【研究】グループワークのグルーピング:研究領域
今回は、私の研究領域です。
グループワーク研究と言っても様々な領域があります。まずどの立場から研究を始めるのか明確にしなければなりません。
※最終的には様々なグループワークのグルーピングを研究したいと思っています。
大学院では、人間科学研究科で、教育コミュニケーション情報科学研究領域になります。ID(インストラクショナルデザイン)論の向後先生の研究指導を受けます。
また、専門学校でデザインの講師もしています。グループワークも行います。
これらの環境から主に「教育学」と「心理学」からアプローチしたグループワークのグルーピング研究を行います。簡素化していますが、本当はここに「社会学」も含まれます。そして、「システム開発」も加わります。
■研究領域
人間科学
└─ 教育学・心理学
└─ 教育工学
└─ ID(インストラクショナルデザイン)
└─ アクティブラーニング
└─ グループワーク
└─ グルーピング
※「人間科学」も「教育工学」も学際的な領域です。
■グルーピング
グルーピングは、グループワークの準備段階で使用される手順の1つです。グループワークには様々な手法[詳細]があります。
■システム開発
グループワークのグルーピングは、ランダムが多く用いられています。
グルーピングは、グループワークでの学習目標により、求められるグループ人数や組み合わせが様々です。
システム開発を用いることで、学生人数や教員の経験に関わらず、様々な実施環境に応じて、学生も教員も容易にグルーピングできることを目指します。より多くの学生が主体的に学習目標を達成できるようにサポートしたいと考えています。
■インストラクショナルデザイン(ID)とは
向後先生のnoteにとても詳しい資料があります。
■アクティブラーニングとは
アクティブラーニングとは、従来の講義形式の授業ではなく、学生が能動的に学習を行う方法の総称です。アクティブラーニングを実施するためには、授業方法の設計(ID:インストラクショナルデザイン)が必要となります。
参考文献:山内 祐平(2018)教育工学とアクティブラーニング.日本教育工学会論文誌 42(3):91-200
(投稿日:2019年3月15日)
2019年3月16日...[変更]テキスト、図
2019年3月17日...[変更]テキスト、図
研究者として成長する目的で開設しています。