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mamenityのはじまり


活動を始めたきっかけ

ここは和歌山県の高野町にある「富貴」という小さな集落です。

僕はこの集落に移住して3年目の半農半会社員です。
2023年の春から「mamenity」を立ち上げて活動を行ってきました。

この活動をより多くの人に知ってもらいたいと思い、noteに綴っていくことにしました。

この活動を始めた理由は、

①豆を作るのは楽しい
②自分が魅了された富貴という土地を知ってもらいたい
③荒地を畑として取り戻したい


この3つの想いが自分の中で交錯したからです。

畑で育てた大豆

①豆を作るのは楽しい

みなさんは豆、特に大豆を育てて収穫した事はありますか?
僕は家庭菜園レベルの畑しかしていないのですが、色んな野菜の中でも大豆を作るのが一番楽しいなと思っています。

何が楽しいかというと、マメな作業が多いからです。
大豆を収穫してからの干して、はたいて、選別してというこの一連の流れは、悪い言い方で言えば「手間」なんでしょうけど、僕からするとこの作業が「楽しい」のです。

そして重要なのは「一人」ではなく「みんなで」という部分と「作業」ではなくて「コミュニケーション」という部分。

自分が子供のころに、普段はそんなに話のしないおばあちゃんと豆の選別をしていた時、いつもよりコミュニケーションが円滑になり、色んな話をした事を覚えています。

大豆を作るという作業ではなくて、コミュニケーションの真ん中に大豆があるという感覚。
コレは楽しい!
自分以外の人たちにもこの感覚を共有したいというのが一つの想いとしてありました。

枝豆として収穫

②自分が魅了された富貴という土地を知ってもらいたい

富貴に移住して3年目、週末移住の時期を含めると7年目。
なんとなく遊びに来たこの土地も、今や自分にとってはとても大きな存在になっています。

魅了された部分は大きく2つで
1.自然が豊か
2.地元の人が温かい

元々田舎出身なので、田舎独特の雰囲気は分かっていたのですが、富貴はなんだか違う雰囲気だなと徐々に感じてきて、どっぷりハマりました。

こればっかりは言葉でいくら書き綴っても伝わらないので、あまり多く書くことはやめておきますが、自分が魅了された富貴という土地を「同じようにハマる人はいるだろうな」という想いと、「その感覚を共有したいな」という想いを持っています。

このmamenityの活動を通じて富貴という土地を知ってもらえたら良いなというのが二つ目の想いです。

自然豊かな富貴

③荒地を畑として取り戻したい

元々高野山の宿場町として栄えた富貴も時代の流れの中で人口は流出し、豊かな自然の中にも荒地が散見されるようになりました。

地元の人から「昔はここに棚田があった」とか「この斜面にはタバコ畑が広がっていた」という話を聞くと、昔はいい景色がここにあったんだなと思いました。

微力かもしれないけど、この荒地で大豆を育てて少しでも昔の風景を取り戻せたら。
大豆は多少荒れていても作りやすいし、畑も豊かにしてくれるし。
これが三つ目の想いです。

この荒地を大豆畑に

最後にまとめ

長々と書きましたが、このような想いからmamenityの活動が始まり、去年から実際に畑を整理して大豆を作るというところまではトライしてみました。

次からはどんな1年だったのかという事を書き綴っていきたいと思っています。

もしこの活動に興味のある方はコメントやメールを頂けたら嬉しいです!
mamenity.fuki@gmail.com

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