コミュニティはライフライン

NewsPicksでとても刺さる動画があった。
YAMAPの創業者 春山慶彦さんへのインタビューだ。

その中で彼は、コミュニティをライフラインと表現していた。

ビジネス界隈でコミュニティという文脈が使われるのをよく聞いていると、マーケティングで使われることがほとんどだなと思って。ファンベースとか。
僕はその文脈でコミュニティを語るのは浅いと思っていて。ライフラインだと思っているんですね。
今は独身の人たちが増えている、核家族化が進んでいる、地域のつながりがほとんどないっていう。でも人間って1人では生きられないので、地縁血縁関係なく強者の仕組みを作るのか。セーフティネットから漏れ落ちたときに助け合う仕組みを作ることがもっと切実になると思っていて。そういう意味で趣味のコミュニティというのは助け合いがしやすいと思っているんですね。
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今、日本で起きている「孤独感」や「疎外感」、そして将来に対する不安、他の年代への理解のなさや尊敬の足りなさなどは、全てここに起因しているのではないかなと思う。

一つのことを中心に年代を超えてリスペクトしあえるということでは、下の動画で出てきた13歳の天才数学者 梶田 光さんと79歳の学習院大学名誉教授 飯高茂さんとの交流は、とても見習うべきだなと思った。

エンターテイメントや趣味を中心に据えた仕事をするにしても、もっともっと本質的なところと向き合わないといけないなと思う。

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