病や障害の受け入れについて ー ②
おはようございます。
昨日の日中は引っ越しの準備を完全に済ませました。段ボール8箱(シューズボックス含む)なので物も引っ越し先で処分していくと減らしていくことが出来るかなと思っています。
新居は家具家電付きのため本や漫画は多いから、本棚だけは持っていこうかなと思っています。
今日は『病や障害受容(障害の受け入れ)』について後編を紡ぎます。
結論から言えば、あくまで私見ですが病や障害の受容をしている方のほうが治りが早いと思います。完全寛解までは行かなくても部分寛解や完治までは行けると思います。(※精神疾患や障害は場合によって再発率が高まりやすいです)
その自己受容に加えて、家族や周囲の方も病や障害について理解を示してくれたり、受容してくれていると、より前向きに治療・加療出来て治りがより早くなると、ぼくは思っています。
▼昨日紡いだ記事▼
2018年の年末から2019年の春までにジワジワと躁転し周囲や家族に迷惑をかけはじめエネルギッシュになり「まちおこし」などを主催したりと、過活動で一気に10㎏以上体重が減少したことで、ほぼ家族から強制的に入院を勧められました。
まちおこしなどイベントも何とか終わらせた上で、ぼく自身も心身の消耗が激しいことは実感していたため、初めて双極性障害の躁転だと自身も受け入れてました。
主治医からも発症して約8年かかり『双極性(感情)障害I型』と診断を受けたことで抗うつ薬などから一気に薬の内容も変わり、抗うつ薬を無くして気分安定薬と睡眠薬がベースになりました。双極性障害については最初うつ病と診断されていても、診断確定されるまで平均約10年診断に時間がかかります。
それは本来の性格なのか病的なものなのかを慎重に見極めるためです。
入院期間中に主治医やケースワーカーに障害者手帳の交付や訪問看護の利用。そして入院中に、その時に働いていた職場は退職したため、次は障害者雇用(就労継続支援A型)の利用など障害福祉サービス受給者証などの医療・福祉サービスの受給までの流れを整えていただき基盤を整備していただきました。
今まで色んな患者や当事者の友人の方に出会ってきましたが、何年経っても「自分は障害を持っている」「治らない」「受け入れられない」という方は多くいます。
最悪なパターンが自死です。また薬を自己判断で調整したり断薬するのも気分や体調が落ち着かず安定しない一つの要因になります。
今の自分を受け容れる。そして病気や疾患を受け容れられなくても、まずは病院においてあるパンフレットや主治医をはじめとする支援職の方のアドバイス、本やYouTubeなどから正しい病識を得ることからはじめてみると、案外受け容れられたり理解が深まり、さらに苦しんでいるのは一人ではないことに孤立を感じずに安心も出来ます。
ぼくも、この3年で変わったことは退院後の2020年に就労継続支援A型のサービスを受給し3か月で卒業し現在、勤めている会社へ障害者雇用で入職し今年1月で3年目に突入し就労定着しました。
また、障害年金も申請し昨年から受給しています。
この3年は鬱で大きく落ち込むことはなく体調が悪くても1日でリカバリーできるようになりました。さらに昨秋には精神障害者ピアサポーター養成講座も受講し定期的に声をかけていただきピアサポーターとして支援職の方を対象とした部会で講演会登壇を依頼されるなど3年前には考えていなかった道が開かれたのです。
病や障害の受け入れについては、グッとみなさんに押し付けません。どの段階から理解を得ていくか、どのように治療を受けていくか、誰にどのように理解を求め、相手に求めすぎない程度で付き合い、互いのギャップを埋めていくかがスタート地点なのかなと思います。
向き合いすぎるとなんでも疲れてしまいますし嫌なところが見えてきます。
ぼくも家族と関係性は悪くはないものの、理解してもらいたいという気持ちもありますが、逆に家族が理解しようとし過ぎるとバランスの悪さで関係性が一時的に悪くなるため、去年からグループホームでの一人暮らしを検討してきました。
距離を置いてみるのも新たな発見や互いの時間が持て良いほうに進むのではないかと思っています。
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