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maribowl
2019年8月7日 00:00
小学校の行事でいった原爆記念館でみた一枚の写真。焼けただれた肌、焦げた衣服は皮膚に張り付き、絞り出す僅かな生命力で眼差しに絶望を湛えながら瓦礫のなかでこちらをみつめている。その少女はわたしと同じくらいの年頃だった。 原爆が投下された74年前、生活のすべてを変貌させた戦争。その悲惨な光景を目前にしながら、なぜこのカメラマンは少女に手を差し伸べることをせずに写真なんか撮っていられるのか?と