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マリモノノウミソ

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私「竹内まりも」の趣味嗜好、日々思う事などを詰め込んでおります。ぎゅうぎゅう。
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記事一覧

魂の土台

魂の土台

戸田真琴さんと少女写真家の飯田エリカさんの写真展
「SOUL FOUNDATION」に行ってきました。
地図を片手に行ったのですが
「え……?中華屋さん……どこ……?」
となり結局俺たちのGoogleマップ先生に頼って
なんとか定刻通り只今到着。

初めて人にお花を贈りました。
大きくて奇麗なバラ。
品種の名前も可愛かったから撮影して覚えておけばよかった。

小さなマンションの一室にバラが咲き乱れ

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不完全な家族

私の家はいわゆる「機能不全家族」なのだと最近になって気が付いた。

元母親(離縁済み)は再婚先で適応障害を発症し
身寄りがないため再び籍を入れる事無く我が家に戻ってくる。
弟は社会不安障害を患っているが、病院が大嫌いで
(彼には様々なトラウマがあり、それが蓄積して今に至る)
家族はまるで腫物に触るようにしか彼に接することができない。
かく言う私も、常に着信拒否をされているのだが
自分が文句を言いた

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堂々巡り

どうしても「私が死ねばみんな楽になる」という概念から抜け出せない。

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半分、少女

※この記事にはセクシャル・センシティブな表現が含まれております

私はもうすぐ40歳を迎えるが、生まれてこの方男性との交際経験がない。
当然、性経験もない。
所謂「高齢処女」と言われる部類に属している。

だからといって実生活には何の不便もない。
生涯の伴侶になるかもしれない人が居なくて大丈夫か?とも問われるが
私は精神障害を患っているせいか、余計な負担を他人に背負わせたくなければ、ストレスを伴っ

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郷に入りては郷に従え

某匿名掲示板への書き込みで
ネットはもともと匿名の世界なんだからいきなり有名人が実名で文句を言うのはおかしい、お前らも匿名で書きこんでみろという書き込みがあった。

それがすっきりしたとか、マジ正論とか言ってる人たちが山の様に居て
どんだけ脳が便秘のインターネット老人が集ってんだろうと思った。

それは一つの意見であって正論でも真理でもないのだ。
少なくとも私はそう思う。

匿名掲示板は古からその

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ネットフェミニストについて

ネットフェミニストについて

某氏の風俗発言がまだネットを賑わせている。
もういいよって言うならほっとけよって思うんだけど
ほっとかないでギャーギャー騒ぐのがTwitterで
ギャーギャー言ってるのが「ネットフェミニスト」なんだよな。

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人を嫌いになる理由

人を嫌いになるには理由が必要だと私は思っていて、何となく苦手、とか何となく嫌い、とか
そういう曖昧な理由はあまり相応しく無い気がしている。

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死にたい弟と生きろと言えない姉

私の弟は社会不安障害である。
彼にとって「幸せな記憶」はほとんどない。
不幸せな記憶だけが澱の様に溜まって行って
彼は時折「死にたい」と口にする。

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目をつぶるのが怖い夜

真夜中、不意に
私は世界一孤独なんじゃないか、と思う夜がある。
誰かと繋がりたくてツイキャスを始めるけれど
誰も入室して来なくて結局途中で切ってしまう夜。
友達のキャスを覗いてみたら
知らない世界の話で盛り上がっていて
見なければ良かったな、と後悔して寂しくなる。
まるで、みんながワイワイと騒ぐ教室に
ポツンと一人で居るような。

話したい夜に限って誰も居ない。

我慢して眠ろうと思っても眠れない

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誰だって「個性」を持ちたい

そうタイトルに示したはいいものの
私は「普通」の方がなんとなくいい気がしている。
それは多分私が幼いころから
「まりもちゃんは変わった子だから」
「まりもちゃんは個性的だよね」
と言われ続けたからかもしれない。

でも多分これはないものねだりで
個性的だと言われたい人たちには贅沢な悩みだと思われるかもしれない。
誰だって「マイノリティーな存在」は憧れなのだ。

個性的だと言われたいからちょっと変わ

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生産しながら消費される性

音声作品業界は所謂「マゾの男性向け音声」で溢れかえっている。
仕事用のアカウントにはドM、貢ぎマゾの文字が躍り
音声や文字で男性を罵倒する。
そんな中で私は思うのだ。

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割れた金魚鉢

割れた金魚鉢

AV女優でコラムニストの戸田真琴さんの初監督作品の上映会×トークイベントに行ってきました。
「永遠が通り過ぎていく」というタイトルに込められた3つの短編。
「マリアとアリア」を見て、ふと5年くらい前の、あの日を思い出しました。

あれは最後の家族旅行から帰ってきた日。
いきなり母が泣き出し、「もう(お父さんと)一緒に居たくない」と言った日。
私は何かがひび割れる音を聞いて、お母さんを抱きしめて

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