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おはようございます。
成田雅嗣(@naritamasatsugu/)です。


僕が運営をしていく中で
何年も何年も解決策が見つからない問題があって、

それは


常識が常識で通じない


こと。


という記事をかきました。

一番多いのが

遅刻問題

ですが


二番目に多いのが

お金問題

なんです。



俳優がどこかレッスンに通う場合、
契約期間(通う期間)を一括で払う方が総支払い金額が安くなる場合があります。


例えば

分割の場合:20,000円/月×12ヶ月=240,000円
一括の場合:220,000円 (1ヶ月分免除)

など。


この場合は、
一括で払う方がお得ですよね。


多くの俳優は一括で払うお金がないから分割を選ぶ訳ですけど
うちの場合は、レッスン機関と俳優の間にプロダクションが入り、
プロダクションが立て替えて一括払いを行います

で、その立て替えた金額を
プロダクションは俳優から分割で頂くんです。


つまり

【通常】
●俳優 → レッスン機関 へ支払い
 分割:20,000円/月×12ヶ月= 総支払費用 240,000円

なのを

【プロダクションが立て替え】
●プロダクション → レッスン機関 へ支払い
 一括:220,000円
●俳優 → プロダクション へ支払
 220,000円の分割:18,300円/月×12ヶ月= 総支払費用 219,600円

として、
総支払費用を20,000円程 安する方法
をとっています。


(やさしいでしょ)


俳優にとっては、とてもお得な話だし
とっても俳優ファーストの方法で対応していると思うんですね。



しかしここで起きてくる問題が

俳優が通っているレッスンを途中で辞める。
途中で辞めるから、残金のレッスン費は払わない

と言ってくるんです。


上記の通常契約の場合でも契約期間がある訳なので、
途中で辞めた場合でも、通うはずだった残金は払わないといけません。

携帯電話の契約と同じようなものです。


が、

俳優からすると
支払先がレッスン機関ではなくプロダクションのため
バックレれるのではないかと思ってしまい
平気で『残金は払いません』と言ってきます。

プロダクションとしては
俳優のことを想って立て替えたことが
裏目にでてしまうパターンですね。


結局
プロダクション 対 俳優
という図式になり
レッスン費の支払いに関して、もめてしまうのです。


一般的に考えて、
俳優のわがままが間違っていますが
当の俳優本人は
もみ消そうとしてきます。


プロダクションとしては
話し合いでまとまらない場合、
もう顧問弁護士に依頼するしかなく、
弁護士先生にまとめて頂くしかなくなってしまうのです。


昨年は1人
弁護士先生にまとめて頂きました。

現在は2人
弁護士先生に相談中です。


金の切れ目は縁の切れ目

というのは、その通りで、最悪裁判になるかもしれません。


が、
ご存じのとおり、こちらは全く否がありませんので、
負けることはありません。



常識が常識で通じない人


どうやったら解決できるのだろう。


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