内定者インターンで気づいたらかき氷を配っていた話
こんにちは。23卒内定者インターンのメープルです!
タイトルの通り、「かき氷イベントを開催すること」が、私が内定者インターンとして初めてやったお仕事でした。題して、「かき氷祭り」!
どうしてそんなことが起こるわけ?それには、freeeの様々なカルチャーや価値観が深く関係しています。
インターンの私がfreeeに入って率直に感じたことを、「かき氷祭り」を通してお伝えします。
状況の説明。
私が配属されたのは、社内のカルチャー醸成を担う部署であるCulture Development(通称カルデブ)と新卒採用チーム。このかき氷祭りは、カルデブの中で行ったものでした。
freeeはオフィス移転のための引っ越し作業真っ只中。かき氷祭りは、その引っ越しを盛り上げるためのイベントだったのです。
かき氷祭りに至った経緯。
引っ越し作業の進む五反田オフィスで、かき氷祭りを開催するに至った理由は、
お祭り感 × 涼めるもの × 労い です。
荷物の梱包や仕分けといった引っ越し作業は、地味で面倒。でも、そのマイナスな気持ちで終わらせたくない。freeeらしくワクワクするものにするべく、引っ越しにお祭り感を出すことがキーワードとして掲げられました。
時期は8月、夏ど真ん中。私は、引っ越し作業のために出社するfreeers(freeeで働いている人)を、涼しいもので、労いたい!と考えていました。そこで、ちょっとした冷たいご褒美があるといいな、と思ったのです。
その1か月ほど前、交換留学先だった北欧・フィンランドから帰国した私は、日本の夏の殺人級な暑さと湿気に「こんなに暑かったのか!?」と恐れおののいていました。それで、冷たいものの必要性をものすごく感じたのかも、というのはまた別の話。
この企画段階で私が感じたことは大きく3つ。
freeeには、ワクワクを大切にする、楽しむ文化・マインドがある
新人にそんなにやらせてくれるの!?
やりたいことをもとに、やることを考える
「楽しいことをしよう」という考えが、会社の中で動機になるということは、とても興味深いです。ただ、日々の仕事の中で楽しさを見つけ、ワクワクと前向きな気持ちで日々を過ごす、ということは、働く人の心の部分に働きかける、とても合理的な考え方なのではないかと感じます。つまるところ、楽しい→作業効率が上がる、といったことだと現時点で解釈しています。
私に与えられたのは、「お祭り感」というキーワードと予算の二つ。あとは私自身の裁量で決めさせてもらえると。
何も実績がない・何も知らない・内定者の3Nの私に、企画段階から任せてくれるの!?とびっくりしました。ただ、全部自分でやれ!と投げられるわけではなく、フォローもしっかりしてもらえる。カルデブをはじめ、本当に沢山の方に助けていただきました。
(聞いていた話どおりじゃないか...)と、入社前に得た情報と自身が経験する実態がビタッとハマった瞬間でした。
私はこの入社前のインターンを通して、freeeの人を沢山知りたいという想いを持っていました。その私の目的をもとにしてタスクを振っていただいている感覚が強くあります。この、個人の希望を考慮してもらえるという点も、(聞いていたとおりだ...)と感じるものでした。
ちなみに:かき氷に関して私が気を配っていたこと。
ワクワクしてほしい
何回でも来てほしい
引っ越しが少しでも楽しくなるように、という想いをこめて、3N(何も実績がない・何も知らない・内定者)なりに、freeersの皆さんのワクワクを引き出す工夫を凝らすことにしました。
本格的な電動かき氷機をレンタルし、氷も商業的に使われているブロック氷に。見た目から「お、なんかすごいのがきたぞ!」と思ってもらえるものにしました。
また、トッピングも予算内で多種多様にできるように努めました。freeersに最終的に提供したのは、
王道シロップ三種(いちご・メロン・ブルーハワイ)、練乳、黒蜜、抹茶ソース、メープルシロップ、マスカルポーネクリーム、モンブランクリーム、きな粉、ココアパウダー。
皆さん思い思いの組み合わせを作ってくださっていましたが、かき氷祭り当日にかなり人気で黄金パターンと化したのは、抹茶ソース+黒蜜+きな粉。かなりレアで私のオススメだったのが、マスカルポーネクリーム+ココアパウダー=ティラミス風でした。
かき氷専門店に行くと、大盛りの満足感120%な量のかき氷が食べられます。しかし、今回のかき氷祭りのカップは小さめにしました。業務や休憩の合間に来ていただくことや、いろんな味を無制限で楽しんでもらいたいということ(子供のころの夢)、何回でも来ていただいて沢山のfreeersの方々と交流がしたいということを考慮した結果です。
かき氷祭りの結果。何が起こり、何を感じたか。
社内に知り合いが爆発的に増えた
社内SNSの活発さ、延いては社内コミュニケーションの活発さを感じた
2日間開催したかき氷祭りで配ったかき氷の数は100を超えます。中には複数回来てくださった方もいらっしゃいました。ちなみに、個人で食べたかき氷の数の最高記録は6杯!
かき氷をはさんで多くの方とお話しできたということは、これからfreeeを沢山知っていきたい私にとって、本当に嬉しいことでした。
また、社内SNSで発信をしていたおかげで、「かき氷の人」と認識していただけるように。イベント終了後に初めてお会いする方との挨拶で、まあまあ恒例なのが、
「初めまして、23卒内定者インターンのメープルです。」
「あ、かき氷やってましたよね」
というやりとり。まさかそんなに認知されているとは...!本当にありがたい限りです。
なにしろインターンとして入社してたった2週間、私のことを知る人はほとんどいないわけです。なのに、そんな私が発信した情報に反応し、イベントに参加してくださる人が沢山いたということには、驚きをもって大きな嬉しさを感じました。
イベント後、ありがたいことに「楽しい企画をしてくれてありがとう!」と言ってくださる方も。そんな風に言っていただけるなんて全く予想していなかったので、とてもびっくりしました。
社内でコミュニケーションが前向き・活発にとられること、フットワークの軽さは、ムーブメントを起こすことをアイデンティティとしている組織をまさに表す特徴なのではないか、と思います。
さいごに:ナーバスが楽しいに変化
新しい環境・知らない環境に飛び込むというのは、多くの人を緊張させること。私も例にもれず、このインターンが始まる前は緊張していました。
しかし今では、心理的安全性が高い環境でのびのびと、新しいことにチャレンジできています。
かき氷祭りをはじめとして、freeeで働くことを通して、元々抽象的概念として知っていたことに、具体的な経験と共に、改めて気づくということがいくつもありました。これが(聞いていたとおりだ...)という感覚につながっています。
また、つい数か月前まで選考していただいていた元就活生として思うことも。
入社以前に得た情報と、実際の乖離が少ないということは、採用においてとても本質的で合理的なものだと感じます。会社のありのままを開示して、合う人を探す。シンプルですが、きっと簡単なことでなく、freeeが自身のあり方に自信を持っているということでもあると思います。これが採用を通しての「マジ価値」(ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをすること)の体現方法なんだな、と思いました。
ユニークな経験を通して、1人のfreeerとしてスタートしたばかりですが、これからも沢山の経験を通して、成長していきたいと思います。
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