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【東証P:9532:電気・ガス業】Daigasグループ(大阪ガス)「インド市場挑戦とデジタルヒューマン」

 大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区)【東証P:9532:電気・ガス業】


・大阪ガス株式会社とは

京阪神を地盤とする、都市ガス2位、大阪府の時価総額現在24位の企業だ。電力含め総合エネルギー会社化を目指し、海外進出も実現している。燃料電池用触媒など技術力にも定評がある。

・2021年からインド進出

大阪ガスは、インド政府が推進する天然ガスの利用拡大や低炭素化、大気汚染対策の一環として、インドで都市ガスインフラの整備を進めている。人口増加が著しいインド市場において、このような事業を展開するのは非常に賢明な判断です。

天然ガスを動力にしてインド市場へ挑戦する。
インドにおける事業エリアはインド国土の10%を超えている。
事業を文化が違う南北で分けて着実に事業展開している。

・「デジタルヒューマン」を導入

2022年より大阪ガスは「デジタルヒューマン」を導入して、ガス機器やリフォームの相談をオンラインで対応している。AVITA社がその制作を携わっている。(アニメ版もある)
いずれもオペレーターの表情や身体の動きをリアルタイムかつ細やかにアバターに反映することが可能とのことだ。

利用者は自宅など場所を選ばず、スマートフォンなどを用いて、ショールームの専門アドバイザーが操作するアバターと、より気軽に楽しみながらコミュニケーションを行えるようになる。

・最後に一言

インドは、日本と比べてモノづくりやサービスの分野ではまだ遅れています。しかし、人口増加を背景に、インドのマーケティングは日本より優れていると個人的には思います。そのため、今回の大阪ガスとインドの企業のように、日本とインドの各企業が分業してコラボレーションする件数がもっと増えれば、両国の発展につながるのではないでしょうか。

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