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荒れた畑をお豆の畑に。 お豆を「つくる」「よる」「加工する」などで 生まれる交流。 …

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荒れた畑をお豆の畑に。 お豆を「つくる」「よる」「加工する」などで 生まれる交流。 「お豆」を通じた「コミュニケーション」 "mamenication" ”mamenication”が発展してコミュニティになる。 それが『mamenity-マメニティ-』です。

記事一覧

さあ大豆の収穫だー

大豆の干場作り 暦は11月の中旬。実りの秋。 ついに念願の大豆の収穫。 でも、大豆は収穫したら干さないといけないので、まずは大豆の干場作り。 材料は竹を使い、干す…

mamenity
3か月前
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食べるよろこび

大豆もいいけど、枝豆も! 時は10月中旬。 草刈りも2回ぐらいしたので、草の勢いも小さくなって大豆たちは順調に成長中。 「大豆もいいけど、枝豆も食べたいよね!」 と…

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4か月前
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夏の恐怖!?真っ青!?草刈り

緑一面の畑 畑に行くと自分の目に映る光景のほとんどが緑色。 ちょっと見ないうちに成長している親戚の子供のように、夏の畑もちょっと見ないうちに草がどんどん成長して…

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4か月前
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誰もが知っている大切なこと

さあ定植!! ポットにまいた大豆は鳥にも見つからず順調に成長し、畑に定植できるぐらいの大きさに。 参加人数も最多の6人で、時間も1時間多めのスペシャル仕様で定植…

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4か月前
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悲劇は突然に訪れる

そこには何もない 悲劇とラブストーリーは突然にやってくるものなのか。 6月に入って、大豆の成長を見るために畑へ。 そして感じる違和感。 「先週と何かが違う」 よく…

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4か月前
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ついに豆まき

鹿は外、豆は内 豆まきといえば節分ですが、こっちの豆まきは畑への豆まき。 「鬼は外、福は内」というよりも「鹿は外、豆は内」という願い。 まく豆は前の年に自分の畑…

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4か月前
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隔てること、隔てないこと

お豆を守るためにしないといけないこと 刈った草もグングンと伸びてきた、春真っ盛りの5月。 できたらしたくないけど、やらないといけないこと。 柵作り。 富貴というと…

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5か月前
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作業ではないことの大切さ

2人組はいい感じ 3月に入ってもまだ肌寒い富貴。 「でも寒いと体も動かしやすい」という事で行われた第二回の草刈り。 4人の参加だったので、最初に2人1組に分かれて草…

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5か月前

荒地があるなら大豆を作ろう!

荒地が開発されるかもしれない!? それは2023年の初め頃。 富貴に荒地が増えてきているなーとは思っていましたが、その荒地が開発されるかもしれないという話を耳にしま…

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5か月前
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mamenityのはじまり

活動を始めたきっかけ ここは和歌山県の高野町にある「富貴」という小さな集落です。 僕はこの集落に移住して3年目の半農半会社員です。 2023年の春から「mamenity」を…

mamenity
5か月前
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さあ大豆の収穫だー

さあ大豆の収穫だー


大豆の干場作り

暦は11月の中旬。実りの秋。
ついに念願の大豆の収穫。
でも、大豆は収穫したら干さないといけないので、まずは大豆の干場作り。

材料は竹を使い、干す部分は長く切って、脚にする部分は少し短めに。
脚は3本を1セットにして紐でくくり、ちゃんと立つかテスト。

干場が完成してテンションが上がったので、畑まで少し距離があったのですが、車をあえて使わず、みんなで「わっせ、わっせ」と人力で

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食べるよろこび

食べるよろこび

大豆もいいけど、枝豆も!

時は10月中旬。
草刈りも2回ぐらいしたので、草の勢いも小さくなって大豆たちは順調に成長中。

「大豆もいいけど、枝豆も食べたいよね!」
という事で、記念すべきmamenityの初収穫として、枝豆を収穫しました。

「背丈はあまり大きくないけど、豆の数は多いなー」
とかキャッキャッ言いながら、遠足に行くバスの中ぐらい楽しそうに収穫。

天使と悪魔の囁き

「収穫しすぎた

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夏の恐怖!?真っ青!?草刈り

夏の恐怖!?真っ青!?草刈り

緑一面の畑

畑に行くと自分の目に映る光景のほとんどが緑色。
ちょっと見ないうちに成長している親戚の子供のように、夏の畑もちょっと見ないうちに草がどんどん成長していきます。
草も成長するけど、主役の大豆もしっかり成長中。

さて、草刈りをしていこう!という事で、みんなで鎌を片手に2人1組になって畝を決めて草刈り。
草を刈りながら成長の違う大豆を見て、「これは先輩大豆やな」とか言いつワイワイとやって

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誰もが知っている大切なこと

誰もが知っている大切なこと


さあ定植!!

