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参考文献(英語):アクティブラーニング:フォーマル協同学習グループでの教員の役割
Smith(1996)は、「フォーマル協同学習グループでの教員の役割」について述べている。(下記は要約である。)
1. 授業の目標を具体的に設定する(Specify the objectives for the lesson.)全ての授業には「授業目標」があり、具体的な「授業のコンセプト」「方策」「手順」と、授業を通して使い習得する「チームワーク目標」を、設定すべきである。
2. 教育のための
参考文献(英語):アクティブラーニング:フォーマル協同学習グループの5つの基本要素
Smith(1996)は、「フォーマル協同学習グループの5つの基本要素」について述べている。(下記は要約である。)
1. 積極的な相互依存(Positive interdependence)協同学習の中心は、積極的な相互依存である。学生は「メンバーの成功がなければグループの成功はない。」と、他者とつながっていることを信じる必要がある。
2. 対面の促進的な交流(Face-to-face pro
参考文献:学習能力目標の設定と関連する、グループ学習の分類
大山・田口(2013)は、グループ学習実践事例を、「事前作業」の有無と「事後作業」の在り方に着目し、「(A)交流型」「(B)意見獲得型」「(C)課題解決型」「(D)主張交換型」「(E)理解深化型」「(F)集約型」の6つに分類している。
(A)交流型〈事前作業:なし、事後作業:なし〉
グループ学習課題が授業内容と関係が薄く、グループメンバーとの交流を目的に行われている
(B)意見獲得型〈事前作業
参考文献:教育工学とアクティブラーニング
山内(2018)は、教育工学とアクティブラーニングについての歴史と、研究の全体像について述べている。また、アクティブラーニングの方法を3つのレベルに分類している。
レベル3:問題の設定と解決(例:問題基盤型学習・プロジェクト学習)
レベル2:葛藤と知識創出(例:相互教授・協調学習)
レベル1:知識の共有と反芻(例:ミニットペーパー、自由記述)
さらに、研究を「授業」「評価」「環境」「支援」の4
【研究】グループワークのグルーピング:研究領域
今回は、私の研究領域です。
グループワーク研究と言っても様々な領域があります。まずどの立場から研究を始めるのか明確にしなければなりません。
※最終的には様々なグループワークのグルーピングを研究したいと思っています。
大学院では、人間科学研究科で、教育コミュニケーション情報科学研究領域になります。ID(インストラクショナルデザイン)論の向後先生の研究指導を受けます。
また、専門学校でデザインの
【技法|グループワーク:教え合いの技法】ノート=テイキング=ペア(Note-Taking Pair)難易度☆☆普通
グループ形態:ペア(2人)
所要時間:5-15分
グループの存続期間:授業1コマから数コマ
オンライン授業の可能性:中
■説明「ノート=テイキング=ペア」は、2人の学生が協力する事により、1人でとったノートよりもより優れたノートを作る技法です。
主に、学生に下記の行動を促します。
・違う視点からのノートの再検討
・聞き逃した情報の教え合う
・聞き間違えた情報を訂正し合う
■手順(教員準備:適
【技法|グループワーク:話し合い】スリー=ステップ=インタビュー(Three-Step Interview)難易度☆簡単
グループ形態:2人か4人
所要時間:15-30分
グループの存続期間:授業1コマ *1回の話し合い
オンライン授業の可能性:中
■説明「スリー=ステップ=インタビュー」は、学生の交流の機会を作り、コミュニケーションスキルを高めます。インタビュー内容により、価値・態度・先行経験・授業内容の理解度を捉えることができます。
<授業評価>
インタビュー内容を分析し、文章化したものは、評価の対象になる。