山田玲司
漫画家です。ツイッター@yamadareiji 絶望に効く薬、ゼブラーマン、アリエネ、…
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宮崎駿の「水」とは?
水の下は地獄だけか?
今週のヤンサンは「ルパン三世 カリオストロの城」でした。
メインは宮崎作品の「水」について。
人はいつも何かについて騒いでいるけれど、いつも物事の表面しか見ていない。
「本当の事」はもっと深いところにあって、それを見なくてはいけない。
宮崎駿にとってのアニメとは、そんな「隠蔽された真実」を観客に見せて、何かを変えることなのだろう。
彼の作品は社会を暗示する「構造」
大ヒットすると漫画家は孤独になる
【漫画家のパーティー】
漫画家が集まる年末の大パーティー(謝恩会)に来る漫画家にはパターンがある。
アシスタントや取り巻きを沢山引き連れて来る「親分系」
モデルやタレントなんかを連れて全身ハイブランドで固めた「業界系」
自分の漫画に類するコスプレ的格好で独自のスタイルを貫く「カリスマ系」
さっきまで修羅場の仕事場でペン入れとかしてたであろう「抜け出してきた系」は適当な感じの普段着で1人で来る(
「呪術廻戦・休載」の背後にある「連載のスピード感」とは
【週間連載のスピード感】
ヤンサンでも解説した「呪術廻戦」の休載が決まったらしい。
休載の理由を作者の芥見下々先生が報告した文章の中に「私自身が週刊連載のスピード感のない呪術廻戦に魅力を感じない」「早く完結まで描いてしまいたい」とあった。
この「週間連載のスピード感のない」という言い回しは週刊連載での経験がない人達には分かり難いと思う。
わずか7日で20ページ前後の漫画を毎週描く、という恐