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Is Content alone King?

"Content is King"という言葉はビルゲイツの言葉として、有名だ。
その意味は、インターネットでは、テキストだけでなく、画像、音声、動画などあらゆるコンテンツが、安価に誰もが配布できるようになるから、コンテンツが王様になるというものだ。

これは普遍なものかと思っていたが、やはり違うかもと思うことが最近起き始めていた。なぜ違うのかなと思った背景としては、圧倒的にコンテンツの量が世の中に増えたことがあげられる。それにより1人が1つのコンテンツに接する時間より限られるようになり、「タイパ」という言葉も出てくるようになったのだ。

その時代の流れを受けたコンテンツの例が、次の2つだ。

1つ目は、朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める格闘技イベントのBreaking Down 。
今までの格闘技イベントと違うのは、その試合時間で、1分1ラウンドという超短期決戦で最強を決めるルールとなっている。
これはYouTube ShortsやTikTokなどの短尺動画や切り抜き動画などへの展開を前提としたメディア設計となっているのではないかと推測している。

2つ目は、ABEMAのアベマ倍速ニュースである。ニュース映像を1.5倍速に濃縮配信しているのが特徴だ。

いずれも、何(What)を伝えるということだけではなく、どのように(How)伝えるか、に拘ったコンテンツであるが、やはりその背景には、どんないいコンテンツであっても伝え方を間違えると、今までのようには伝わらないということを意味していると思う。

ContentだけがKingの時代は終わりつつあるのかなと思う。

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