スペインで献血してみた!
やっとスペインに戻って来れたと思ったら、半世紀に一度の大雪に見舞われ、約2週間暇でした…(笑)
おかげで時差ボケや体調不良もなく、良いコンディションでチームに合流できました。
ふとした興味
なぜ今回献血をしてみたかと言うと、単純な興味本位です。
日本で大学時代に献血をした事はあるので、純粋にスペインの献血どんなかなと思ったからです。
たまたま昨日練習の帰り道で赤十字の献血バスを見つけて係りの人に声をかけました。
その日の受付はもう終わりだったのですが、来てくれてありがとうとプレゼントを貰いました。
そして今日、たまたま出先で献血バスに遭遇。
もうこれは行くしかないと(笑)、声をかけました。
献血の流れ
スペイン語で献血を「donatión de sangre」と言います。
直訳で「血液のドナー」です。
まず身分証の提示をします。
口頭で、今までの献血有無、この1ヶ月の病歴、この1ヶ月の渡航歴、今日の体調などを聞かれます。
次に申請書に、名前・NIE(マイナンバー)・住所等の個人情報、今日の体調、病歴、ここ6〜12ヶ月の渡航歴、COVID-19の感染歴・濃厚接触歴、タトゥーやピアスの有無、同意サインなどを記入します。
記入に使った注射器型ボールペンはプレゼント、マスクも新しいものに交換してバスに入ります。
バスの中は、運転席のすぐ後ろが関係者の荷物置き場、その反対側が個室、その奥にベッドが4つ、後ろの出口の部分が在庫置き場になっていました。
まず個室で申請書の確認と血圧測定、小指に針を刺して血液を採取します。
ここまで約5分。
最終チェックをしていざ献血へ。
こんな感じのベッドに横たわって行います。
すごく寝心地がよくて、空港にあったら最高だな〜と思うほど(笑)
検査用に試験管3〜4本採取した後に、献血用パックになります。
検査結果は2週間後にメールで届くそうです。
説明では約0.5ℓ取るねと言われました。
後ろにいたおじちゃんが日本に旅行に行きたいらしく話が盛り上がっていると、「え、もう終わるよ!早いね」って言われるくらいすぐ終わりました(笑)
「2時間はアルコールもタバコもダメだよ、あと激しい運動もダメ、今日は水分をたくさん取ってね。止血するからもう少し休んでて」
するとおじちゃんから、「水がいい?ジュースとコーラもあるよ、あとポテトチップスと…」ってめちゃくちゃあるやん(笑)
日本では水とアクエリアスしかなかった記憶なので、品揃え完璧でした(笑)
感染予防のためペットボトルに自分で開けたストローをさして、マスクの下から飲みます。
お土産にポテトチップスとオレンジジュースを貰って終了。
約20分で終わりました。
余談ですが…、いつも以上に疲労感がある献血後。
調べてみると、1回の献血でなくなった血液をつくり出すために約600kcalも消費するとの事。
今日はちゃんと水分取ってご飯食べます(笑)
スペインで献血を終えて…
日本の赤十字もそうでしたが、「みんなフレンドリーだし、痛くないし、居心地いいし、また機会があればドナーになりたいな」、これが率直な感想です。
バスはWi-Fiあるし、清潔だし、気軽に入れるし、お土産たくさんだし、おじちゃん面白いし、ドナーになって良かったなと思います。
12ヶ月で女性は3回、男性は4回ドナーになれます。
トヨタスペインも赤十字に協力しています。
日本にとって馴染みのある会社の名前を聞くと、親近感が湧きますね。
このURLから献血を受けれる場所や詳細等を確認できるので、スペインにいる人は是非行ってみてください!
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