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サッカーの傷害予防と競技力向上を合わせたトレーニングを身に付けるためにスペインのマドリ…

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サッカーの傷害予防と競技力向上を合わせたトレーニングを身に付けるためにスペインのマドリードへ渡航。Escuela Deportiva Moratalaz、Rayo Vallecano de Madridと経て、Rayo Cuidad Alcobendas C.F.へ移籍。

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海外で通用する日本人の〇〇

前回、前々回、たくさんの方に有料noteを見ていただきました。 ありがとうございました。 よく考えたら、初めてトレーナーらしい記事をアップしたかな…と(笑) 今回は私が人として、トレーナーとして、最も大事にしている仕事に対する姿勢についてお話しします。 日本では当たり前が当たり前じゃない例えば、10分・5分前行動。 例えば、ゴミをゴミ箱に捨てる。 例えば、モノを大切にする。 私たち日本人からしたら当たり前の行動ですよね? 実はこれ、海外に出たら当たり前じゃない

    • #1 サッカー素人が疑問に思う、「スペイン人が日本人選手に毎回言うこのセリフ」

      まえがき私はサッカーを知らないし、日本のサッカー教育現場もよく知らない。 サッカー戦術に関するスペイン語を日本で使われている専門用語に訳す事なんて死んでもやりたくない。 あくまで立場はトレーナー、身体面の専門家。 だから「日本が」とか「スペインが」とか言いたいわけじゃなくで、純粋に「何でスペインに来る日本人選手は誰もがスペイン人に同じ事を言われるのかな」の疑問を伝えたい。 今までスペインでサッカー留学やサッカークリニック、チーム練習参加、大会参加…、きちんと数は覚えて

      • コカ・コーラは悪者?

        「コーラは飲んじゃいけない」 「炭酸飲料は禁止」 皆さんは炭酸飲料についてどんな印象をお持ちですか? 炭酸飲料について禁止しているチームも多いのではないでしょうか。 ですが、どうして炭酸飲料が悪者になっているか考えた事がありますか? ※決してコカ・コーラの宣伝をしているわけではありません。 クリスティアーノ・ロナウド=コカ・コーラを敵に回した男UEFA EURO 2020の記者会見で彼が起こした行動。 目の前にあるコカ・コーラのボトルを片付け、「水を飲もう!」と

        • あなたは何ができますか?

          突然ですが皆さん、グランドへ行く事が恐くなった事ってありますか? 表現や内容が目を背けたくなるものになると思いますが、「これが現実」と受け止めていただきたいです。 もしもの備えに向けて何度も講習会や勉強をしてきましたが、「こんな事教わらなかった」、「こういうところも配慮しなければいけない」など経験しないと分からなかった事を私目線で記事にします。 ※あくまで私目線です。「もっとこうなんじゃないか」という意見がありましたら、コメント欄にお願い致します。 ある出来事私は普段

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        海外で通用する日本人の〇〇

        • #1 サッカー素人が疑問に思う、「スペイン人が日本人選手に毎回言うこのセリフ」

        • コカ・コーラは悪者?

        • あなたは何ができますか?

          自分の名前で勝負する

          色々物議があった東京オリンピック。 批判されている反面、選手たちの声はパンデミック禍での競技や選手村生活を楽しむ様子がSNSで見られ、「どんな状況・環境でもやるべき事を見失わずに行動する事の大切さ」を伝えてくれました。 これは私たち一般人にとっても言える事だと思います。 「サッカーとは何か」を学んだ2年間この2年間ラージョ・バジェカーノの下部組織に所属し、本当の意味で「サッカーとはどんなスポーツなのか」、「プロとはどういう事なのか」を学びました。 それを教えてくれたの

          自分の名前で勝負する

          1年、10年を経て

          スペインに戻ってからバタバタと毎日を過ごしました。 気がつけばもう3月です。 毎朝起きてYahoo!ニュースをチェックするのが日課なのですが、ある企画が目に止まりました。 「知るは、チカラになる。」 2020年3月10日、スペインは全てがストップしました。 東日本大地震には1日早いですが、もう10年経つんだなと言う気持ちと、去年は世界的なパンデミックで3.11を思い出す余裕がなっかたなと何とも言えない気持ちになりました。 未知=恐怖10年前の震災時も1年前のパンデ

          1年、10年を経て

          スペインで献血してみた!

          やっとスペインに戻って来れたと思ったら、半世紀に一度の大雪に見舞われ、約2週間暇でした…(笑) おかげで時差ボケや体調不良もなく、良いコンディションでチームに合流できました。 ふとした興味なぜ今回献血をしてみたかと言うと、単純な興味本位です。 日本で大学時代に献血をした事はあるので、純粋にスペインの献血どんなかなと思ったからです。 たまたま昨日練習の帰り道で赤十字の献血バスを見つけて係りの人に声をかけました。 その日の受付はもう終わりだったのですが、来てくれてありが

          スペインで献血してみた!

