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チームを作りの際に認識しておかなければならないこと

こんにちは。マーケティングドクターです。

フリーランスとして売り上げを大きくしていくためには、チーム作りが必須となります。チームを上手に組織できれば、あとは自分が窓口として案件を受けて、それを分割して指示することで自動的に処理してもらえるため、圧倒的に案件をこなせる数が増えます。

こうなってくると、月商100万超えはもちろん、数百万、数千万円単位での規模でビジネスが可能になり、法人化もそうですが、本格的に組織として人を雇い、育成するなどの段階も考えていかなければなりません。

収入が膨らむとともに社会的責任も大きくなり、大変そうではありますが、非常にやりがいがあって夢があります。せっかくフリーランスになって野望を抱くのであれば、この辺りまではなっておきたいものです。

しかしチーム作りにおいて、良いことばかりだけでなく、様々な落とし穴もあります。今回はそちらについてお伝えしていきます。


メンバーに過度な期待はしない

チームを作るにあたってまず認識しておかなければならないこと。

それは、いくら完璧なマニュアルを作成しても、いくら完璧な説明をしても、何をやってもできない人は一定数いるということです。

私も最初は全ての人に希望を持って接していたのですが、学校でも同じように勉強してもできる人できない人がいるように、それぞれで考え方や能力、モチベーションが違うので、でき加減が全く違うのです。

ビジネスで年齢も学歴も性格も考え方も違う人たちと向き合ってみると、学校や今まで付き合ってきた友人とは違い、本当にびっくりするような常識を持った人も多々います。

それが悪いということではなく、同じ方向を向いてビジネスをするにあたっては根本的に向いていない人は絶対にいるということなのです。

これは教育してどうこうというレベルではないことが多いです。なので解決しようとするのではなく、「そういうもの」だとして処理するのが1番の策であることを先にお伝えしておきます。

まだチーム作りをしたことがない段階では、「何言ってるの?良い教育さえればできるはず!」と信じられない気持ちが湧くこともあると思います。

私もその一人でした。

しかし、数百人を見てきた経験として、先ほどお伝えしたような心の処理の仕方をしておくと、何かあったときにスムーズに動けるため、あらかじめ知識としてこれらのことを頭に入れておくことをお勧めします。

冷たい言い方にはなってしまいますが、根本的な違いを持つ人に自身の考え方を分かってもらおうとすること自体、時間の無駄に費やしてしまうことになります。そしてそういう人は変に刺激すると、暴走して善良なチームの人を巻き込みよくない方向に導いてしまうこともあるため、刺激しないよう適当な理由をつけて外れてもらうのがいいです。

人件費を加味したサービス価格の検討が必要

私もこれはやらかしてしまったことがあるのですが、一人でやっている時と違い、サービスや商品料金の中に人件費が組み込まれます

例えば10,000円のサービスを販売するのに、これまでは2,000円広告費をかけて8,000円の利益が出ていたけど、外注費で5,000円支払うようになったら、残りは3,000円しか残らなくなってしまいます。

クラウドソーシングを利用して受注したものであれば、ココナラの場合販売手数料として22%取られます。さらに外注さんに対してもココナラから支払うのであれば、購入手数料として5.5%かかるため、10,000-2,200-5,275=2,525円しか残りません。

これらの残りから自身の報酬を捻出しなければならないため、この計算を明確にしないまま商品価格を決めて、気づいたらマイナスだった…なんてことにならないよう、サービス料金の見直し等をするようにしてください。

販売価格から人件費やその他の経費を引いてもきちんと利益が出るようにコントロールしましょう。

メンバー管理が煩雑になる

クライアント数が増えてくると、その分チームの人数も多くなるため、一人でコントロールできなくなる場面がよくあります。

本来自身のキャパを見ながら徐々に広げていけばいいのですが、ビジネスはそう都合良くいくものでもありません。広がる時は、自分の想像に反して一気に広がっていくことがあります。

私はここでイケイケドンドンで広げようとして、チームメンバーの管理・対応でほぼ1日潰れるということを何回もやらかしてしまいました。

やはり色々な人がいますし、クライアントによって様々なことが起きますからね。

なので、早い段階で会社組織で言うところの中間管理職みたいな人を配置するなど、教育マニュアルやシステムなどの体制を整えていく必要があります。

これはチーム化しようとした段階で、早々に自身の業務を細分化してマニュアル化しておく、そしてそのマニュアルをきちんと見て誰もが業務に着手でき、業務進捗が可視化できるようシステム化しておいてください。

補足として、契約管理も大事になります。

クライアントとの契約で秘密保持契約などを交わしますが、チームメンバーにも同じくその契約内容を守ってもらう必要があります。また、チームに入って得たノウハウを外部に漏らされたり悪用されたりしないよう、きちんとプロテクトしておく必要があるのです。

メンバーが増えてくると毎回契約するのは面倒ですが、契約しておくと、何か損失が起きるようなことをされた時にも法的措置が取れますし、何かいちゃもんをつけられた時には契約書にこう記載があります。と言って制することもできます。

契約を交わす一手間を面倒くさいと放置してしまうことで、思わぬ事態に巻き込まれることもあるため、本当に気をつけてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

何か意見や感想などあれば、お気軽にご連絡ください。

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