- 運営しているクリエイター
記事一覧
わたしはバケモノだった⑧
8・好きなことをする、初めて心の底から安心した日
わたしは、自分の家と東京のシェアキッチンでごはんやさんを始めることになりました。
わたしが出していたごはんは動物性のものを使わず、玄米菜食で無農薬、無添加、刺激物なしで作っていました。
これはわたしが自分が好きなごはんで、それをお店でも出していました。
家でもサーフィン仲間や友達にふるまっていると、わたしが出しているごはんは“マクロビオティッ
わたしはバケモノだった⑦
自分との向き合いとひきずっていた甘え
ジャンキーな彼とまだ会っている頃に、わたしはコロナにかかって14日間ほど自主隔離で家にこもっていました。はじめのうちは熱がでたり、不安になったりしていましたが、熱も引いたころにわたしは毎日、砂浜に寝ころんで休んでいました。
すこし、息が吸いづらかったものの砂浜で転がっていると心なしかそれが少し緩和されているような気がして毎日晴れている日に行きました。それ
わたしはバケモノだった⑥
6・繰り返す過ちは父性を求めていた
彼と別れる時ちょうどコロナが流行り始め、仕事もリモートワークになって会社に月の半分だけ出社すればいいことになりました。
実家に帰るつもりもなかったわたしは会社を挟んで間反対にある、海沿いの町に引っ越しをしました。彼と別れる一年前からどうしてもサーフィンがはじめたかったので、海から自転車で 5 分ほどの家に決めました。
33 歳にして、生まれてはじめての一人
わたしはバケモノだった②
2・恋人を傷つけること
大学生になって、SNSで趣味としてセックスをする人たちのコミュニティをみつけてちょくちょく見るようになりました。こんな世界があるかと思って怖いもの見たさでもありましたし、性的なことに興味もありました。
わたしは子どもの頃から太っていて、顔も性格も可愛くなかったので、わたしのことを好きになってくれる人もおらず、両思いになって付き合うようなことはありませんでした。勝手に思い