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参考文献(英語):アクティブラーニング:フォーマル協同学習グループの5つの基本要素

Smith(1996)は、「フォーマル協同学習グループの5つの基本要素」について述べている。(下記は要約である。)

1. 積極的な相互依存(Positive interdependence)

協同学習の中心は、積極的な相互依存である。学生は「メンバーの成功がなければグループの成功はない。」と、他者とつながっていることを信じる必要がある。

2. 対面の促進的な交流(Face-to-face promotive interaction)

学生はお互いの成功を促進し、課題を達成するために助け合わなければならない。

3. 個々の説明責任と責務(Individual accountability/personal responsibility)

学生たちは、仕事を分担共有することにより、個々の仕事の説明責任を持つ。生徒それぞれのパフォーマンスは評価され、その結果は個人と、所属しているグループにも返される。

4. チームワークスキル(Teamwork skills)

チームワークで必要なスキルは、「リーダーシップ」「意思決定」「信頼構築」「コミュニケーション」そして「コンフリクトマネジメント」である。これらのスキルは、アカデミックスキルと同じぐらい、目的を持って正確に学生に教えるべきである。

5. グループプロセス(Group processing)

教員は学生たちに、目標がどれだけうまく達成したのか、どれだけ効果的にグループ内の関係を維持しているのかを、話し合わせて明確にする必要がある。
一般的なグループプロセスは、グループワーク後に、少なくとも3つのうまく行ったことと、1つの改善点をあげることである。

引用文献:Karl A. Smith(1996) Cooperative Learning: Making “Groupwork” Work

(投稿日:2019年3月21日)


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