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おはようございます。
成田雅嗣(@naritamasatsugu/)です。


世の中には、本当にいろんな人がいます。
世の中には、本当にいろんな考え方があります。
世の中には、本当にいろんな『正義』があります。

僕を含めて、ね。


僕が俳優を育成するにあたり、
とてもとても重要視しているのが
『芝居を誰に教わるか』
という『指導者 選び』です。


ネットで検索すると
●演技教えます
的な、養成所やスクール、劇団や個人など
いろいろいろいろ出てきます。

正直、
ネットの情報だけでは
良し悪しなんかわかりません。

ほんとにスゴイ人は募集すらしていなかったりするし。

『指導者 選び』をする際に注意をしているのが
『教える人がちゃんと教えられるのか』
ということです。

例えば
『税理士合格の秘訣を教えます』
と税理士資格を持っていない人が言ってたら
『お前、誰やねん!教えれんやんけっ!』
ってなりますよね。

これが『芝居』となると
特に資格がある訳でもないので、
いってみれば、誰でも教えられてしまうのです。


誰でも教えられてしまうのです。


よくネットで見かけるのが
『海外の○○という演技論を学び・・・・』
という方。

うん。
僕も海外の○○という演技論を勉強したことがありますが
とてもいいと思いますし、とても難しいものでした。


ここで注意しないといけないのが

学んだ=理解している
理解している=教えられる
ではない

ということ。

また、
海外の○○という演技論を・・・のやっかいなところは
海外の演技論を生み出したS氏から直接教えてもらえる状況ではない
というところ。

さらに
S氏に教わったD氏に教わる訳でもなく
D氏に教わったC氏に教わる訳でもなく
S氏の演技論の本を読み、影響されたB氏に教わったA氏。
このA氏から教わる という現実です。

複雑ですね。

もっと簡単に言うと
ボクシング世界チャンピオンを目指す僕が
具志堅さんのビデオをみて、本を読んで勉強しただけの人からボクシングを教わって、世界チャンピオンを目指す
ということです。

目指せれます?
叶います?

不安ですよね。

いや、でも。
芝居の世界ではこんなことが普通にあるんですね。

いやはや、まいったものです。


そんな状況の中、
僕が『指導者 選び』をする際、
一番重要視しているポイントは
『その人がなぜ、どういう目的で、演技を教えているか』
です。

●演技を教えて、お金を稼ぐ
という目的はひとまずおいておいて、

●演技の上手い俳優を育てるため
●自分が偉そうにしたいため
●自分の領域にその人を確保したいため

などなど。


養成所やスクールで雇われ講師として教えている講師の中に
『とりあえずカリキュラムをやっとけば、自分は給料もらえるし精神だけの人』は、もう論外ですよね。

劇団系に多い
『教えるを理由に、自分の領域に人を確保しておこう精神の人』
も僕は個人的に好きではありません。

こういう人は
自分の劇団以外の作品に出ることを極度に嫌います。
「まだキミは、出られるだけの実力がない」
という、まっとうそうな理由をつけて。
(本当にそういう場合もありますけど)


俳優のことを考えて
●演技の上手い俳優を育てる
●売れる俳優を育てる

という意識の人に、僕はお願いしたいな、と思っています。


また、
教える人が芸能界の現状(※過去ではなく、現状)を知らない人も、僕は好きではないです。

よく
「日本の映画界は・・・」
「日本の芸能界は・・・」
と批判する人がいますが、
俳優がこれからチャレンジするのは「日本の芸能界」です。
アメリカではありません。
日本の環境の批判をしても、何もはじまりません。
『日本で』
『どうやったら演技が上手くなり売れるのか』
を考えなければならないのです。


僕は実際にお願いする人を探すために、
指導者になる方とお会いさせて頂き、いろいろお話を聞かせて頂くようにしています。

それでも、わからない人は沢山いるんですけどね。


変な指導者にあたると
俳優の根本から崩されることがあります。

変な指導者から俳優を守ることも
僕らマネージャーの大事な仕事のひとつなのです。


◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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