ポットにまいた大豆は鳥にも見つからず順調に成長し、畑に定植できるぐらいの大きさに。

参加人数も最多の6人で、時間も1時間多めのスペシャル仕様で定植を開始。
季節は夏真っ盛りという事で雑草も多く、草刈りをしつつ、畝を作りつつ、定植をするという3段構え。

草刈りをしていると驚きの発見が。
鳥に全部食べられたと思っていた大豆がいくつか生き残っている!
その貴重な先輩大豆を刈らないよ

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悲劇は突然に訪れる

悲劇は突然に訪れる


そこには何もない

悲劇とラブストーリーは突然にやってくるものなのか。

6月に入って、大豆の成長を見るために畑へ。
そして感じる違和感。
「先週と何かが違う」

よく見ると、そこには何もない。
そう、大豆の芽がすべてないのだ。
そしてドラマの展開のように振り出す雨。

地元の人から耳にしていた「鳥にやられるで」。
この言葉をすぐに思い出した。

それは93年のドーハの悲劇、
小学生の時のゲーム

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ついに豆まき

ついに豆まき


鹿は外、豆は内

豆まきといえば節分ですが、こっちの豆まきは畑への豆まき。
「鬼は外、福は内」というよりも「鹿は外、豆は内」という願い。

まく豆は前の年に自分の畑で収穫した大豆。
豆や種を畑にまいている時に思うのは、「この一粒一粒から多くの大豆ができるなんて、すごい仕組みだな」という事。
自然の与えてくれる恵みを感じます。

クロス豆まき

さて豆まきをしようという事で畑に行ったのですが、そう

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隔てること、隔てないこと

隔てること、隔てないこと


お豆を守るためにしないといけないこと

刈った草もグングンと伸びてきた、春真っ盛りの5月。
できたらしたくないけど、やらないといけないこと。
柵作り。

富貴というところは、自然豊かであるがゆえに動物もたくさんいます。
特に多いのは鹿。
夜に車で走っていると、「ここは奈良公園かな」というぐらいの団体さんと出会う事もあります。

なので、これから作っていくお豆を守るためには、どうしても柵が必要にな

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作業ではないことの大切さ

作業ではないことの大切さ


2人組はいい感じ

3月に入ってもまだ肌寒い富貴。
「でも寒いと体も動かしやすい」という事で行われた第二回の草刈り。

4人の参加だったので、最初に2人1組に分かれて草刈り。
草刈りをするのに4人が固まってしまうとやりにくいし、かと言ってもみんなが散らばると交流が生まれない。
なので2人組がちょうどいい。

終わらない草刈り

話をしながら草刈りをしていると時間を忘れてしまう。
チャイムが鳴って

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荒地があるなら大豆を作ろう!

荒地があるなら大豆を作ろう!


荒地が開発されるかもしれない!?

それは2023年の初め頃。
富貴に荒地が増えてきているなーとは思っていましたが、その荒地が開発されるかもしれないという話を耳にしました。

色んな事情があるので開発される事も仕方ないと思う一方で、無機物が並ぶ景色は残念だなと思っていました。

そういう動きの中で、自分の中にあった「お豆」の気持ちが交錯して、”一人ではなくて、みんなでワイワイと荒地にお豆をまいて

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mamenityのはじまり

mamenityのはじまり


活動を始めたきっかけ

ここは和歌山県の高野町にある「富貴」という小さな集落です。

僕はこの集落に移住して3年目の半農半会社員です。
2023年の春から「mamenity」を立ち上げて活動を行ってきました。

この活動をより多くの人に知ってもらいたいと思い、noteに綴っていくことにしました。

この活動を始めた理由は、

①豆を作るのは楽しい
②自分が魅了された富貴という土地を知ってもらいた

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