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さあ大豆の収穫だー


大豆の干場作り

暦は11月の中旬。実りの秋。
ついに念願の大豆の収穫。
でも、大豆は収穫したら干さないといけないので、まずは大豆の干場作り。

材料は竹を使い、干す部分は長く切って、脚にする部分は少し短めに。
脚は3本を1セットにして紐でくくり、ちゃんと立つかテスト。

干場が完成してテンションが上がったので、畑まで少し距離があったのですが、車をあえて使わず、みんなで「わっせ、わっせ」と人力で畑まで運ぶことに。
ちょっと神輿みたいで楽しかったです。

完成した大豆の干場

さあ収穫だー

干場の竹を持って畑に到着。
胸の高鳴りとは裏腹に、何だか畑は寂しい様子。

「何かが違う!」
「この感覚は前に味わったことがある。」
「ま、まさか・・・」

畑に入って大豆を探す。
「な、ない、大豆がない」
熱していた鉄が一気に冷めていくように、さっきまでの高鳴った気持ちは急降下していく。

冷静になって周りを見渡せば、所々で柵が倒れている。
たしか、少し前に雨風の強い日があったなあ。
その時に柵が倒れて、畑に鹿が入って食べられたんだな。

寂し気な畑と倒れた柵

結果ではなく過程が大事

よく見てみると、鹿が食べ残した何粒かの大豆は発見。
せっかくなので、それだけを収穫して終了。
これにて2023年のmamenityの活動は幕を閉じました。

「あの時に枝豆を食べておいて良かった。」
「今年は色々あったけど良い勉強ができた。」

結果よりも過程が大事。
残らなかった豆と残った思い出。
また来年があるさ!

新たな希望を胸にいただき、少しばかりの大豆を握りしめて、僕らはまた歩んでいく。

きれいに食べられた大豆

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