れ落ちた。親戚の誰かが、盆栽に水をやりたかったんだな、とつぶやいた。外には祖父が手塩にかけて育て上げたたくさんの盆栽。間違いない、と信じるのはそう難しくはなかった。 亡骸と

        スピッツ「ビギナー」レビュー

          幸せの象徴、さんま

          女子校というのは大変特殊な環境である。男子の視線を気にせず(もちろん男性の先生は眼中にはない)、しかし男子に何一つ頼ることなく生活することにより、自分たちが世界の中心にいるような強烈な自我が生まれていく。私はそんな環境にしばらくの間身を置いていた(濁して書いているが深い意味はない、ちゃんと卒業した) 私は早熟で体の成長も早く、小学校ではクラスを牽引する存在だった。今思えばただ人より成長が早かっただけで、そんな目立つ性格も実力も長くは続かなかったのだが。背も高く、三年生や四年

          幸せの象徴、さんま

          祖母のこと

          お昼前、実家から電話がかかってきた。祖母が亡くなった、という知らせだった。享年何歳だったかもうわからないくらい、会っていなかった。父方の祖母で、元々実家で同居していたが、アルツハイマーを患い実家での看病が困難になった。既にその時私は家を出ていたので毎日の様子は母から聞くだけだったが、トイレの場所もわからないため壮絶な状況だったらしく、施設に入所した後の母はすっかり疲れ切ってしまい、味覚も嗅覚もしばらくなかったようだ。子供はひいおばあちゃんに会っていないので、7、8年は会ってい

          汚れについて

          育児をしていると、汚れについて考えることが多い。 汚れに対して敏感な人ほど人生損をしている。これは私の持論だ。きれい好きな人ほど、何かを汚してしまうストレスを強く感じる。少しでも汚れが付くとイライラする。新しいブラウスにミートソースがちょっとはねただけで、その日は寝るまで気分が悪いまま、とか。 旦那は汚れを感知するセンサーが壊れているのか、またはそういう機能が元々備わっていないのかわからないが、本当に汚れていることに気づかない。気になるのは私だけで、そうなると掃除するのも

          汚れについて

          食べない娘

          今日は雨が降る予報だったのか、そもそも天気予報を見たかどうかすら覚えていないが、朝勤務を始めて目を上げると、窓の外は雨だった。今日は娘の幼稚園でサツマイモ堀りに行く予定で、朝長靴を持って嬉しそうに出かけて行った。家を出る時は降っていなかったのに。教室で、あーあ、と残念がる娘を想像してなんだかかわいそうに思えてきて、気持ちが落ち込んでしまった。サツマイモをたくさん取ってきてくれたら、スイートポテトを作ってあげる。朝ご飯を食べながら、スイートポテトのレシピ動画を一緒に見てそう話し

          食べない娘

          冬至が待ち遠しかった日々

          ここ最近、急激に寒くなってきた。 子供が生まれてから、季節の移り変わりに敏感になったな、と思う。いや、より積極的に意識するようになった、というのが正しいか。Eテレの子供向け番組も、春になれば木々が芽吹き、梅雨が来ればカエルが飛び跳ね、夏は海に出かけ、秋になれば落ち葉で遊び、冬には大きな手袋で温まる。世の中の、ニンゲンの営みを知らない状態で生まれてくる子供にとって、季節は一番最初に感じる、身近に起こる変化。その変化に目を輝かせる子供を見ていると、もっと色々なものを見せてあげた

          冬至が待ち遠しかった日々

          はじめまして

          まゆごもりと申します。ずっとやってみたかったnote、登録だけして全然投稿できていませんでした、、が、やってみたいと思います!よろしくお願いいたします。文章書くって、、エネルギー使いますね、、

          はじめまして