          気持ちの整理

          スポーツ現場からすっかり離れてしまっていたので放置していました(笑) さっきスペインの家に約10ヶ月ぶりに帰ってきました。 ここからはスペインへ戻る飛行機の中で思い付く事を文字にしたものです。 日本は約1年前、スペインは3月10日、そして世界中の日常が変わりました。 たった100nmの小さいウイルスに私達の生活は変えられました。 「感染したら死ぬ」 そんな情報しかない中、発見場所が中国・武漢だったと事もあり世界中でアジア人が差別の対象でした。 アジア人=ウイルス

          気持ちの整理

          チームの一員としての役割

          表紙画像:https://sport-japanese.com/news/id/24687 突然ですが、試合中にレッドカード貰った事ありますか? プレイヤーとしてある人は珍しくないと思いますが、ベンチに、しかもスタッフとして貰った事ある人、日本人には少ないと思います。 なぜこんな前置きをしたかと言うと、私がその経験者だからです(笑) 今回は笑ってしまう話と、その時感じたチームの一員としての役割のお話です。 人生初のレッドカード まず証拠がこちらです。 スペイン語が

          チームの一員としての役割

          「歯」、大切にしていますか?

          突然ですが、皆さん、「歯」大切にしていますか? 食後毎回磨いてると言う人もいれば、朝晩2回と言う人もいると思います。 歯は生え変わったら一生の付き合いになるので、大切にしたいですよね。 親知らずとの戦いあれ?腫れてるかな?と思った次の日、痛い!痛い!痛い! 5日連続で歯科に通い、膿みを取って洗浄して薬を塗って、家では毎食後に抗生物質とロキソニンを飲む生活。 相当腫れて、口が閉じれませんでした。 どれだけ念入りに歯を磨いても、体調少しで敏感に反応するのが親知らず。

          「歯」、大切にしていますか?

          卒論まとめ編 〜サッカーの試合におけるハーフタイムの体冷却方法の違いが 後半の間欠性持久力に及ぼす影響について〜

          特殊な器具を使わなかった理由前回の卒業論文編に引き続き、今回も有料記事を投稿します。 内容は前回同様上記のテーマですが、前回のはトレーナー(専門家)向けの記事になっていたので、今回は指導者や選手、学生の方々に見ていただけたらなと思います。 この卒論研究をするにあたって私は特殊な器具を一切使いませんでした。 論文研究というと、特殊な測定器具を使ったり、特殊な分析ソフトを使ったりと、専門機関でしかできないようなものが多いです(特にスポーツ分野では) が、私が使用したものは

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          卒論まとめ編 〜サッカーの試合におけるハーフタイムの体…

          卒業論文編 〜サッカーの試合におけるハーフタイムの体冷却方法の違いが 後半の間欠性持久力に及ぼす影響について〜

          初めての有料記事今回の記事・卒業論文編と、この次に投稿する卒論まとめ編を有料記事として投稿します。 以前Twitterにあげたこの投稿。 ありがたい事に、たくさんのリツイートといいねをいただきました。 そして興味を持っていただきました。 なぜ有料なのかというと、「きちんと受け取っていただける方に情報を届けたい」と思ったからです。 学生時代に書いた卒業論文ですが、たくさんの方々のご協力の上で成り立ったものです。 それを簡単にばら撒きたくない、そんな思いからです。

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          立ち止まる意義

          先輩からのお誘い3月末に日本へ緊急帰国してから自粛の毎日。 スペイン語のテキストを開いても、トレーニング関連の参考書を開いてもいまいちやる気の出ない毎日を送っています。 そんな時、大学時代のゼミの先輩からリモート講演に誘っていただきました。 結果、めちゃくちゃ面白かった。 そして頭をフル回転にしたせいか、ふーーーっと大きくため息が出ました(笑) タイトルが「進化の原動力」ということで、講演をされた方はトレーナーさんですが、内容はとても哲学的なものに感じました。 と

          立ち止まる意義

          女性として生きるスポーツ界

          3月8日、国際女性デーです。 もちろん国際男性デー(11月19日)もあります。 海外で生活していると、日本のように女性が「3歩下がって男性を立てる」なんて事はなく、むしろ女性達が1番に立ち上がります。 決して何かを肯定するわけでも否定するわけでもなく、一個人の意見として読んでいたでければ嬉しいです。 あくまで私自身が肌で感じ、頭で考え、心で思った事です。 物理的にあり得ない男女平等まず、男性の体力、筋力、スピード、高さ、など身体的なところで勝てる女性はほぼいません。

          女性として生きるスポーツ界

          They can't order me to stop dreaming!!

          「どうしてスペインにいるの?」 2年前の今頃、家に帰るバスの中で聞かれた質問です。 その人とは出会って半年くらい経ち、何となく深い話ができる人だなと勝手に思っていた人です。 その問いに対しての答えは「色々あって」でした。 当時自分の理想としていたスペイン生活とは違い、どことなく歯痒さを感じていました。 「色々あって」、つまり「なぜスペインにいるのか」と言う問いに対して、胸を張って答える自信がありませんでした。 あの時包み隠さず話せていたら、「今」は少し変わっていた

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          Rayo Vallecano de Madrid というチーム

          タイトル通り、今回はスペインリーガ2部所属のラージョについて書いていきます。 と言っても、私がよく知るのはカンテラ(下部組織)なのでラージョの育成環境について書いていきます。 チーム名の意味 「Rayo Vallecano de Madrid」とは、直訳すると「マドリードのバジェカス(地域名)の稲妻」となります。 エンブレムに稲妻マークが描かれていたり、ユニフォームに斜めのラインが入っていたりするのは、この「RAYO」を意味しています。 チームは今シーズン95年目を

          Rayo Vallecano de Madrid というチーム