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たかあき
2023年2月20日 12:28
普通の文章が、書けなくなる。疲れか。ことばは、他者のもの。詩は個人のもの。矛盾がある。そんな矛盾を抱えて、詩を書く。「昭和詩歌集」借りる。分厚い。俳句、短歌、現代詩の名作を集める。短歌では、塚本邦雄、岡井隆、の作品に目がいく。俳句、すべて面白い。俳句、写真みたいなものか。ある場面を切り取って表現するから。でも、写真とも違う。ことばと画像、という違いがあるが、それ以上にな
キタダヒロヒコ
2023年2月9日 06:27
おんちよう キタタヒロヒコこのさにははたけにせむとよきつちのけふくろくろともられけるかも(漢字変換の一例・以下同様…この狭庭畠にせむと良き土の今日くろぐろと盛られけるかも)なにもせてひとつきおきしつちのうへしかとあをくさのひにけるかも(何もせでひと月措きし土の上確かと青草伸びにけるかも)つきのいりまちかきころにおきいてててつついのくはもちにけるかも(月の入り間近き頃
笹塚 心琴
2023年2月4日 20:23
1そのなかに神の文字あり僕たちは何を治しているのでしょうか2こころには絆創膏が貼れなくていつになっても血が止まらない3夕食後カップを持って行列になって薬を待つ午後七時4映画にもカフェにも買い物にも行けず何を癒しと呼ぶのでしょうか5過去がなおいまを蝕むエビデンスになりませんかこの苦しみは6手遊びをしていた老婆はもしかしてタイムスリップしてきた私7空の青よりもしん
2023年1月30日 21:36
1絡まった毛糸をほどく窓辺にて「粉雪だ」ってきみはつぶやく2春を待つ(固いこぶしがほころびるよう)祈りにも雪降り注ぐ3雪だるまたぶん私のご先祖もそのご先祖もそのご先祖も4「極寒の雪国生まれ」寒さにはめっぽう強いはずの設定5こころにも雪降るだろうしんしんと未練ばかりが暴れる夜は6終わり方忘れた恋がかつてありみだりに雪は音もなく降り7雪道に足跡つけるためシューズを
薄楽俊
2023年1月29日 16:47
文庫本の十代は病むこともなく東にも下らず春を解約せり今日は来ない ふともれたわが言葉にきらめく五月の君の有限悲しみの丘のてっぺんまで登った先輩二人ほどの毛死する秋冬の夜の桃の実をもぎ取る知恵も力もあらざるままにわが二十歳さよならは目と目でおしまい 駅まではいかず降れ降れ春の雪○ 高校時代は文庫本中毒。もっぱら新潮、たまに角川。岩波は敷居が高かっ た。大学は東京へはいかず地方大