技法_グループワーク

【技法|グループワーク:話し合い】ラウンド=ロビン(Round Robin)難易度☆☆普通

グループ形態:4-6人
所要時間:5-15分
グループの存続期間:授業1コマ *1回の話し合い
オンライン授業の可能性:低

■説明

「ラウンド=ロビン」は、ブレーンストーミングの技法です。
KJ法で使用されます。ブレーンストーミングですので、できるだけ多くのアイデアを出す必要があります。アイデアをその場で深めたり、批判したり、笑ったり、評価したりしてはいけません。
学生は「単語」「熟語」「短い言葉」で順番に答えていきます。

■手順

1. テーマ(問題)を提示する
2. 4−6名のグループになる
3. ブレーンストーミングのルールを周知する
4. (必要であれば)記録者を用意する
5. 時間制限や、右回りに何回回すのかを周知する
6. 誰から始めるのかを決める
7. 全ての学生が意見を言い終わるまで順番に続ける

感想:難易度☆☆普通

学生がブレーンストーミングのルールを上手に受け入れられるかどうかが重要になると思います。慣れるまではどうしても考え込んだり、意見に対して評価してしまいますので、難易度を「☆☆普通」にしました。
活気とスピードを維持するために、複雑なテーマよりも、単純なテーマの場合に有用なようです。

【参考文献】「協同学習の技法」(バークレイほか, 2009)
* 難易度は主観です
* 説明は参考文献よりも容易に説明しています
* 手順は参考文献よりも細かく設定しています
* 詳細は参考文献をご確認ください

→「【技法】グループワーク(学習)もくじ」へ戻る

研究者として成長する目的で開設しています。