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40代、会社勤めの生存戦略

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これまでしてきた仕事や日々の生活を通して感じたこと気づきを言語化するチャレンジ
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2022年8月の記事一覧

生け花の概念をどう変えるか

生け花の概念をどう変えるか

生け花をしている人と話をした。
コンテストに参加したら、写真的な表現に慣れているため、作った作品を2次元であると評価され、奥行きを持たす3次元の表現の必要性を講評されたそうだ。

一方で、生け花という世界は、担い手が減り、技術のレベルも昔ほどではないという話を聞いた。

その話を聞いて、あらゆる業界が、テクノロジーの進化に合わせて、新たな領域へとその到達点が達しているのに、華道は過去にも到達しない

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コミュニティはライフライン

NewsPicksでとても刺さる動画があった。
YAMAPの創業者 春山慶彦さんへのインタビューだ。

その中で彼は、コミュニティをライフラインと表現していた。

今、日本で起きている「孤独感」や「疎外感」、そして将来に対する不安、他の年代への理解のなさや尊敬の足りなさなどは、全てここに起因しているのではないかなと思う。

一つのことを中心に年代を超えてリスペクトしあえるということでは、下の動画で

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あなたは小鳥さんになれますか?

あなたは小鳥さんになれますか?

「ユニコーンに乗って」というドラマがある。

起業、女性活躍、リスキリング、中高年の転職、教育のデジタル化など今の政策課題をできる限り詰め込みました、的なドラマだ。

若い女性社長と転職してきた元銀行支店長を中心とした恋とサクセスストーリーが相まった、テレビの王道スタイルを今っぽくみせているのが特徴だ。

最近このドラマについて、褒め称える記事があり、こんなふうにこのドラマを捉えていた。

もちろ

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「昭和レトロ」ブームの先

「昭和レトロ」ブームの先

「昭和レトロ」ブームが続いている。

色々な背景があるが、1番は

てして、そこへの憧れがあげられると思う。

ただこのようなブームと接するときはただ単に乗るだけではなくて、その先に何が待っているか、を考える必要があるなと思う。
少し前には、テレビを中心に「日本礼賛」ブームというのがあった。

その結果、反動で今の閉塞感にもつながっていると思う。

となると、今回もあまりやりすぎると、例えば世代間

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Is Content alone King?

Is Content alone King?

"Content is King"という言葉はビルゲイツの言葉として、有名だ。
その意味は、インターネットでは、テキストだけでなく、画像、音声、動画などあらゆるコンテンツが、安価に誰もが配布できるようになるから、コンテンツが王様になるというものだ。

これは普遍なものかと思っていたが、やはり違うかもと思うことが最近起き始めていた。なぜ違うのかなと思った背景としては、圧倒的にコンテンツの量が世の中に

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夏の高校野球をアップデートするには

夏の高校野球をアップデートするには

先日、高野連に夏の甲子園の酷暑対策について、インタビューをしている記事があった。

夏の暑さが問題の1つになっており、将来的に朝と夕に試合を挙行する「2部制開催」を検討しているという。
だが、これもブラスバンドの応援や場内アナウンスの近隣住民への配慮が必要で、そう簡単にはいかないらしく、検討段階から進んでいないそうだ。

また、「甲子園でなく京セラドームで開催すべき」という意見に関しては、『夏の甲

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まだ日本の消費は拡大している

まだ日本の消費は拡大している

円安が進んだ先々月、下のような記事を書いた。

先ほど、WBSを見ていたら、米国の直近の雇用統計の数字は予想を上回り、失業率は3.5%に留まっているとのこと。

予想よりも、景気が後退をしていていないそうだ。
翻って日本。6月に書いた下の記事でも取り上げた日銀の消費活動指数(下記リンクの中ほどExcelを参照)は、まだまだ拡大路線にある。

つまりあの時、悲観していた人たちや世論を展開していた人た

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今、起きている小政党の躍進、暴露、宗教に関する報道、検察の動きなどは、武器でも話し合いでもない日本版の革命なのではないかと妄想したりする。

変にプロぶったりするよりも数字が読める方が大事では

変にプロぶったりするよりも数字が読める方が大事では

一つのことにこだわる職人気質の人が多い職場にいくと、新参者が口出すことに対して拒絶反応されたりする。
「わかってないやつが口出すな」「素人は見ていろ」というような殺伐した雰囲気になりがちだ。

だから今までは何かを習得する時も、その人たちに従うしかなかったし、判断の基準がその人たちが全てになっていた。

だが、今はダイレクトにユーザーの反応が見えるし、判断の基準を数字で見える化できるようになった。

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